ショアジギ&カマス2023その21 ~戦略と機動力~

釣行記

大潮4日目(旧暦 10/17)
満潮: 06:45
干潮: 11:40
日の出: 06:30

前回は長潮で潮の流れが悪かったが今回は大潮なので期待大。

ただ、Windyでは爆風予報!

何を狙ってどう釣るか作戦を立てる必要がありそう。

西風なので白提なら外側なら投げられるけど、内側は難しそう。

最近はカマスは内側に入って来ているので赤提でも良さそう。

とりあえず、現地で投げてみて考える事にした。

いつもより少しだけ早く着いたが、この予報では釣りをしようという物好きは居ないらしく駐車場も堤防も無人!

予報通りの強風。

一応、RUNWAYだけ持って堤防に行って投げてみる。

内側でDJを投げると、どう頑張っても30mくらいしか飛ばない💦

あきらめて対岸へ移動。

今回は赤PPで頑張ってみる。

こちら側は追い風なのでしっかり投げられる。

何投かしてみたけど反応が無いのでもう一度移動。

テトラでエギングをしてみる。

気を付けないと風にあおられてバランスを崩しそうになる。

慎重に足場を確かめながら場所決めをして投げる。

この時期、RUNWAYは青物兼用のセッティングなのでメインラインがPE1号を巻いているので風の影響を強く受ける。

テトラから投げると海面までの距離が長いので風に乗って遠くへ飛ばせるが、それ以上に風でラインが持ち上げられて思ったように餌木を操作できない。

(普段から思った通りに動いているかは疑問だけど💦)

しばらく餌木を投げてみたが、風で竿が煽られてアタリかどうかも分からない状況なのであきらめた。

赤PPでカマス釣りの準備。

風は7~15m。常に吹きっぱなしではなく断続的。

道具はRUNWAYにはダイソーVJの22g+本家VJシャッド、BlueccurentにはダイソーVJの16gに浜王。

控えでボトムドライブ10g+グラスミノーMも用意しておく。

シャローミノーも使ってみたいけど、強風下でいろいろ準備するのは飛ばされるリスクが大きいので止めておく。

風は真後ろではなく、左後ろから吹いているので堤防の左側に入った私にはちょっと投げにくい。

距離はそれなりに出るが、横風で糸ふけがかなり出る。

右側に地元の人が2人入ったが無理にこちら側へ投げるような事は無いので影響はない。

普段は周りで腕利きの人たちが投げているので魚が居るかどうかわかるけど、開始当初は2人きりなので自分でひたすら投げて探るしかない。

いつもなら漁船が出てくる時間になっても今日は出てこない。

さすがにこの天候では漁は難しいか?

外側ほど水深が無いので探るレンジは狭いのでそこは助かる。

沈めすぎると手前の駆け上がりに捕まるので沈めても早めに回収しなくてはいけない。

左方向も風の影響をもろに受けるのであまり投げられない。

なので堤防の角からでも投げられる角度は、ほぼ45度くらいか?

表層から中層を中心にひたすら投げる。

日の出前になると、どんどん気温が低下してきてだんだんむなしくなってくる。

対岸からはYさんの元気な声が時々聞こえてくる。向こうは釣れてるのかな?

心が折れかかった頃にようやく漁船が2艘出てきた!

しかも魚探に反応が出ている!

港内にカマスが居ることは確か。

あとはこの強風と仲良くしながらどうやって攻略するか?

ダイソーVJをフルキャストして表層を引いて来るが反応なし。

少しずつ沈めてみる。

外側より浅いので3カウント刻み。

6カウントまで沈めるとやっとアタリがでる。

同じレンジで投げ直すとしっかりとアタッタが追い食いしてこない。

上げてみるとなんと一発で浜王を根こそぎ持っていかれた!

すぐにRUNNWAY で本家VJを投げる。

同じ辺りを通しているはずなのにアタラない?

重さが違うから思った通りのコースを引けていないのか?

すぐにBlueccurent+ダイソーVJノーマルに替えて投げ直す。

すると同じ辺りでアタリが出る。

まだ活性が低いのか、アタルが乗らない。

何度か投げ直して誘いかたを変えるとようやくヒット!

まあまあの型のアブラさんでした!

