ショアジギ&カマス2023 その2 ~ナブラ打ち~

釣行記

長潮(旧暦 5/25)
満潮: 23:10
干潮: 06:42
日の出: 04:38

前回までのロックショア遠征で思った通りの結果が出せなかったので今回も「もう一度、行っちゃおうかな?」とか少しだけ思ったけど、さすがに3回連続ボウズはつらいし、ホームでもそこそこいい情報はあるので、久しぶりにホームに行く事にした。

いつもの時間に着くと、最近早めの出勤のここさんが早々と浮釣りをしている。

まだ何のアタリもない様子。

ほぼ1カ月ぶりにお会いしたので、お互いの近況報告。

ホームではカマスは相変わらず釣れているけど、日ムラが大きい。青物もポツポツ出ているけど、例年とパターンが違う様子。

割と早い時間から釣れ始めるようなので急いで支度をする。

今回の道具立てはメインはRUNWAY、カマス用のサブにBlueccurent、青物用にワールドシャウラの3本。

まずはダイソーVJでカマスサーチ。

外側、先端方向、内側と順に上から下まで探ってみるが反応なし。

まだ時間的に早い様子。

一応、メタルジグも入れてみる。

ビッグバッカージグのグローストライプ30gを投げる。

風はほとんど吹いていないのでよく飛ぶが、魚からの反応は無し。

さて、次はどうしようかな~と思っていたら大佐登場。

先週、お祝いに駆けつけてちょっと話をしたけど、一緒に釣りをするのはほぼ1カ月ぶり。

漁船も出て来て割と広範囲で操業している。

自分は内側で投げていたが、開始早々、大佐がカマスを上げる!

最近、後から来てサクッと釣るのが流行っているのか…💦

この時期は何事も早めに対応しないと手遅れになるので素早く移動。

沖向きにダイソーVJを投げるとかすかにアタル。

同じコースを引くとやはりアタルが乗らない!

かなり食いが渋い。

最近「フォールより巻き続けたほうがアタル時もある」という事に気が付いて試しているが、釣り始めはかなり渋かったので、ただ巻きを多めにするとやっとヒット!

かなり頭を振って暴れるのでバレないか心配しながら慎重に抜きあげるとまあまあの型のアカカマスでした。

かなり漁船が近くまで寄って来て操業しているので投げるタイミングが難しい。

そんな中、隣で投げている大佐はどんどん釣って行く。

やはり腕の差が出る。

渋いといっても1,2カ月前のもたれるようなアタリではなく、「勢いよく噛みついて来るけど尻尾だけ」みたいな感じなのでボトムドライブに変えてみる。

すると、狙い通りヒット…するが、バレてしまう。

いつも使いまわしの物を使っているので刺さりが悪いのか?

何度か投げ直すとやっと2匹目をゲット。

気が付くと漁船の半分ぐらいは中に入って行っている。

最近はここからの展開が早いのですぐに移動する。

いつも後手に回るので今回は待ち伏せ作戦で行ってみる。

一気にステージまで行って投げる。

アタラナイ!

漁船の動きもバラバラ。漁師さんもあまり釣れているようには見えない。

あっという間に漁船も居なくなった。

すぐに一番奥まで移動する。

雰囲気的に魚が居ない気がする…。

とりあえずサーチベイトとしてダイソーVJを投げてみるがやはりアタラナイ。

シャローミノーとついでにキャロでダブルクラッチも入れてみたけど全く反応なし。

深い追いしても結果が出そうもないのでカマスは終了。

先端にもどって青物狙い開始。

いつものようにミノーから入って、一軍ルアーをローテーション。

だんだん風が強くなってくる。

ミノーだと距離が出にくくなってきたのでメタルジグやモンスターショットなど重量級のルアーを投げる。

ななめ後ろから吹いていた時はまだよかったけど、完全に横風になるとかなり飛距離に影響してくる。

7時を過ぎたころから沖の方でナブラが出始める。

出たり消えたりを繰り返して、少しずつ近づいて来る。

ひたすら重たいルアーを投げていると疲れるので合間はRUNWAYでカマス釣り。

隣の人がジグサビキでミズカマスを上げていたのでボトムドライブで狙ってみる。

すると割と近めの中層でアタッタ!

