ショアジギ&カマス狙い2024第2戦 ~自己記録更新!~

釣行記

小潮1日目(旧暦 5/7)
満潮: 07:22
干潮: 14:40
日の出: 04:28

前回のブログでは書き忘れたけど、ワラサ級のボイルが何度かあり(射程内もあった?)、数日前に何匹かキャッチされているという情報も入って来て、狙いは大型青物、小型青物、カマスという事で準備は8割方出来ている。

以前はルアーケースを4つも5つも持って行って、使うのはそのうちの1割程度だったが、ちょうど、季節の変わり目で持ち物の再編成中。

今までよりは持ち歩くルアーの数も大分減らせた。

天気予報によると最低気温が20℃なので、服装も今回からショアジギスタイル。

アパレル関係はmazumeの物を多用しているが、今回もポロシャツ等新たに購入したのでほぼ全身mazumeコーデ(笑)

気合を入れていつもより早く着くとまだ誰もいない。波はほとんどないけど、風は西から3mくらいで大きな影響はなさそう。

まずはPPから始めてみる。

追い風なのでダイソーVJ22gから。

表層付近を何度か投げてみたが反応が無いので真ん中あたり、底付近と大雑把に探って行く。

途中、1回だけベイトにあたったような感触はあったが、他には異常なし。

下に降りて裏PPで投げる。

すると1投目で明確なアタリ! 追い食いはしてこない。

もう回っているか?と思ったが、その後は沈黙。

だんだん人が集まって来る。いい情報が出回っているので魚より人のほうがやる気は上がっている(笑)。

漁船は出てきたが先端付近で少し流した後はどこかに行ってしまった。(テトラ付近で流していたらしい)

薄明るくなってきた頃、内側ではすこしアタリが出たがあまり数がいないようで、みんなアタラナイと言っている。

しかし、先端方向は中層あたりでアタリが出る。アタリが出るところに何度か投げ直しているとヒット!

鋭い引きをかわして上がって来たのはいい型のアブラさんでした。

いつの間にか漁船も戻って来て近くで操業しているので隙を縫って投げていると立て続けに2本目、3本目をゲット。

漁船は割と早いテンポで内側に入って行くのでみんな漁船に付いて移動して行った。

自分は先端方向でのアタリが数は減ったが、続いていたので粘ったが、その後はアタラなくなってしまったので仕方なく移動。

いつもほど奥まで行かずに真ん中あたりで投げている人達に並んで投げ始める。割と手前でアタル。が、掛からない。

隣の人も同じように苦労しているが、その隣で投げている大佐は「近くに居るよ~」とか言って、どんどんと掛けている。

レンジ、速度、特別なことをしているわけではないけど、違いが出る。やはり、ここがDJパターンの怖さ。

ジグ単だと誘い方に明確な技術の差を感じられるがDJだとそこが分からない💦

漁船の流す場所が大分遠くなってしまったのでメタルジグを投げてみる。

先月まで港内で高実績だったドラッグメタルキャストTG。90m近く飛ぶ。底を取ってゆっくり目のワンピッチで引いて来るが反応なし。

試しに表層、中層も引いてみるが反応なし。漁船も居なくなってしまったのでカマスはあきらめた。

結局、朝一に先端で釣った3匹のみ。外側に戻って泳がせ勢の様子を聞くがイカに遊ばれただけでその他のアタリは無いらしい。

先端付近は泳がせの人たちが沢山いるので、すこし根元側でメタルジグを投げてみる。

何を付けて投げようか迷っていると先端200m沖ぐらいで何かが跳ねた。

小規模のナブラがいくつか見られたが届きそうで届かない距離。

やはり距離は必要だろうと判断して買ったばかりのRサーディンTG40gをチョイス。

TGだけあってさすがによく飛ぶ。

メインラインはPE2号だけど、100m弱飛んでいる。

表層付近をゆっくり目のワンピッチで引いてみるが反応なし。

何度か投げ直す。

こんどは中層。

少し速度を上げて大き目のアクションで引いてみる。

やっぱり反応は無し。

次は一気に底まで落として普通にワンピッチで引いてみる。

反応が無いのでもう一度。

底まで落としてワンピッチで引いて中層辺りまで来てフォールを入れた瞬間にガツンを強烈なアタリが!

思いきり合わせると結構な重量感!

これはワラサ級はありそう。

MonstersurfにPE2号+ナイロン8号。

道具のスペック的には問題なく勝負できる強度はあるはずだけど、ひとつだけ心配なのはラインが大分前に組んで使いまわしていたのでリーダーの状態が信用できない。

もちろん大きな傷は無かったけど、完璧ではない。

いろいろ考えながらファイトしていると、いきなり走り出した!

