イカ&カマス狙い2024初戦 ~大満足の初釣り~

釣行記

小潮2日目(旧暦 12/8)
干潮: 16:37
満潮: 22:55
日の入り: 16:57

2024年3週目にして初釣り。

雨は大丈夫そうだけど、風予報が微妙。

2~7mぐらいみたいだけど、時間帯によって違うみたい。

お昼頃には出ようと思っていたけど、家の中の片づけをしていたら抜け出せなくなって、予定していた時間より1時間遅れで到着。

車は何台か停まっていたけど、堤防上は無人。

運よくPPゲット!

波は無いけど、予報より風が強い。

断続的だけど10mは吹いてる。

油断するといろいろ吹き飛ばされそうなので、荷物は最小限にしておく。

装備はRUNWAYには新規購入のTWIN POWER C3000XG、そして年末に破損したSephia XTUNEの代わりに購入したScorpion 2831にはストラディックC3000XGを装着。

ほかにもいろいろ持って来たが、この強風ではこの2本以外は出番はなさそう。

余談ですが、竿の選択について。

Sephia XTUNEのかわりにXRを買おうか迷ったが、自分の普段の釣りの内容を考えると同じぐらいの価格帯のScorpionのほうがマッチしていると思い、そちらにしました。

ちなみに重り負荷は5~15g(もちろん20gまでは余裕で投げられます)。

欠点としては、最近のエギングロッドと比べると圧倒的に重たい(150g)こと。

まあ、普段それより重たいロッドを振っているのでそれほど気になりませんが…。

邪道餌木はV0~V3まで持っているが、今回はScorpionではV2(19g)、RUNWAYではV3(27g)を使う。
早福型/邪道編【エギにエサを巻いてエギングするNEWスタイル】邪道エギ (keystonebrand.jp)

過去の経験から強風時はV0、V1は沈んで行かない。

ある程度の準備が整ったのでまずはカマス狙いから。

強風なのでダイソーVJ一択。

ほぼ追い風なのでよく飛ぶけどラインが煽られてコントロールは難しい。

最近は大分シビアになってきているようなので、まずは反応を探る。

居ることがわかったら次に食わせることを考える。

見つけられなければ何も始まらない。

表層、中層、底と大雑把に各層を引いて来るが全く反応なし。

周りの人もダイソーVJやジグ単で探っているが反応はない様子。

場所を変えてみる。

テトラの真ん中あたりで投げてみる。

ダイソーVJ、ジグ単どちらも反応なし。

仕方ないので元の場所に戻る。

予報だと日の入りの頃は風が弱くなるはず。

頑張って投げていると、だんだん風が弱くなってきた。

ジグ単でも行けそうなのでボトムドライブや、デルタマジックヘビーも使っていろいろ試すがやはり反応なし。

久しぶりにキャロミノーも試してみる。

ナス重り5号にナイロン4号2m+シャローミノー。

ダイソーVJに比べて重りの位置がダイレクトに伝わるのでレンジコントロールがしやすい。

…が、さかなの反応はなし。

大佐カラーのRサーディンも使ってみるが全く反応なし。

薄暗くなってきた頃にやっと隣の人がカマスを上げた。

やっと時合いか?と思ったが後が続かない。

さらに右隣のひともカマスを上げたが、自分にはアタリもない。

これはヤバいパターン。

本命ではないがこの後の事を考えると1匹は釣っておきたい。

ライトを付けないと周りが見えなくなりそうなくらいの時間になって、堤防ななめ前方向で小規模なナブラが発生。

すぐにダイソーVJを投げる。

コツコツと何かがアタルが掛からない。

もう一度、投げ直すとやはりアタルが掛からない。

3回目に投げた時はもうアタラなくなった💦

カマスだったような?、もっと小さい魚?あとからよし子さんに聞いたら、朝はメアジが釣れたとの事なので正体はメアジだったかもしれない?

どちらにしても、それっきりアタリは無くなってしまった。

暗くなったのでイカ狙い開始。

邪道餌木に塩漬けしたキビナゴを付けて投げる。

本当なら釣ったカマスも餌にして試してみたかったけど、釣れなかったので今日はキビナゴだけ。

イカ狙いを始めるまではあまり吹いていなかったが、だんだん強くなって来て、また左後ろからの強風になってしまった。

いつもは浮釣りしている人の間に挟まれて身動きが出来ずあきらめていたけど、今回は運よくPPなのであまり浮釣りの人の影響を受けない。

しかし、風の影響はかなり強く、V2だと飛ばないし、沈んで行かないのでRUNWAY+V3を使用。

出来るだけライナーで投げないとものすごい糸ふけが出てしまう。

その後もフリーフォールにすると、これまた糸ふけが出てしまうのでテンションフォール。

距離が出ないのにさらに近くに寄ってしまう。

風が弱まったタイミングで底まで落としてみる。

距離にもよるけど、たぶん22~25カウントぐらい。

無風なら20カウントしないで着くはずなので、かなり風に引っ張られている。

誘い方はいつもと一緒で、基本はゆっくりただ巻きで、時々チョンチョンと誘いを入れてフォール。

基本的にフォールで乗って来るような気がする。

アオリイカのように前アタリがあって、乗ったら合わせる。という感じではなく、いきなり乗って来る感じ。

6時を過ぎて遠投していた浮釣りの仕掛けに反応が出始めた。

ポツリポツリとスルメが上がり始めた。

カマスのように「アタルけど乗らない」という感じではないので「釣れるか釣れないか」。

「釣れない」時は辛抱強くひたすら投げて巻いてを繰り返すのみ。

YouTubeなどでヤリイカの釣り方を見ていると、だいたい底を狙え!みたいな教え方だけど、スルメの釣り方を教える動画はあまり見ない。

自分の少ない経験では「ヤリイカは底、スルメイカは中層」というイメージ。

なので10カウント~15カウントくらいを中心に引いていたけど、なかなかアタラないので底まで落として引いてみる。

ゆっくりゆっくり引いて来ると駆け上がりのあたりで急に重たくなった!

