若潮(旧暦 7/11)
満潮: 22:35
干潮: 07:33
日の出: 05:03
今回はお盆休み中で混雑が予想されるので、そこまで混まないであろうという予想の元、西側のゴロタに行ってみる。
昨年は一度も行っていないので2年振り。
暗いうちに着くと駐車場にはすでに沢山車が停まっている。
堤防とゴロタの手前の方は何人か入っているが、ゴロタの奥の方はまだ誰もいない。
最小限の準備をしてゴロイン!
道具はビヨンドゾーンをメインにして、サブでCROSTAGE、使わないかもしれないけどRUNWAYも持って来た。
40g~65gのメタルジグを中心に、ポッパー、ダイビングペンシル、ミノー等も使ってみる。
薄明るくなってきたタイミングでまずはビッグバッカージグ40gを投げて潮の流れをチェックしてみる。
着水後カウント10でワンピッチで引いて来ると、まっすぐに帰って来る。
今度はカウント15。
やっぱりまっすぐに帰って来る。
巻き抵抗もあまり感じられない。
ほとんど流れていない様子。
初めから期待薄。
何度か投げ直すが当然何の反応もない。
「下の方なら流れてるかな~?」とか考えたりもするが、安易に沈めると根掛かりが怖い。
ただ、流れが無いという事は根掛かりのリスクも小さいだろうと思い、底まで沈めてみる。
着底したら素早く巻き上げる。
案の定根掛かりせず、素直に帰って来る。
底の方も流れていない。完全に流れ待ち!
ただ、ボーっとはしていられない。いろいろ試したいことはあるのでどんどんこなしていく。
まずはビヨンドゾーンで激投ジグ65gを投げる。
40gよりは飛ぶけど、びっくりするほどは距離が伸びない。
やはりこの辺は技量の問題か?
激投ジグエアロの80gを投げる。
適正負荷のMAXだし、後方重心のジグなので理論的には一番飛ぶはずだけどやはり同じくらいしか飛ばない。
選手交代。CROSTAGEで激投ジグを投げる。
おやっ?軽く振れる?
当初、ビヨンドゾーンより重たいCROSTAGEをマスコットバット代わりにすればいいかと思っていたが、意外にも結果は逆だった!
ビヨンドゾーンの長さによる負荷がかなり大きいみたい。
ビヨンドゾーンで投げ続けた後にCROSTAGEで投げると軽く振りぬける。
メインラインの太さもリールも違うので単純に比較は出来ないが、今後CROSTAGEの利用頻度が上がるかも…。
メタルジグで全く反応が無いので無駄とは思うがポッパーも投げてみる。
新規導入のフィードポッパー121。
フィードポッパー120はかなり以前からあって有名だけど、PE用に再設計され使いやすくなったという事なので買ってみた。
確かにエラーが少ない。
いつも投げている場所より足場が低いからかもしれないけど、なかなかいい感じ。
次回、ホームで使ってみて他のポッパーよりうまく使えたら文句なく一軍ポッパーになるでしょう。
動きはいいけど、魚からの反応は無し。
今のところシイラは居ないと判断して、ソウダ狙いでジェットローを投げる。
流れが無ければソウダ(他の青物も)も居ないだろうとは思うが弓角のテストもしなければいけないのでどんどん投げる。
買った弓角の2~3割くらいは回らない(回りが悪い)物が含まれるが、今回買った弓角は珍しく全部合格。
ジェットローを投げていると、時々着水時にベイトがビックリして飛び出すのが見える。
イワシらしき魚は少ないけど居るみたい。
表層だけでなく沈めて引いてみても反応なし。
潮止まりの時間になったのでしばらく休憩して再開。
CROSTAGEで激投ジグを投げている時に事件発生!
今までに何度かあったんだけど、フルキャストした瞬間にBIOMASTERのベールが戻ってしまった!
いつもはラインが切れてジグが飛んで行くが、今回はラインが切れずにベールが壊れた!
ものすごい音でジグがゴロタに叩きつけられ変形したのと同時に右手に激痛が走った!
右手の中指と薬指から出血していた。
かなり深く切れてしまったので出血がひどい。
ちょっと動揺したが、幸か不幸か今まで手をケガするときはいつも一人だったので対処には慣れている。
破傷風が怖いのでちょっと血を出してから圧迫止血。
出血量が多くても毛細血管レベルならこれでほぼ止まります。
慣れないとどれぐらい押さえたらいいか、また出血したらどうすればいいかとか分からないと思います。
過去の経験から出血の勢いが落ちれば繰り返すとほぼ止まります。
いつもはクーラーの中に絆創膏を入れているけど、最近、荷物を少なくするためにいろいろ入れ替えをしていたので今回は多分入っていないだろうな~と思っていたら、やっぱり入っていなかった。
仕方ないので車に戻ってダッシュボードをあさってみたら運よくテーピングテープが入っていた。
清潔なガーゼはマスクと共に常備しているのでガーゼを当ててテーピングして応急処置完了。
この時点で帰ろうか迷ったけど、中指は使わなくても投げられそうだったので続行!
しばらくすると潮が流れ出したようでメタルジグが正面より少し斜め左から帰って来るようになった。
流れているとは言っても40gのジグが少し流される程度なので期待は薄い。
しかし、それまでは周りで釣れている様子は全くなかったが、流れ始めてから小さいオオモンハタらしき釣果が見られるようになってきた。
ハタなら釣れる?と思ってバルトを投げてみる。
底を取ってから引いて来るが、アタリは無い。
オフセットなのでルアー自体が引っかかることはほとんどないが、あまりゆっくり引くとメインラインがブレイクに引っかかるリスクがあるのであまりゆっくりは引けない。
現に両隣の人たちは何度も根掛かりしている。
左側の人は初心者だから仕方ないとして、右側の人はベテランで常連っぽい感じだけど、底まで落とすと根掛かりするって知っててやってるのかな?と不思議に思う。
かなり頑張っていろいろ投げたけど、それ以上に流れが強くなる気配もないので終了としました。
今回の釣果: 無し
今回の反省:
久しぶりのゴロタで期待度は高かったけど、潮が流れていなかったのでボウズは仕方ないか?
久しぶりに足場の低いところで投げてみて、足場が高いという事がどれくらい不利な条件なのかという事を再認識した。
釣りにケガはつきものだけど今回はダメージがかなり大きかった。
今思うと防げた事故ではあった。
TWINPOWERを買ってからBIOMASTERはほとんど使っていなかったので忘れていたけど、以前使っていた時は時々ベールが戻ってしまう事は経験していて、その原因も投げる時のハンドルの位置だと認識していたがすっかり忘れていた。
起こってしまった事は仕方ないので今後気を付けて行こうと思う。
今回の支出:
交通費: 690円
ロスト: 無し
釣果カウンター
ボウズなので割愛
今回使用したルアー
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