ショアジギ&カマス2023その12 ~マッチザベイト~

釣行記

大潮前の中潮2日目(旧暦 8/13)
満潮: 02:18
干潮: 09:18
日の出: 05:34

今回は仕事のほうは連休だったので準備は十分。

あわよくば、「前日の夜から別の釣りをしてから行こうかな?」とか考えたけど、現実はそこまで暇じゃなかったのでいつものパターンで!

駐車場に着くとここさん仮眠中。

他にも何台か停まっている。

あまりいい情報は出回っていないのにみなさん頑張りますね。

持ち物の準備は出来てたけど、ラインその他の準備はまだだったので堤防上でゆっくり準備開始。

今回の道具立てはMonstersurf、簡易修理完了のRUNWAY、SoareXRの3本。

青物も含めてマルチに対応させるには負荷が20gまでのBlueccurentでは少し荷が重いので30gまで投げられるRUNWAY復帰は大きい。

SoareXRは前回、根掛かりして終わったのでまずはFGでリーダーの結束から。

その他はミズカマス対策のリーダーの先糸(ナイロン8号)の結束。

弓角用のリーダーも短いものしか残っていないのでフロロ4号2.5mでいつでも投げられるように遠投マウスに付けた状態でスタンバイ。

準備が終わった頃、お目覚めのここさん登場。今日は大佐はお休みとの事で2人で並んで開始。

まずはダイソーVJで探っていく。

ここ最近はカマスはかなり渋い状況が続いており、前日もかなり厳しかったらしい。

潮回り的にも大きく状況が変わる可能性は低いので「釣れたらラッキー」ぐらいの気持ちでいるほうが良さそう。

近距離、遠距離、上から下まで探るがやはり反応なし。

いちおう、ボトムドライブに替えて探ってみるがやはり反応なし。

距離はダイソーVJのほうが出るのでもう一度戻してやり直し。

全くアタラナイ。

ここまでアタラナイと捜索範囲が広すぎて疲れる。

底まで落として中層まで巻き上げたところで一度だけアタリがあったが残念ながら乗らなかった。

渋い時はこういうアタリをものにできるかどうかが最終的な釣果に差が出るんだよなー。

同じ辺りを通してみるが案の定アタラナイ。

しばらく投げていると、堤防の真ん中あたりで投げていた人がカマスを上げた。

「上でしたよ。そんなに遠くない」とのことで表層狙いにチェンジ。

表層を引いて来ると確かにアタル。が、乗らない。

しかも、毎回アタルわけではない。

アタリ方が渋いのでボトムドライブに変えてみる。

すると、何投目かでやっとヒット!

ブンブン頭を振って暴れるが、慎重に巻いて来て無事にキャッチ!

まあまあいい型のミズカマス。

これなら十分食べられる。

さあ、活性が上がって来るかと思ったら、意外とそうでもない。

まわりでもどんどん釣れているわけではなく、みんな苦戦している。

アタリが集中したのはほんの数分ですぐにアタラなくなってしまった。

たぶん多い人で3匹くらいか?

Yさんもバラしてばかりでキャッチできたのは1匹だけだったらしい。

虎の子の1匹で泳がせ開始。

自分もカマスの反応があまりにもないのでちょっと早いかな?と思いつつも弓角にチェンジ。

お試しで軽く投げて巻き始めると、いきなり出たが乗らず、追い食いもして来ない。

ピックアップ寸前の挙動をチェックするとあまり回っていない感じ。

それが反応の良しあしと関係あるかどうかは分からないけど、良く回ったほうが良さそうなのですぐに違う弓角に替える。

今度はフルキャストして巻いて来るが、出てこない。

回転をチェックすると、さっきのよりはよく回っている。

結果的には「回るかどうかは気にせずすぐに投げる」が正解だったのかもしれない。

この辺の判断は難しい。詳細は後述。

その後弓角を投げ続けても全く反応が無いのでメタルジグに変更。

細身のワインド系のジグを中心に底を意識して投げるが反応なし。

ヒラヒラ落ちる物も使ってみるがこれもまた反応なし。

時々、ベイトが追われて水面から飛び出して見えるがイーターの正体が分からない。

ダツかな~?という雰囲気だったけど、内側でショゴらしきボイルがあったという目撃証言があったので内側に行ってみる。

まずはブローウィンを投げてみる。

外側だと追い風なのでかなり飛んだが、内側は向かい風なのであまり飛ばない。

フルキャストしても40mくらいしか飛ばない。

早巻き、ショートジャークなど色々なアクションで引いてみるが反応なし。

追いかけられてるのは7~8cmくらいのトウゴロウなので小さめのルアーのほうがいいのかな~?と思ってセットアッパー97S=DRに変えてみる。

サイズは小さいが飛距離は同じくらい。

投げている間も時々トウゴロウが飛び出すことはあるけど、ルアーへの反応は無し。

前日は外側でトップウォーターでの釣果があったという事で、ポッパーを投げてる人もいるけどそちらにも反応は無い様子。

ほかの人の様子を見ながら巻き巻きしていると突然手元にガツンと衝撃が!

いきなり下に引っ張られる!

初めはオオモンハタかと思ったけど、その後の走り方はハタよりはるかに速い。

ショゴだ~!

