ショアジギ&カマス2023その20 ~準備とタイミング~

釣行記

長潮(旧暦 10/10)
満潮: 23:02
干潮: 06:04
日の出: 06:23

前回は久しぶりに大漁だったので今週も沢山釣りたいけど、長潮なのであまり期待はしていない。

今回も準備が全く出来ていないので、そこらじゅうに転がっている道具をかき集めて出発。

車は何台か停まっていたけど、みな車で待機中のため堤防には誰もおらず、PP確保。

まずはエギング。

いつもは先端で餌木を投げている人がいるのでテトラでばかりやっているけど、今日は誰も投げていないのでスレてないから釣れるかな?と思って、まずは先端で投げてみる。

前回メタルジグで釣り上げた軍艦グリーンをフルキャストしてカウントダウンしていると沈み方がおかしい…⁈

あおってみるとなんだか重たい。

テトラでやるより水深があるから水圧のせい?

それとも海藻でも引っ掛けたかな?と思って回収してみると…

まさかのちびイカが付いてた!

アオリイカなら大きくなることを期待してリリースするんだけど、アオリイカではないのでキープ。ケンサキイカかな?

まさかの一投目でイカが釣れたので幸先がいい。

その後、方向を変えて何回か投げてみたけど反応が無いのでいつものようにテトラへ。

いつもは手前から投げて行き、餌木を変えて戻って来るパターンだけど、今回は奥から投げ始めてみる。

堤防に上がる梯子の所から開始。

先端と比べてかなり浅い。

あっという間に底に着く。

3方向に投げて選手交代。エビキューを使用。

反応が無いので移動。

今度はエビキューから投げて、軍艦グリーンに交代。

ここでも反応が無いのでまた移動。

いつもトラブルが起こる足場の高いテトラ。

さすがに3回目なので慎重にあおって来る。

気を付ければ水面から飛び出してしまう事もなく回収。

いつもは「餌木の交換」という手間を省くため行きと帰りで違う餌木を使う方法をとっていたが、その都度交換したほうが効率はいいのか?

結局、エギングは初めの一匹だけでその後は何の反応も得られず終了。

カマス狙いの準備に入る。

ダイソーVJ+浜王、ダイソーVJノーマルを基本にBlueccurent用にはボトムドライブ+グラスミノーMを用意しておく。

まずは浜王から。

私が開始する前にここさんはサクッと1匹カマスを釣っていたけど、その後はアタリはない様子。

いつものようにとりあえず表層を引いてみる。

異常なし。

少しずつ刻んでもいいけど、早めに結果を出しておきたいので真ん中より下を狙う。

底まで25カウントなので、15カウントから開始。

ただ引き、フォールを入れたりいろいろやるけど反応は無し。

いつもなら漁船が出てきている時間だけど、今日は一艘も出てきていない。

漁師さんも今日は魚が居ないと見込んでいるのだろうのだろうか?

正面方向は何回投げても反応が無いので先端方向に投げてみる。

正面にフルキャストしてカウントダウンしている時に話しかけられたので、話しながらフォールさせていると突然手元にアタリが伝わって来た。

慌ててラインを止めて巻き始めると乗った! が、すぐにバレてしまった。

しゃべっていたから何となくしかレンジが分からない(-_-;)

同じ辺りに投げて一度底を取ってから巻き始めると2回目のフォールでヒット。

引き方からしてあまり大きくはない。

慎重に巻いて来てもうすぐという所まで来てバレてしまった。

薄明るくなってくると、内側でアタリが出始めた。

気が付くと周りには誰も居なくなって、みんな内側で投げている。

釣れない所で粘ってもしょうがないので自分も内側に移動する。

先端付近ではMさんが順調に釣り上げているが、まわりの常連衆は苦戦している様子。

カマスはそれなりに居るのだろうけど気難しくて微妙なことで差が出るのだろう。

一番端に入った私には全くアタラナイ💦

技術の差なのか場所のせいなのか…。

Mさんは底の方だよ!と言っているけど、近くで投げている大佐は上で釣れた!と、情報も入り乱れている。

いろいろ試してみないといけない。

ただ巻きだとほとんど反応が無いのでゆっくり目でフォールを入れて引くとやっとヒット!

