カマス第16戦

釣行記

カマス第16戦

大潮3日目(旧暦 1/2)

干潮: 23:26

満潮: 06:33

干潮: 11:44

日の出: 06:41

ホームのヤリイカ情報がなかなか入ってこないので今回はちょっと南でカマスメイン。もちろん夜明け前はイカ狙い。

2時半過ぎに到着。

車は何台か停まっているが釣り場専用ではないのであまり参考にならない。

堤防に何人かの明かりは見える。

出来るだけコンパクトに荷物をまとめて1回で運ぶ。

自転車を使ってもいいが、距離が中途半端すぎて出し入れの手間を考えて今回は徒歩。

竿はSephia、Blueccurent、メバルロッドの3本体制。

強風だとメバルロッドは使えないかと思っていたが予報より風は弱くなっている様子。

予報だと6~10mくらい吹きそうだったが、そこまで吹いてない。吹き方も間歇的。

軽いリグもいけるか?

堤防には奥に2、3人?比較的手前に1人だけ。

手前にいる人に声を掛けそのさらに手前に入る。

気さくな方で、イカ狙いをすると言ったら、状況を詳しく教えてくれた。

「昨日は堤防全体で1杯だけ。今日はスルメとヤリが何杯ずつかは釣れてる」との事。

自分はイカ狙いなら先端方向が有利と思っていたが「日による」との事。

同様にカマスは手前のほうが有利と思っていたが、それも「そんな事ないよ。日による」との事。

年に数回しか来ないが、いつも手前側でやるのでそのまま手前側でやることにした。

まずはエギング。

邪道餌木にキビナゴをセットして投げる。

胸の高さまで壁(?)があるのでどのくらい飛んでいるのかわかりずらい。

昼間なら上に乗ってもいいが、暗いうちは必要以上に危険な行動はしない。

ホームと比べると浅いが横風なのでやはり着底がわからない。

一応、上から下まで丁寧に探るが反応なし。

カマス釣りの準備が不十分なので、気晴らしにワームのセットをする。

伊東では以前は10gのジグヘッドを基本に渋い時用に7g、5gを使っていたが、最近は小さめのワームを主流としているので7g、5gを中心に用意しておく。

準備が出来たところでエギング再開。

同様に上から下まで探るがやはり反応なし。

4時過ぎからチラホラとカマス狙いと思われる人たちが入って来る。

「隣いいですか~」とちゃんと声を掛けて隣に入った人もいれば、人の事を盗み見るようにして黙って通り過ぎる人もいる。

しばらくして「おはようございまーす!」と元気に声を掛けてきた若者が…。

かま~すっさんでした!

相変わらずどこでも元気で礼儀正しい!

流石です。

釣りがうまい人は礼儀もわきまえてる気がします。

あとからカマス大佐も来られるそうです。楽しい釣りになりそう。

かま~すっさんは私から少し離れたところに入り釣り開始。

いきなりカマスを上げる!

「もう、回ってるみたいですよ!」と。

はやっ!

やはり次元が違う。

「まだいいよ。私はイカが食べたい」と思いつつ頑張ってエギングを続けるが段々とむなしくなってくる。

少し明るくなりかけたところでイカはあきらめてカマス狙いに変更。

いつも通り、10gのジグヘッドにグラスミノーMの夜光からスタート。

この時点ではまだ時折強めの横風が吹いており棚が取りにくい。

暗い時間なので一応表層から。

巻き方をいろいろ変えるが反応なし。

沖ではほぼ根掛かりしないと分かっているので今度は下から。

少しずつ上げてくるが、やはりアタラナイ。

そうこうしているうちにカマス大佐登場。

かま~すっさんの隣に入って釣り開始。

すると数投で「あ~、バラした~!」とか言ってる。

揃いも揃って早すぎです!

それほど数はいないようだがいることはいる!

しかしアタラナイ。

暗い時間帯はあまり実績がないがシャローミノー投入。

距離は必要なさそうなので重りは3号。

糸絡み防止のためフロロ8号を使用。

上から順番に引いてくるがアタラナイ。

沖は根掛かりしないが攻めすぎると手前のブレイクに捕まることがあるので要注意。

時間帯が悪いというより泳ぎが心配。

一度、壁に上って手前で泳ぎをチェック。

「全然アクションしてない!」

ミノーが小さく1.8gと軽量なので太いラインに完全に抑え込まれている。

これでは釣れるはずがない!

