カマス狙い2023第8戦 ~幽霊の正体~

釣行記

小潮3日目(旧暦 2/24)
干潮: 02:26(潮位 99cm)
満潮: 08:06(潮位 131cm)
日の出: 05:54

今回も前日はよく釣れていたという情報があり「昨日はよかったのにな~!」となるパターンかもしれないなどと、良からぬ妄想をいだきつついつもの時間に着くと、前乗りの人以外は誰も来ていない。

天気予報では釣りやすそうな天気なはずだったが、車を降りると風がありちょっと嫌な感じ。

駐車場で準備をしているとここさん登場。

堤防にはまだ誰も居ないので場所は選び放題。

前回、イカ狙いが出来なかったので一応PPで投げ始めるが、ナライが強い。

内側で始めたここさんがそうそうにカマスを上げたので気が気ではない。

外側では向かい風なので餌木をフルキャストしても30mくらいしか飛ばない。

数投したがアタリもないし、釣れる気もしない。

カマスなら居るかと思ってワームを投げてみても反応がないのでせっかくPP取ったけど、放棄して内側へ。

開始早々ここさんが釣っているので居ることは間違いない。

ある意味安心して投げられる。

追い風なのでSoareXR にボトムドライブ7g+グラスミノーMで始めてみる。

まずは軽めにキャストして表層を引いてみる。

アタラナイ。

今度はフルキャストして同様に表層を引くとアタラナイ。

そこまで簡単ではない様子。

今度はフォールを入れながら引いてくると、やっとアタッた。

ド表層よりは少し落としたあたり。

投げ直して同じコースを引いてくるとようやく本日初ヒット!

結構いい型。

ここさんが釣っていたのもいい型だったので今日は大きめの型の回遊日らしい。

徐々に活性は上がってきた感じだけど食い方が浅い。

尻尾に食いつく感じなのでグラスミノーだと尻尾をちぎられてしまう。

入れ食い状態ならそのままでも釣れるけど、そこまで高活性ではないのでダックフィンビームにチェンジ。

ダックフィンビームならよっぽどのことがない限りちぎられることは無いはず。

ダックフィンビームをボトムドライブ7gにセットしてキャスト。

切れにくいという事以上に重要なのはテイルが短いのでフッキング率がいいこと。

自分はどちらかというとこの点を重視して使っている。

同じように表層を引いてくるとしっかりヒット!

今日は全体的に大き目でよく引く!

暴れて外れないかヒヤヒヤ。

合わせが弱いせいか何度か途中でバレてしまった。

しかし、しっかりフッキングさせようと思いっきり合わせたらリーダーが切れてしまった!

(何事もほどほどに…)

ライトロッドのほうが楽しいけど、結びなおすのは面倒なのですぐにBlueccurentに交代。

だんだん距離が遠くなって来ていたのでちょうどよかったか?

明るくなってくると、だんだんアタリが少なくなり、6時を過ぎて完全に明るくなると全くアタラなくなってしまった。

前回同様、即座に移動。

すでにステージには誰も居ない。

一応投げてみる。

ダイソーVJでは反応なし。

メタルジグで大遠投したが全くアタラナイ。

すると通りかかったKさんが、「もっと奥の方なら居るよ。だんだん奥の方に入って行くから」と教えてくれた。

さらに移動。

前回と同じ場所で投げてみる。

RUNWAYにボトムドライブ10g+グラスミノーMを付けてフルキャストしてもアタラナイ。

距離が足りていない?

キャロワームに変更。

ボトムドライブよりさらに遠投するとやっとアタッタ。

かなり遠い。70m以上飛ばさないとアタラナイ。

しかも前回ほどのアタリ方はしない。

隣でDJを投げていた人は全くアタラナイと言っていた。

実際、飛距離を見ると50mくらいなのでやはり近くには居ないのだろう。

そろそろやめようかと思っていたら反対側に入ったジモティーのおじいさんがDJでカマスを上げた!

「ブイの近くに居るよ!」との事。

立ち位置によって投げにくい感じもあるが、なるべくブイに近づくように投げると確かにアタリが増える。

しかし前回同様、コツコツアタルがなかなかフッキングしない。

ブイの近くで漁船が一艘、行ったり来たりしている。

漁師さんってどんな仕掛け使ってるんだろう?

サビキ?

メタルジグにティンセル付きのアシストフックが付いているものがあるので投げてみる。

アタラナイ。

若干軽いので距離が足りない?

届かなければ意味がないのでフックは関係なく重たいものに替える。

何回か投げ直しているとやっとヒット!

めっちゃ重たい!

あまり引かないけど、とにかく重たい。

もしかして…。

案の定、スレ。しかも尻尾に掛かってた。

キャロに比べるとアタリが少ないのでキャロに戻すとやはりアタリが増える。

いろいろな引き方を試すがアタリ方に変わりはない。

長めのジャークで引いているとまたヒット!

またしても重い!

今度は胴体に掛かっていた。

これがコツコツの正体か?

口ではなく同体でじゃれついて来ていたところに引っかかってしまったという事のようだ。

なるほど、これだとアタリは出ても釣れるはずがない。

アタルけど乗らない…まるで存在しない幽霊を相手にしているような感覚だったけど、結局はカマスが戯れていただけだったみたい。取り敢えず正体が分かったので次に進める。

前回考えた縦の誘いは、使えそうな物の準備はしてきたけど、距離が遠すぎて断念。

堤防先端に戻って色々投げてみたけどカマスが居そうな雰囲気がないので終了としました。

今回の釣果:
アカカマス 18匹

今回の反省:
今回もイカ狙いが事実上出来なかった。泳がせでも出なかったようなので結果オーライか?

カマスは久しぶりに時合にまともに釣れた。

食いの渋さはあるが、シーズン終盤という事を考えれば贅沢は言ってられない。

今回はダイソーVJでも大分釣れていた。適材適所で使い分ければ効率のいい釣りが出来るかも。

ただ、道具の好き嫌いはあるので、ほかのもので釣れるならあえてそれほど好きではないダイソーVJを出すことはないかな。

後半戦はたまたま2匹釣れたけど両方ともスレだったので対応できたとは言えない。

ジモティーがダイソーVJで釣れていたので「大き目でアピール力があるもの」がよいのか?

次回は鉄板バイブでも使ってみるか?

いずれにしても距離がもう少し近くないと使えるリグは限られる。

今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: 300円くらい(合わせ切れ)

釣果カウンター
アカカマス 126匹
メアジ 4匹

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