えっ?根掛かり?

とっさに合わせてさらに引くと動く。

根掛かりじゃない!やっと来た!

テンションが抜けないように慎重に巻いて来ると水面で勢いよく水を吐いている。

一気に抜きあげるといい型のスルメイカでした!

風が強くてぜんぜん飛ばないからダメかとあきらめかけていたのでその分喜びも大きい!

ヒットしたのはたぶん30mくらいのところ。

意外と近くまで寄って来ていた。

すぐにイカピックで絞めて再開。

同じ辺りを通るように投げるがそう簡単には続かない。。。

風が弱まったタイミングではV2を投げる。

V3とは8g違うのでかなり楽に引ける。

引き方はどちらを使っても基本的には同じ。

ゆっくり巻き巻きして、時々チョンチョン。

全く釣れない時はアピールするために大きく煽ることもあるけど、今回は1匹釣れてるし、煽ったら風の影響ですぐに浮いて来てしまうので、ひたすら巻き巻き。

しばらく投げていると、また風が強くなってきた。

なかなかアタラないので心が折れそうになったころ、餌木にライトを当てるため手元に寄せるとキビナゴが半分無くなっている!

大きなアクションはさせていないので、自然にちぎれるとは思えない。

イカに食われた?

全く手応えは無かったけど…❓️

考えられるのはファーストフォールの時、出来るだけフリーフォールに近い形で落としているのでアタリが分からなかったか?

でもイカが射程距離内に居る可能性が高いのでやる気は出た!

さらに風が強くなってきたのでV3に戻して投げていると、また同じ辺りでヒット!

けっこう重たい。

とにかく緩めないように気をつけて巻いていく。

どこにかかっているか心配だけど、確認している間にバラシそうなので一気に抜きあげる。

案の定、ゲソイチだったけど、無事に確保。

2杯釣れたらまぐれじゃないと言えるかな❗

浮釣りをしている人たちもアタリが少なくなってきたのでみんな帰り始めた。

もう二杯釣ったので帰ろうかと思ったけど、いろいろ試したいことがあるので居残り!

まず、Twin powerは墨付け出来たけど、Scorpion のほうはまだで結果を残したいので内側で投げてみる。

ナライに変わっていたので外側は厳しいけど内側なら軽い餌木でも投げられる。

フルキャストして、底を取ってから同じように引いてくる。

反応なし。

まあ、そう簡単にはいかない。

何度か投げ直して同じように引いてくると駆け上がりのところでいきなり餌木が止まった。

えっ?根掛かり?…じゃない!

(タチウオと同じでアタッた瞬間は本当に根掛かりか?って思います)

慎重に巻き上げてなんと3匹目をゲット!

これでScorpion も無事、墨付け完了!

外側はではほとんどアタラなくなってきていたので、外側でやっている人たちに「内側でも釣れたよ~‼️」と報告してから再開。

もう一つ試したいことが…。

今回、Twin powerはRUNWAYと組み合わせてV3の餌木を投げていたが、巻き心地がやたら重たい。

重たい餌木を投げているからなのか、はずれ個体だったのか、はたまた新品でグリスがなじんでないからなのか、その辺を確かめたい。

そこで、餌木をV3からV2に変えて投げてみる。

するとじつに快適に巻ける!

ただ単に重たい餌木を巻いてたから巻き心地が重たいだけだった!

はずれ個体じゃなくてひと安心。

V2でも追い風なのでよく飛ぶ。

方向を変えて投げているとほぼ正面に投げて着底とお同時に乗って来た!

これは実に分かりやすい。

けっこうな重さ。

ゆっくり慎重に抜きあげるといい型。

いつもは写真を撮ったり、締めたりするけど、群れで居るかも?と思って珍しくすぐに投げる。

すると、予想通り着底後すぐにヒット!

これもまあまあいい型。

スルメが連発なんて初体験!

さらに追加を狙って同じ辺りに投入。

同じように引いて来る… …

反応なし。

群れがそれほど大きくはないのか、その後は反応が無くなってしまったので終了としました。

今回の釣果:
スルメイカ 5匹

今回の反省:
カマスは釣れなくて残念だったけど、スルメ5杯は上出来!

ホームでは遠投浮釣りでのイカ狙いが定番だけど、ルアーマンとしてはやはりエギングで釣るほうが楽しい。

上手い人は普通の餌木で釣っている人もいるけど、自分はそれほどの腕もないのでいままで何回か普通の餌木でやってみたことはあるけど一匹も釣れたことが無い。

逆に邪道餌木はあまり使っている人がいないので周りの人から見たら珍しいらしく、「どうやって釣るの~?」「誘い方は~?」と質問攻めでした(笑)

一番釣っていた人は10杯以上釣っていたけど、ほかの人は1~2杯だったので状況的には渋い日だったみたい。

内側にも入って来ているので風向きや釣り座の混み具合などで、外側で釣れない時は内側でやるのもありかな?

今回は出来なかったけど、投げ竿とチップラン用の重たい餌木でどこまで飛ばせるかも試していきたい。

今回の支出:
交通費: 1,090円
ロスト: 無し

釣果カウンター
スルメイカ 5匹

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