ロックショア第3戦 ~三度目の正直~

釣行記

大潮後の中潮1日目(旧暦 5/18)
満潮: 04:51
干潮: 12:15
日の出: 04:34

今回も天気予報が二転三転して、前日に雷雨があったが、当日は晴れたのでロックショアへリベンジマッチに行く。

三度目の正直!ゴロタに行こうか、かなり迷ったけど、やはり同じ場所に通うことにこだわって東伊豆の磯へ。

前回、前々回と荷物が重たくて死にそうだったので、今回はかなり持ち物を絞って「クーラー、ウエストバッグ、ロッドケースだけ」という普段では考えられないような軽装。

もちろんライジャケ着てポケットにいろいろ詰め込んではいるが…。

どうせ釣れないかもしれないので氷もいつもの半分。

いつもと同じ時間に家を出て駐車場に着くとすでに5~6台の車が停まっていた。

これはダメだろうな~とおもいつつ、林道を抜けると第一目標のカンノンガ根には電気ウキが一つだけ見える。

どうしようか迷っていたが、目の前にもう一人同じように迷いながら歩を進める人が…。

潜在的な闘争心というか、競り勝ちたいという気持ちが頭をもたげ、「この人より早く降りたらいい場所取れる!」と思ってしまい、急いでポイントへ。

前回までの重装備だとそうはいかなかったけど、今回は軽い足取りでぴょんぴょんと磯を下りて行って、右側のいい場所へ!…と思ったら、まさかの場所取り。

仕方なく左側に入って準備開始。

まあ、普通に投げられる位置だからいいか?と思ってまずはRUNWAYだけ準備してメタルジグを投げる。

暗いうちはイサキ狙いでスピンテール付きのメタルジグ30g。

1投目は軽めにキャストして50mくらい。

表層は反応なし。

次は沈めてみると割と潮は流れているが魚の反応は無し。

フルキャストするとなんかおかしい…??

沈んで行かない?

潮の流れ方のせい?

フォール中にバイトすると落ちて行かなくなるけど、そういう感じではない。

もう一度、同じように投げるとやはり落ちて行かない。

まさか、浅くなってる?

ガイドブックにそんな事書いてあったっけ?

ジェット天秤を付けて投げてみると、メタルジグよりは着底感がある。

少しずつ底を小突くように引いて来るとだんだん深くなっていく。

50mくらいまで引いて来ると20カウントくらいの深さになる。

いわゆる「馬の背?」の上に海藻が生えていてフワッとした感じになっている様子。

それにしても浅い!

馬の背はひとつのポイントになる要素ではあるけど、根掛かりが怖い。

投げ始めてから気が付いたが、自分が投げ始めた場所の左側にも誰かが場所取りをしていて、準備を始めた。

どうやら餌釣りをする様子。

右側にもともと居た餌釣り師、左にも餌釣り師で挟まれたらルアーで釣るのはかなり難しくなる。

根掛かりも怖いし、隣の環境も厳しくなりそうだから移動することにした!

せっかくレースに勝って勝ち取った場所だけど、磯まで来て窮屈な思いはしたくないので仕方ない。

荷物をまとめて移動。

当初より第二候補だった長根へ。

長根は木が生えていて、磯際まで下りないとほかの人がいるかどうかわからない。

10分近くかけて移動すると、遠目には誰もいない様子。

足元を確かめながら降りていくと、半分くらい降りたところでシュッ!というキャスト音が!

誰も居ないと思っていたら右側の一番いい場所に一人ルアーを投げている人がいた。

浮釣りの人は浮きが光っているからすぐにわかるけど、ルアーの人はヘッドライトとか標識灯でもついていない限り分からない。

うーん!勉強になりました!

逆に一人だけでよかった!

