カマス第10戦
大潮後の中潮2日目(旧暦 11/4)
干潮: 0:24
満潮: 07:52
干潮: 12:45
日の出: 06:37
北北東の風が強く、波も高そう。
あまり先の方に行くと風があって釣りにくそう。
だけど、前回から朝マヅメ後は1段目が有利な状況は変わっていない様子。
今回はTwitterのフォロワーのhiroさんも来られるとの事なので場所キープのためにも1段目に入るつもり…。
前日の昼間、天気予報を見た時は1日中くもりか晴れの予報だったが熱海市に入ると結構な雨が降ってきた。
駐車場に着くころにはほとんど止んでいたが、車の中で準備をしているとまた降り始めた。
雨雲を追い越してきた感じなのか?
まあ、今回は寒さ対策もあって上下レインウエアだから多少の雨は大丈夫だけど、やっぱり雨は嫌い。
それより想定外だったのは到着時結構たくさん車が停まっていた事と、堤防に行くとほぼ全員が1段目に入っていた事!
いつもは車は停まっていても分散していて1段目に入れるが今回は全く隙間なし!
仕方ないのでいつもの2段目の角。
飛ばさなくてはいけないけど広々しているから悪くはないんだけど。
竿の準備だけして、とりあえずエギングに行ってみる。
その時点では波はそれほどでもないが、風はかなりあって5m以上吹いている。しかも完全に向かい風。
3.5号の餌木をフルキャストすると感覚的には40mくらいは飛んでいそうだが、風でラインが押し戻されるのか、しゃくると3回くらいで戻ってくる。
渾身の力でフルキャストするが結果は同じ。
5回くらい投げてみたが釣れる気がしないので諦めた。
1段目でやっている人たちを見ると、浮釣りではたまにカマスが釣れているようなのでワームを投げてみる。
「餌とルアーだと釣れる対象が違う」という話も聞いたこともあるので、まだルアーでは釣れないのだろうと判断した。
今回も準備が不十分だったのでまずはワームをジグヘッドにつけるところから。
今回もメバルロッドは出番がなさそうなので10gと7gのジグヘッドに各色のワームを揃えておく。
そしてDialunaにはサビキをセット。
5時を過ぎて周りでルアーでも釣れ始めたので真剣に始める。
まずは10gのジグヘッドに黄色のワーム。
ど表層から表層ちょっと下くらいまでを探るがアタラナイ。
あれ?下なのか?
真ん中は飛ばして今度は底から少しずつ上げてみるがやはりアタラナイ。
??
この時間帯ではあまり色は関係ないと思うが色を変えてみる。
グローにチェンジ。
また上から。
あれ? やっぱりアタラナイ。
距離が足りないのか?
50~60mくらいから引き始めていたがフルキャストして70m以上飛ばしてみる。
すると5カウントくらいでやっとアタリが出た!
そのままリトリーブしてくると待望の1匹目ゲット!
距離の問題だったらしい。
前回のように周りでも全く釣れてない状況ではないので、そこまで深刻ではないにしても、最初の1匹が釣れるまではやはり緊張する。
いる場所さえわかればなんとかなる。
次からはフルキャスト。
やや浅めで引いてくるとアタリは出るが乗らない。
次はちょっと沈めて7カウントくらい。
こちらのほうがアタリは多くなるがなかなか乗らない。
あまりアクションを入れずにただ巻きにするとようやくヒット!
活性が上がりきらないうちはおとなしめのアクションのほうがよさそう。
何匹か釣ったところで効率が悪いのでミノーに変えてみる。
フルキャストして中層を巻いてくると…
あれ?アタラナイ。
糸がらみ。
投げ直す。
巻いてくる…。
ん? やっぱりアタラナイ。
また糸がらみ!
やはりジェット天秤+ミノーの弱点は向かい風に弱い事。
風向きを考えて絡まないように慎重に投げる!
中層まで沈めて巻いてくると…
やっぱりアタル!
しかも丸呑み!
カマスはクラウンが大好きなんでしょう!
ワームでもアタルがミノーのほうがキャッチできる確率は高い。
やはりトリプルが2つ付いているので掛かりがいいのか?
ミノーだと顔の横に刺さっていることが多い。
ミスバイトなのか、ちょっかいを出してくる奴をからめとってくるのかは分からないがスレなので妙に強い引きを味わえるところも面白いところ!
サビキも試してみるが釣れるがあまり確率は高くない。
明るくなってきたところで朝一の時合いは終了。
このタイミングでhiroさん登場。
今回はお友達と一緒という事で私より早く到着して1段目でやられていたそうです。
ご挨拶して、腹ごしらえをして再開。
最近のパターンでは7時過ぎにまた回ってくるはず。
それまでは探り探り、疲れない程度にやっていく。
しばらくしてhiroさんは都合があるとの事で帰られました。また、次回よろしくお願いします!
今回のテーマは「ミノーなら何でもいいの?」
ジャークソニックで釣れる事は分かっているけど、単独だとそこまで距離が出ないし、ジェット天秤+ という形だとあまり重たいと回転してしまうので極端に距離が落ちる。
今回は出来るだけ軽めのメバル用のミノーを試してみる予定。
まずはカメヤでみつけた安いミノー。FIRST MINNOW-60
色もいい感じだったので買ってみた。
これはアタルがシャローミノーほどではない。
釣れる事は釣れる。
次はTetraWorks のYURAMEKI イワシカラー
2~3度投げたが全くアタラナイ。
泳ぎが合わないのかカラーが悪いのか?
次はTOTO HSのグローイワシ
これもアタラナイ。
おや? ひょっとしてカマスいない?と思ってシャローミノーを投げると…
ヒット!
いるじゃん!
もはやサーチベイト! いればアタル!
シャローミノーで釣っているとだんだん近くでアタルようになってきたのでワームに変更。
50mくらい投げてみるとしっかりアタル。
数匹釣ったところでまたアタラなくなる。
これの繰り返し。
型も違うので、いくつかの群れが入れ代わり立ち代わり入って来ていると思われる。
途中から隣(と言っても少し離れたところ。階段の下)に入った地元の人は独特な仕掛け。
天秤の真ん中に重りが付いた感じの物の先にリーダー。その先にワーム(白いダート系?)というもの。
60~70mくらい投げてレンジを取ってから「水平に引いて落として」の繰り返し。
これがものすごい勢いで釣っていく!
その上の角の所でやっている人はジグ単で届く距離なのでライトロッドでジグ単。
この2人が競うように釣りまくっている。
アクションがほぼ同じなので今回の「アタリパターン」であることは間違いないが、自分はちょっと苦手なアクション。
なのでミノーでひたすら頑張る!
時間を掛ければいくらでも釣れる感じだったが、疲れたしミノーに関する検証は一通り終わったので12時で終了としました。
7時過ぎからは1段目でも入れる隙間はあったけど、外側が大荒れで時々内側まで波が被る有様。
真夏ならいいけど真冬に海水は浴びたくないので今回は遠慮しておきました。
向かい風でベイトが寄せられていたためかイナダは結構釣れていたけど…。
今回の釣果:
カマス45匹
今回の反省:
シャローミノーが最強であることは疑いようがない。
ただ、他の人に勧められるかと言うと微妙。
ミノーの性能で釣っているので、自分のテクニックではない(ただ巻きで釣れる)。
持ち得るテクニックを駆使して「どうやったら食わせられるか?」という楽しみは無い。
あと、糸がらみはこの釣り方の税金だと思っているのである程度仕方ないが、もう少し改良の余地はありそうなので次回検証する。
今回の支出:
ロストなし。
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