PE1.2号に合わせてドラグを調整しているのでほとんどドラグを出されることは無いけど、足元で下に潜ろうとするときはかなり力強く引く!

引きを楽しみたいけど、遊んでいてバレると嫌なので早めに抜きあげるといい型のショゴでした!

テイルのトリプルフックがガッチリ掛かっていたけど、1本は折れていた!

やっぱり遊ばないでよかった。

使い始めてから一度もフックを交換したことがないので少しサビていたのかも?

トウゴロウを追い回していた正体はこいつだったみたい。

激渋の中で大金星ゲット!

群れでいればもう一匹釣れるかと思ってさらに投げてみたが、その後は反応はなく内側狙いは終了。

外側に戻ってメタルジグを投げてみるが相変わらず何の反応もなし。

カマスなら一匹ぐらい釣れるだろうと思ってワインドで狙ってみる。

カマスが居ればそれなりに反応が得られるはずだけど、全く反応が無い。

反応が無いとどうしても厳しいところを攻めてしまうので今回も根掛かりしてしまった。

ナス重りでレスキューを試みたがラインを緩め過ぎたらしく、メインラインから切れてしまった。

この時点でSoareXRはお役御免。

残りの時間は弓角を投げる。

前回の釣行から自作マウスに金属製パイプを付けて糸絡み防止のテストをしているが、結果はかなりうまくいっている。

YouTubeを参考にダイソーで買ったステンレス製のストローを切ったものをマウスのボディーにビニールテープで巻きつけ、それに弓角を掛けて投げる。

利点は
①糸絡みの確率がかなり下がった。

②投げやすい。マウスから下のリーダーの長さが半分になるので後ろの物や人に接触する可能性が低くなったので投げる際のフォームにも余裕が出来て飛距離も伸びたかも(?)

デメリット
①時々パイプから弓角が抜けないでそのまま帰って来ることがある。

糸絡みと合わせても何も対策しない時よりはトラブルの確率は低いので良しとするべきでしょう。

あとはたくさん持っている弓角の中でよく回るものとあまり回らないものがあるので、それの選別。

以前、選別をしたけど、何の印もつけなかったのでどちらがいいほうか分からなくなってしまったのでもう一度やり直し。

今回はよく回るものには〇。イマイチの物には×を付けた。

いろいろな作業をしながら弓角を投げ続けても何の反応もないので終了としました。

②リーダーの長さ…YouTubeとかで見てるといろいろな意見が上がっている(長さ関係ないとか)けど、ホームでの定番は2.5~3m。これは私だけあまり釣れなかった時に釣れてる人と比べて違ったのは「リーダーの長さ」だったので、自分としてはある程度確信をしている。

今回の釣果:
ショゴ 1匹
ミズカマス 1匹

今回の反省:
今回、釣行前に決めていたメインテーマの一つが弓角の検証。

以前からいろいろ試してみたいことはあったけど、当日の準備さえままならない状況が続き、新しい試みなど出来なかった。

今回は釣行前日も休みだったのでいろいろ下準備は出来たのでいろいろ試してみた。

今のところ、弓角で釣るために必要な要素は順不同で

①弓角の色…Y名人は「白」一択で十分との事。私は「シルバー」推しです。

②リーダーの長さ…YouTubeとかで見てるといろいろな意見が上がっている(長さ関係ないとか)けど、ホームでの定番は2.5~3m。これは私だけあまり釣れなかった時に釣れてる人と比べて違ったのは「リーダーの長さ」だったので、自分としてはある程度確信をしている。

③弓角の回転…これが一番分からない。Y名人の意見は「回らなくてもいい」。実際、新しく発売されたジャッカルのジェットローやリトルジャックのAMEZAIKU JPなどは必ずしも回ることを想定していないので、弓角も回らなくてもいいのかも?この点はさらに検証が必要。

④マウス等による波紋…なんの細工もしていないジェット天秤より自作マウスのほうがよく釣れている気はする。

他のルアーも極めてるわけではないけど、弓角は特に始めたばかりなので分からないことが多く、伸びしろも大きいので面白い。

⑤糸絡みしない仕掛け…リーダーの素材、太さ、長さ、その他の要素

前回までの検証も含めて④、⑤についてはほぼ固まって来た。

・リーダーはフロロ4号で2.5m~3m

・本体にステンレスパイプを付ける(次回作成分からは本体一体型とする予定)

弓角自体はYさんに自作弓角を見せてもらった。同じレベルで作れるとは思わないけど時間があれば自作したい。

ショゴが釣れたのはセットアッパーのおかげ。

追われているトウゴロウが小さいかったので小さめのプラグのほうがいいと思って変えてみたが、帰ってから捌いた胃袋の中身を見て納得した。

出てきたのはアジ!

トウゴロウではなく直前に食べたアジにマッチしていたという事らしい。

やっぱり「マッチザベイト」って大事ですね!

今回の支出:
交通費: 370円(西湘バイパス)
ロスト: 200円くらい(ワインドワーム 1セット)

釣果カウンター
ブリ 1匹
アカカマス 167匹
メアジ 4匹
シロギス 1匹
カサゴ 1匹
ショゴ 9匹
ミズカマス 62匹
ヒラソウダ 15匹
ゴマサバ 2匹

リリースサイズ
カサゴ 2匹
ミズカマス 多数
ワカシ 多数
ムツ 1匹
チャリコ 1匹

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