知り合い同士なら全体で5~6人は入れるけど、知らない人同士だと2人入ると、次の人はかなり投げるコースが限られてくる。

先行者に声を掛けて左側に入る。

タイムロスがあったので、4時を過ぎてすでにゴールデンタイムに突入している。

まずはRUNWAYでメタルジグを投げてみる。

表層を引いたけど異常なし。

次は底を取ってみる。

着底まで35カウントぐらい。

表層はイマイチだけど、真ん中から下は潮は流れている。

ビッグバッカージグ → Fサーディン → ギャロップロングキャストとローテーションしていくがどれも反応なし。

前々回、ムツとカマスが釣れたビッグバッカージグスライドスティックを使ってみる。

表層から少しずつレンジを落としながら大き目のアクションで探るがこれも無反応。

ベイトが居ない?

ベイトが居ないと効果がないかもしれないけど、ポッパーを使ってみる。

SKAGIT DESIGNSのパンプキン

よく飛ぶし、派手にしぶきを上げてアピールしてくれる。

それほど波もないのでいい感じで使えているが、やはり魚が居ないのか反応なし。

次はミノー。

最近お決まりのブローウィン → G Control → セットアッパーのローテーションを試すがこれでも反応なし。

潮止まりの時間も過ぎて流れも弱くなった感じなのでちょっと休憩。

となりのお兄さんも一生懸命投げているが、アタっている感じは見られない。

なかばあきらめ気分で根魚を狙ってみる。

オフセットフックにECOGEARのBUGANTSを付けて投げる。

時々根に捕まりそうになりながら探っていくがアタリはない。

方向を変えて広範囲に探っても全くアタリなし。

前回カサゴが釣れたケイテックのKEITECHのCRAZYCLAPPERを付けて投げてみるがそれでもアタラナイ。

オオモンハタ狙いでバルトを付けて泳がせてみたがこれも空振り。

潮は流れていたが、終始ベイトの気配がなく、これでは無理と判断して撤収。

ホームで大物を釣り上げた大佐の所へ駆けつけ情報交換。

ホームで延長戦という選択肢もあったけど、なんとなくサーフで投げたいなと思い、西湘サーフへ。

到着すると予想以上に風が強い!

思いっきり向かい風。7~8mといったところか?

ここまで来てしまったらほかに選択肢は無いので頑張ってみる。

短時間なのでまずはRUNWAYにビッグバッカージグ30gを付けてフルキャストする。

70mくらいは飛んでいる。

磯と違ってベストなフォームで投げられるので意外と距離が出てビックリ。

風だけでなく、波も結構あるので釣りやすいわけではない。

メタルジグをいくつか投げてみたが反応なし。

弓角も投げてみる。

自作マウスだと絶対に飛ばないと分かっているのでジェット天秤を使用。

意外と飛ぶ。

50mくらいは飛んでいる。

しかも思った以上にしぶきも上がっている。

水面とほぼ同じ高さで引けているのでちょうどいい高さなのかもしれない。

いい感じで引けてはいるが、相変わらず魚の反応は無し。

ちょうど干潮前でいい時間帯かと思ったがもともと魚は居なかった様子。

深追いしても結果が出そうにないので終了としました。

今回の釣果: 無し

今回の反省:
3回連続で磯に行けば運よくいい日に当たると思ったが、そこまで甘くなかった。

初日は隣の人がシイラを掛けたし、自分も小物だけどいろいろ釣れて雰囲気はすごくよかった。

2回目、3回目は周りでも全く釣れておらず、磯といえどいい日に当たらないと釣果は望めないということが分かった。

釣れる、釣れないは1/2の確率で3回繰り返せば限りなく1に近づくと思ってしまった。

釣れる確率が1/100なら3回続けても3/100なのでほとんど0に近い💦

そう思うとやっぱりホームのポテンシャルってすごい!

2回連続でボウズってなかったんじゃないかな?

まあ、今回の磯遠征は「シイラが釣りたい!」という思いからなので、ホームではなく遠征したこと自体は間違いではなく、現実が厳しかっただけ…。

今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: 無し

釣果カウンター
省略

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