そこからはだんだん活性が上がってきてアタリが増える。

今日はフォールというよりスピードの変化に反応して来る感じ。

いつもは意識してフォールを入れているが、今回は巻きっぱなしだけどランダムにスピードを変化させると食って来る。

次のアタリはめっちゃ重たい。

スレにしては引きが弱いけど、スレっぽい感じもするので慎重に巻いて来ると…

上がって来たのはかなりのメタボさんでした!

帰宅後計測すると37cmでした。

さすがに35cmを超えると体格が違います。

急にアタリが近くで出るようになってきた。

ちょうど手前の駆け上がり付近に群れている様子。

ただ、いつもの事だけど、表層に居る時は別として少し下の時はある程度遠くに投げて沈めてから引いて来ないと魚が居る場所を通せない。

試しにボトムドライブ10g+グラスミノーMを投げてみたが、反応が良くない。

大きさを見ているのか、波動なのか分からないけどダイソーVJのほうが明らかに反応がいい。

本当はミノーとかも試したいけど、いつまで釣れるのか分からないのでどうしても釣れるもの優先で投げる事になる。

実際に明るくなるとすぐにアタリが遠のき、釣れなくなってしまった。

漁船は港内の深場で操業している。

風が無ければ対岸から狙える場所だけど、今回は向かい風の強風なので絶対に無理。

右側に居た2人は早々と撤収して行ったので、右側で投げてみたが、やはり風でラインスラックが出てしまうので風上とは言え、距離はあまり伸びない。

何度か投げ直してみたが全くアタラズ。

左側に戻って各層を探ってみたけど、反応が無いので私も撤収して青物狙いに行く事にした。

対岸に行くとYさん、ここさんは丁度、撤収するところで、話を聞くとやはり強風で距離が出ずに苦戦したようでした。

青物も1バラシで終了したそうしたそうです。

大佐が孤軍奮闘。メタルジグを大遠投して頑張っている。

足場が高いので距離は出るけど、風でラインが煽られてジグをコントロールするのはかなり難しそう。

私はあえてミノーを投げてみる。

風に対して垂直方向に投げても意外と飛ぶ。

40mくらい飛んでラインスラックが出たまま巻いて来る形になるので弧を描いて泳いでくる。

その分、泳ぐ距離が稼げるのでこれはこれでありかな?

ただ、魚から見たら泳ぎ方が不自然なのか、全く居なかったのかは分からないけど、反応は無し。

ついでにメタルジグも投げてみる。

軽いと無理そうなので投げ技ジグの50gを選択。

さすがに50gあると風にあおられてもしっかり沈んで行く。

ジグの操作自体は普通に出来るけど、風がどんどん強くなって来て、しっかり踏ん張っていないと飛ばされそう。

(ブリが掛かったら引き込まれてたと思います(笑))

いつもはかなりねばる大佐が根負けしてギブアップしたので、私も終了としました。

今回の釣果:
アカカマス 5匹
ミズカマス 1匹

今回の反省:
事前に強風であることが分かっていたので心の準備は出来ていたけど、実際に場所を変えなくてはいけないレベルの風は久しぶり。

赤PPで正解だった。事前の作戦と機動力の勝利。

今回は本家VJシャッドに活躍してもらおうと思っていたけど、ジグヘッドの重さのせいか(22g)釣果が出なかった。

次回は16gでリベンジしたい。

ひとつ誤算というか準備不足だったのは、最近掛かりが甘いのですべてダブルフック仕様しか用意していなかった事。

ダブルフックがガッチリ掛かってプライヤーでないと外せなかったので、手返しが悪くなり数が伸びなかった。

全部リリーサーで外せていたらつ抜けしていたと思う。

周りの釣果もまちまちだが、自身としては初めてアブラ優位の結果だったので次回が楽しみ!

そろそろ青物はあきらめてカマスに専念したほうがいいのか…?

今回の支出:
交通費: 370円
ロスト: 無し

釣果カウンター
ブリ 1匹
アカカマス 174匹
メアジ 4匹
シロギス 1匹
カサゴ 1匹
ショゴ 9匹
ミズカマス 106匹
ヒラソウダ 15匹
ゴマサバ 4匹
サバフグ 1匹

リリースサイズ
カサゴ 2匹
ミズカマス 多数
ワカシ 多数
ムツ 1匹
チャリコ 1匹
? 1匹
ケンサキイカ 1匹

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