大潮後の中潮1日目(旧暦 2/2)
満潮: 06:16
干潮: 11:40
日の出: 06:23
おそらく2月最後の釣行。
釣りの後に出掛ける予定なのでサクッと釣って早めに上がりたいという目論見。
早めに着くと何台か車は停まっているけど、堤防は無人でとりあえずPPに入る。
潮回りもいいし、そろそろイカを釣りたい。
いつものように邪道餌木V2とV3にカマスの塩漬けとキビナゴをセットする。
まずはオーソドックスにV2+キビナゴ。
Windyの予報だと北東風のはずだったが、弱い西風。
PPだと追い風になるのでありがたいけど、その後の展開を考えると悩ましい。
今回はなんとなく底中心に攻めてみる。
自分のなかのイメージとしてはスルメは中層、ヤリイカは底中心に攻めるといいことが多い。
方向を変えながら投げてみるが反応なし。
根気よく投げるが全く反応がないのでV3に替えて少しでも遠くまで投げてみる。
向かい風ではないので距離はそこまで変わらない。せいぜい10~15m伸びるだけ。
それでも可能性はすこしは変わるだろうと思ってフルキャスト!
SLSロッドでもV3をフルキャストしているとかなり疲れる。
30分くらい頑張ったが、さすがに疲れたのでV2に戻す。
大佐とここさんは内側でカマス狙いを始めており、アタリが出始めた様子。
イカはあきらめてカマス釣りに行くか悩むが、冷蔵庫にカマスのストックはあるのでカマスは数を釣りたいわけではないので、もう少し粘ってみる。
キビナゴとカマスの塩漬けをローテーションさせていろいろな可能性を探ってみるが全く反応がない。
カマス釣りと違ってイカ釣りは本当に「辛抱の釣り」。
以前はアオリ狙いでランガンしてたこともあるけど、結局この「辛抱の釣り」に耐えられなくて最近はメインをアオリ狙いにすることはなくなった。
5時を過ぎてさすがに粘る気力もなくなったので内側でカマス釣りを始めることにした。
大佐に状況を聞くと今回もフォールには反応しないで巻きの釣りが有利らしい。
巻きの釣りならとりあえずダイソーVJを使ってみる。
最近は純正のダイソーVJを使っていなかったが、今回は準備する時間があったので新品のダイソージグヘッドのフックを前後ダブルフックに交換して、ワームもダイソーのものを用意した。
ちょっと軽めに40mくらい投げて表層を引いてくると1投目からヒット!
一時期ダイソーVJが不調だったけど、復活してからはさすがのアピール力を発揮してよく釣れる。
ミズカマスのような暴れ方で上がって来たのはいい型のアカカマス。
2投目もヒットしたがこれは途中で外れてしまった。
果敢にアタックして来るけど、食い込みは浅い感じ。
3回投げてやっとフッキングする感じ。
食いが浅いなら小さいワームのほうが有利と思いボトムドライブ+グラスミノーM夜光にチェンジ。
表層を引いてくると盛んにアタックしてくるがなかなか乗らない。
追いかけてついばんでいるようで、もうすぐピックアップという所でやっとヒット!
何投かしていると尻尾を切られてしまった。
入れ食い状態ならそのままやるけど、そこまで活性が高いわけではないのでワームを変える。
グラスミノーでも食い切らない感じなのでさらに小さくしてダックフィンビームをSoareXR で投げてみる。
表層を引いてきたがアタラナイ!
あれ?沈んだ?と思って少し沈めてみたがやはりアタラナイ。
どうやら距離が足りていないらしい。
強くはないが向かい風なのでSoareXR +7gのジグヘッドだとしっかり投げないと届かない。
フルキャストして40mくらい飛ばすとやっとアタッタ。
ふだんは長い竿を使っているので距離が足りないという事はあまり起きないが、アジングロッドだと向かい風の時はちょっと辛い。
投げるのがうまい人なら気にならないくらいの風なんだろうけど、ふだん道具の力で投げているのでこういう時に腕の差が出てしまう。
ダックフィンビームでも釣れたけど、距離が足りないせいか効率が悪いのでBlueccurent+ダイソーVJに戻す。
やはりあまり近くには居ないようで遠投したほうがアタリが増える。
アタリが増えてもだんだん食いが悪くなってきて、「アタルけど乗らないパターン」に突入。
ダイソーVJが一番アタリが出るが食い込みは悪い。
それならということでシャローミノーを投入。
これでもアタリは出るが乗らないという状況は変わらない。
ワームなら尻尾をかじるだけで乗らないというのはわかるけど、テールにフックがついているミノーでも乗らないというのはよく理解できない。
食って来ているのではなくじゃれついてるだけ?
何度か投げ直すとやっとヒットしたが抜きあげる瞬間にポチャリ!
掛かりが浅かったか?
たくさん釣れている時なら気にしないけど、激シブの状況でのポチャリはイタイ!
その後もなんどかアタリはあったが乗らないので、一番反応がいいダイソーVJに戻す。
しばらくはアタリがあったがすぐに全くアタラなくなってしまった。
大佐のほうも同じ様子で早々と次の種目に変更。
今回は前情報で「釣れなくなったら移動したほうがいい」と言われていたので移動することにした。
一度堤防の上に上がって内側を見回すが奥の方は人が沢山いて入り込むのはちょっと難しそう。
そこで、機動力を生かしてマル秘ポイントへ。
まずは風を背負う場所でシャローミノーを大遠投。
80m以上飛んでいる。
静かな海面なので上には居ないと思うが、まずは表層から。
全く反応なし。
中層、底、と探るが反応なし。
ちょっと移動。
投げにくい場所だけど頑張って投げる。
ダイソーVJ、シャローミノーと投げるが全く反応なし。
情報によるとここにいるだろう?という事だった(自分もここだと思ってた)けど居ないらしい。
時間もないのであきらめて戻る。
私が遠征している間に大佐がキロアップのアオリイカを泳がせでゲットしたらしい。
あまり時間もないのでもう一度内側でシャローミノーで探ってみようと思いキャストするとブチッ!といやな音とともにシャローミノーが飛んで行ってしまった!
冬用のグローブは気を付けて投げないとラインが引っかかって高切れしてしまう。
釣れてる時なら仕方ないけど、どうでもいい所でロストしてしまった。
リグを組み直す気力もないのでこの時点で終了にしました。
釣りの後は嫁と待ち合わせして河津へお花見に行く。
割と早めの時間だったので車は止められたけど、平日なのにすごい人出でした。
去年は少し早い時期に行ってしまったけど、今年はちょうど満開の情報が出たところで行けたのでお花見自体は大満足でした。
今回の釣果:
アカカマス 4匹
今回の反省:
今回もイカ狙いは空振り。やはり朝マヅメ狙いは厳しいのか?
前回のここさん、今回の大佐と泳がせだけどアオリイカが釣れているのでスルメ、ヤリよりアオリを狙ったほうがいいのか?
カマスは「激渋&短時間」で完敗。
ストックがあるからたくさん釣る必要はないけど、ゲームとしての釣りはたくさん釣りたかったところ。
反省点としてはローテーションのタイミングが早すぎた。
もう少し、状況を見極めてから変える必要があったと思う。
高活性で手返しの良さを求められる場面と激渋でなかなか食わない状況では当然攻め方が違う。
時合い後は港内の深場に移動していると思っていたが、居なかった(?)。
居るけど反応しなかったという事は考えにくい…。
このまま居なくなるか、ムラがあっても釣れ続けるか、状況を見守るしかないかな…。
今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: 900円くらい(シャローミノー)
釣果カウンター
カマス 101匹
メアジ 4匹
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