型は小さいがいい引きをする。

本当は3~5gぐらいのジグヘッドでやりたいけど、風が強いので10gでやっと沈む感じ。

カマスの処理に手間取っていると大佐から「ジョーカーさん出たよ!」と声が掛かった!

射程距離内でボイルが始まった!

まず、近くに居た若者が掛けた。

若者の仲間が集まって来て、投げようとしても危なくて投げられない。

大佐が注意してくれてやっと投げられる状態に。

ワールドシャウラにモンスターショットを付けてフルキャストするが、横風が強くなかなか届かない。

繰り返し投げて、3投目。

ラインが風で引っ張られているので5カウントくらい沈めてから中速ただ巻きで引いて来るとズドン!!

手元にすごい重量感!

突っ走る感じではないけど、グイグイ引っ張られる。

先に掛けた若者はライトタックルなので、時間を掛けてテトラに降りて取り込むことを選択したようで移動して行った。

自分は初めからブリ狙いなのでワールドシャウラ+ツインパワーにPE2号+ナイロン35lb.なのでスペック的には余裕がある。

しかし、こんな大物掛けたのは久しぶりでしかも堤防からは初めて。

いつもはサーフとかゴロタなので最終的にずり上げれば取れるけど堤防だとタモ入れしなければいけないので考える事がいっぱいある。

時々突っ込むような引きを見せるけどリールのパワーで少しずつ巻いていく。

出来るだけ冷静に対応しようと心掛ける。

それにしても風が強い。

引きを楽しみつつも、風で帽子が飛ばされそう左手はリールのハンドルより帽子を押さえる時間のほうが長くなってしまう。

引きが少し弱くなってきたところで一気に巻き上げると水面まで浮いて。

しっかりブリサイズありそう!

さあ、ここからどうしよう?と思った次の瞬間、

水面でブリが最後の抵抗で思いっきり首を振った瞬間、モンスターショットが弾き飛ばされてしまった!

痛恨のフックアウト!

しばし呆然…。

「チックショー!」

普段釣り場ではほとんど大きな声は出さないけど、思わず叫んでしまった!

その後もあちこちでボイルは出るけど、なかなか射程距離内には入って来ないので後ろ髪を引かれる思いで終了としました。

今回の釣果:
アカカマス 2匹
ミズカマス 3匹

今回の反省:
ホームに通うようになってカマスはある程度経験を積んでそこそこの成績を収められるようになってきた。

いつも、カマスを釣りながら青物を仕留める人たちをみて、「自分もルアーで大きな青物を捕りたいな!」と思っていた。

今回はバレてしまったが、夢への第一歩を踏み出せた感じかな?

今回はYさんをはじめ地元エキスパートが居なかったのでアドバイスしてくれる人が居なかった。

後になってYouTubeの動画でYさんが「イナダは時間を掛けて弱らせてから…」と言っていたのを思い出した!

普段いろいろな人の映像を見ていると井上友樹さんみたいにヒラマサでも有無を言わせず瞬殺するような捕り方をする人もいて、頭の中をしっかり整理しておかないといざという時、情報として役に立たない。

釣りはいろいろなやり方があるけど、最終的にはその場の状況次第なのでホームではホームのスタンダードに従うのが一番確実なんだろうと思う。

来週もまだ居るだろうからしっかり狙っていきたい。

今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: なし

釣果カウンター
アカカマス 160匹
メアジ 4匹
シロギス 1匹
カサゴ 1匹

リリースサイズ
カサゴ 1匹
ミズカマス 4匹
ムツ 1匹

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