すぐさまラインをフロロ5号に変更。

チェックしてみると、これならしっかり泳いでいる。

太さはこれでいいが、細くしたらとたんに糸絡みが多くなった!

やはり最適解の発見は難しい。

効率が悪いのでジグ単に戻す。

風がだんだん弱くなってきたので7gでも行けそう。

メバルロッドに7gのデルタマジックヘビー+信頼と実績の波動ビームギンギラグローレモン。

大佐のほうから「けっこう遠いね」という声が聞こえてきたのでフルキャスト。

上にはいない。

中層よりやや下あたりを引いてくるとやっとヒット!

結構引きが強い。

まあまあの型のアカカマス。

ホームのカマスより元気がいいのか、とにかく暴れるしカメラの調子もよくなくてうまく取れなかった。

ほどなくして時合突入。

とは言ってもファーストフォールで食ってくることは少なくよくアタルがなかなかフッキングしない。

波動ビームはどちらかというと小さいワームなのにフッキング率が悪い。

2投で1匹くらいの確率。

時合い中は出来れば1投1匹ペースで釣りたい。

誰かのTwitterで「あわせられないアタリが頻発するときはあわせ遅れてるのでアタル瞬間を想定してあわせる…」みたいな事が書いてあったのを思い出して試してみる事にした。

リトリーブして ツンツン…ツンツン…ここであわせる!するとフッキングした!

これ使えるかも?

釣り上げるぺーすがあがって時合い中は16匹の釣果。

時合い中はすべて波動ビームで釣れたが6時半を過ぎるとパタリとアタリが止まる。

ここで、あえてシャローミノー投入。

中層から探り始めるがアタラナイ。

何度か投げ直すが、糸絡み頻発。5割くらいの確率で絡む。

やはり、風が弱い時のほうが絡みやすい。

投げ方もやや横から投げたほうが絡まないような気がする。

フックの付け方も含めて再度検討事項をまとめて次回検証してみる。

ちゃんと泳げばそれなりに答えは出る。

時合い以降、シャローミノーでも2匹は釣ったがホームと違って確率が悪い。

ベイトが違う?潮色?

2匹目が釣れた時点で違うミノーに替えてみたが全くアタラナイ。

やはりシャローミノーが一番優秀だという事に変わりはないらしい。

嬉しくもあり悲しくもあり…ちょっと複雑な心境。

名人2人は時合い以降、さすがにペースは落ちているがそれなりに釣っている。

特にかま~すっさんはここの状況に完全にアジャストしてかなりいいペースで上げていく。

自分はワームで探るがなかなかアタラナイのでちょっと近くまで行って観察。

視覚的には完全にインプット完了。

しかし、真似するとなるとかなり厄介。

自分はパワー系なので、あのフィネス系の動きが出来るか?

これも次回のお楽しみという事で…。

そろそろ帰ろうかなと思って道具の一部を片付け、餌木についていたキビナゴをジグヘッドに付けて投げてみる。

塩漬けにしてカチカチなので思った以上に持ちはいい。

しかし、全くアタラナイ。

一種のハイブリッド釣法だが期待とは裏腹にアタラナイ。

キビナゴが古いから?

餌釣りのじいさんたちの会話を聞いていても「新しいほうが全然食いがいいよねー」とか言っていたので、2年半前のものだともはやワーム以下という事なのか?

当初は「サクッと釣って、昼までには帰ろう」と思っていたが、なかなか結果が出ずにいろいろやっていたら遅くなってしまった。

11時を過ぎて体力の限界となり終了としました。

帰りはカマス大佐と近くのスーパーで海産物の物色をしたり、昼食を取りながら情報交換をさせてもらって帰りました。

今回の釣果:

アカカマス 20匹

今回の反省:

イカ釣りはまわりの浮釣りの人が上げていたらしいが、時間が合わなかったのか、エサが悪かったのか、空振りで残念。

やはり夕マヅメから半夜でやったほうが確率いいような気はするが、カマスが釣れているうちはこのスタイルで頑張るしかないか?

カマスは「渋いなか、20匹釣れば十分」という名人の言葉があったので、ありがたく頂いておきます。

今後、どこまで近づけるか?

もう、終了間際なのであらかじめ課題を整理してシーズン中に解決しておきたい。

今回の支出:

ロスト: 400円くらい(ジグ単2セット)

釣果カウンター

カマス 91匹

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