しっかり合わせを入れているけど、抜きあげて堤防上に降ろすとすぐにフックが外れてしまった。

まだ合わせが悪いのか、そもそも針が悪いのか?

なかなか的を絞り切れず7~8投して1匹掛かる程度。

それも抜きあげる直前にバレてしまった。

大佐が「今日はフォールによく反応してるな~」と言っていたので、もともとフォールは入れていたけど、巻く速度を上げてフォールとのメリハリをつけるとアタル確率が上がった!

この誘い方で2匹立て続けに釣れたが、その後パタリとアタリが止まってしまった!

ホントによくアタッタのは10分程度?

相変わらず渋い状況が続いている。

泳がせ勢は早々に上に上がって釣り始めているが、まだアタリはない様子。

自分はもう少しカマスを探して内側で移動してみる。

かなり奥のほうまで浜王とメタルジグを持って探してみたけどカマスは見つからず先端に戻る。

検証の続きをやりたかったけど、餌にするカマスの切り身を持ってくるのを忘れたので検証はお預け。

ノーマルなアイテムで青物を狙う。

まずはメタルジグから。

デカい奴を釣るにはデカいルアー。という事で投げ技ジグの50g

フルキャストして底を取ってから早めのワンピッチ、ただ巻きなどをおりまぜて引いてみる。

反応なし。

何度も投げ直してみる。

重たいジグばかり投げていると疲れるので、RUNWAYでTGベイトの20gを投げる。

ショゴがよく釣れていた時はキラーアイテムだったけれど、全体的に渋いこの状況では何も反応せず💦

次はミノー。

Gcontrol、セットアッパーなどを投げても全く反応なし。

セットアッパーを投げているとギリ射程距離内でなにやら分からないがナブラが発生。

Yさんから「ソウダかもしれないから弓角投げてみろ!」と言われて慌てて用意をする。

前回もそうだったけど、今回も弓角は想定していなかった!

正確に言うと「大型青物用の弓角検証を準備中で、普通の弓角は準備していなかった」

準備に時間が掛かってしまったので投げ始めた時は静かな海に戻っていた。

期待は出来ないけど、練習がてら何投かしてみる。

やはり何の反応も無し。

横で泳がせをやっていたYさんにイカのアタリが!

途中で離してしまったので姿は見られず。

でもイカが居ることは分かったのでエギングで狙ってみる。

釣れるとは思っていないけど、存在するかどうか分からない物を狙うよりは確率は高いか?

かなり真面目にしゃくりまくったけど、やはり反応は無く終了。

そんな中、泳がせの合間にメタルジグを投げていた大佐がかなりいい型のヒラソウダを釣った。

やはり、さっきのナブラの正体はソウダだったらしい。

自分も真似してメタルジグを投げてみる。

しかし、レアな釣果は初めの1匹に限られることが多い。

当然のごとく、これも空振り。

この時点で完全に心が折れて終了としました。

やはり、渋い時こそ準備とタイミングが大事!!

今回の釣果:
ミズカマス 3匹
リリースサイズ
ケンサキイカ 1匹

今回の反省:
例年ならアブラカマスの本格的な回遊が始まっている頃なのに、今年は水温が高いせいかなかなか回遊が安定していない。

カマスが少ないとカマスを捕食する大型青物も入って来ない。という悪循環で何を狙うか絞り切れない。

今回も狙いが絞れなかったことが敗因かな?

大佐がソウダを釣ったのは気配がない時でも投げ続けていた結果で、「人が釣れたから」投げてもその後に釣れる可能性は極めて低い。

ナブラが出たらすぐに投げられるようにスタンバイしておく準備も大事。

これからは季節風が強くなってくるので、風対策も大事になって来るのでしっかり考えて備えていきたい。

今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: 800円くらい(メタルジグ1個)

釣果カウンター
ブリ 1匹
アカカマス 169匹
メアジ 4匹
シロギス 1匹
カサゴ 1匹
ショゴ 9匹
ミズカマス 105匹
ヒラソウダ 15匹
ゴマサバ 4匹
サバフグ 1匹

リリースサイズ
カサゴ 2匹
ミズカマス 多数
ワカシ 多数
ムツ 1匹
チャリコ 1匹
? 1匹
ケンサキイカ 1匹

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