ドラグは正確には測っていないけど、割と固めに絞めている。

いきなりジャンプした。

自分はよく見ていなかったけど周りの人たちがシイラだ!と言っていた。

ものすごい重量感はあるけどすごく走り回るわけではない。

時々下に突っ込むような走りをするので「本当にシイラか~?」と思いながら少しずつ距離を詰めていく。

10分以上かかってやっと魚体が見えてきた。

シイラで間違えないが、メタルジグが口の横にあるように見える。

スレ掛かり?余計にやり取りが慎重になってしまう。

ここまで来てバラしたくない。

ランディング体制に入ろうとするとまた走り出す。

体色も青いまま。

それから何度か走られたけど、黄色くなってきたので強引に引き寄せ最後は大佐に掬ってもらい無事ゲット!

ジグを確認すると、テールフックは口の中に入っていたが、フロントフックが口の横に掛かっていたのでちょっとスレ掛かりっぽい引きになったのかな?

計測してみると95cm!メーターオーバーにはならなかったけど、十分に大物!

もちろん自己記録更新(タチウオを除く)。

血抜きをして、大物が釣れた時のためにいつも車の中に入れっぱなしにしている30Lのクーラーを登場させる。

しかし、95cmもあるとさすがにそのままでは入らない。

「頭と尻尾落とせば入るんじゃない?」と言われたけど、さすがにここでそこまでの大手術はしたくない。

シイラは尻尾がやたらと長いから少し大きめに切れば入るだろうと思い、ナイフで尻尾側だけ切ることにした。

普通、尻尾を切るラインより15cmくら頭側で切ったら見事に収まりました。

あれこれと走り回って、30分くらいは経ったのでやっと筋肉疲労も落ち着いて来た。

先端に戻るとその後は何も起こらず平和な海に戻っていた。

まだ大物が潜んでいるかもしれないので、青物用に用意したルアーも試してみる。

まずはハードコア バレットファスト。分類的にはシンキングミノー。

見た目はG controlのに似てるかな?

飛距離が売りだけど、投げ比べてみるとセットアッパーと同じくらい。

次はBlueBlueのブローウィン140J。

ノーマルのブローウィンでは去年結果を出しているので文句のつけようがない。

ノーマルより3g重たいのでさらによく飛ぶ。今年はミノーの中ではメインで使う予定。

どれも泳ぎは良い感じだったけど、魚は居ないみたいで反応は全く無し。

前回で弓角の検証(表層)はほぼ終わったけど、今回は沈めた場合。

魚が表層を意識せずに沈んでいる時に弓角を中層、底層で引くと有効な時もある。

ただ、厄介なのはせっかく沈めて引いて来ても上がってきたら絡まっていた!というやつ。

これを避けるために、一度表層で引いて絡まっていないことを確認してから落とす。という方法もある。

ただ、これだと引く距離が大分損する。

最近思いついたのは、あえて磁石に付いたまま着水させて底を取ってから外す。という方法。

磁力を少し強めに残しておいて、投げた瞬間に外れないようにしておく。

何度か試してみたがほぼ成功。

キャストの精度の問題かもしれないけど、毎回必ず天秤を目で追えているわけではないので失敗した時、どういう状態で飛んでいたかが不明。

逆にこの方法で絡みが少ないなら表層を引くときも敢えてキャスト時に外れる必要はないかな?とも思う。

次回、この点の確認をして弓角のテストは多分完結しそう。

ちなみに今回は弓角に反応してくれる魚は全くおらず、体力を使い果たしたので終了としました。

今回の釣果:
シイラ 1匹
アカカマス3匹

今回の反省:
カマスに関しては一進一退?スタート直後はやや沖方向で釣れたので裏PP効果が出た感じ。

しっかりレンジを探ってアジャスト出来たので回収率は5割ぐらいだけど良しとしましょう。

その後、内側に移動してからはここさん、大佐が順調に釣っている中でヒットしたのはわずか数回。

居るはずの場所に投げていてもアタリが出せないので、やはりDJパターンは攻略出来ていないと言うべきでかな?

ショアジギに関しては「デカいの上げられてよかった!」の一言。

相手がデカかったので時間が掛かるのは仕方ない事かもしれないけど、リーダーの強度と「掛かりどころが悪いかも?」という不安でかなり慎重なやり取りになってしまった。

もう一つ竿のポテンシャルもメーカー的には大丈夫と言われているけど未知数だったので今回釣り上げた事で安心できた。

次回、デカいの掛けたらガンガン引き寄せて行こうと思う。

目標は「メーターオーバーのシイラ!」だけど「メーター級のシイラ」って事で目標達成と言っていいかな~(笑)

今回の支出:
交通費:1,280円
ロスト:無し

釣果カウンター
シイラ 1匹
スルメイカ 6匹
アカカマス 34匹
ミズカマス 1匹

リリースサイズ
ショゴ 1匹
ミズカマス 1匹
ムツ 1匹
アナハゼ 1匹

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