大潮後の中潮(旧暦 4/18)
満潮: 05:05
干潮: 12:14
日の出: 04:37
タチウオ釣りたいな~!
国府津行こうかな? おやっ?横須賀でも釣れてる?
という状況で悩んでいると
大佐から「サバがボチボチ出始めてる…」というお誘いがありホームへ出動することにした。
3時に駐車場に到着すると車は1台だけ。
やっぱり釣れてないんだろうな…。
準備をして堤防へ行くと今回も一番乗りなので特等席へ!
サバがメインターゲットなのでメタルジグを中心に準備して、竿はメインがRunway。夜明け前にカマスもいるかもしれないのでサブでBlueccurent。距離が必要になった時のために控えでDialuna。
まずはカマス狙いでダイソーVJを投げてみる。
一応、カマスは終わったと言われているが引き続き同じベイトを追っているのかどうかが問題。
方向を変えながら上から下まで探るがアタリなし。
一通り探り終わった頃、漁船が数隻出てきた!
おっ!まだカマスいるらしい…。
しかし、漁船は目の前を通過して沖合へ行ってしまった。
まあ、そうだよね!近くにいるなら堤防からでも釣れるからね…。
メタルジグに変えたり、バイブレーションに変えたりしたがどれも反応なし。
投げながら漁船の動きを見ていると、少しずつ移動して向かいの堤防の先端あたりで漁をしている。
あれなら堤防から届きそう。
自転車があるので5分も掛からず行けるけど…。
そこまでする必要があるか悩む。
その時間には他にも数人隣で投げていたので、特等席をキープしていながら他の場所に移動することにも気が引けた。
漁船はどんどん移動して最終的にこちらの堤防の付け根方向で漁をしている。
こちら側のテトラのすぐ前。
ちょっと移動してテトラから投げようかと思っていたら、元の位置で投げていたグラスミノーMにアタリが!
表層からやや下を引いてくるとカマス特有のアタリがあり、合わせたが乗らない。
巻き続けると3回くらいアタックしてきたが、結局乗せられなかった。
(後で考えるとこれで判断が鈍った)
先端でもカマスがいるならわざわざ移動することはないと思ってしばらく続けたが、結局その後はアタラなくなってしまった。
たまたま居ただけだったみたい。
仕方なく、テトラの真ん中あたりに移動して漁船がいる方向に投げてみたがアタラナイ。
そのころ大佐登場。
情報共有して、大佐はもっと手前(根元)のほうで投げはじめたがダメみたい。
漁師がカマスを上げるところは見ているので居ることは間違いないが結局掛けられないかった。
アタリも先端でグラスミノーMに1回出ただけで、そのほかはアタリすらなし。
ベイトは何だろう?
定位置に戻ってサバ調査再開。
前回はダイソーVJでカマスもサバも釣れたからダイソーVJを投げるが全く反応なし。
やはりカマスがいなくなった時点でベイトのイワシもいなくなったと見るのが正解か?
だとするとマイクロベイトパターン?
ダイソーVJだと距離が出ないのでここからはメタルジグメインで行く。
明るくなってから時々、海面でモゾモゾしたり、パシャパシャしたりという場面が時々ある。
20gのメタルジグを投げてワンピッチで引いてくるともうすぐ回収というところで何かがヒット!
かろうじて魚だろうという程度の軽さ。
上がってきたのはえんぴつカマス!(写真撮り忘れた!)
こいつがマイクロベイトを追い回している様子。
Yさんに餌にしますか?と聞いたら
「餌にするにも小さすぎ!」と言われてしまった(笑)
「沢山釣れたら唐揚げとかでもいいんじゃない?」と言われたけど、揚げ物はめんどくさいのでリリース。
その後、連発するかと思うと全く反応なし。
たまにサバらしき小規模のナブラが起きるが狙い撃ちする間もなく消えてしまう。
生命感はあるが釣れそうな雰囲気はあまりない。
底潮は沖に向ってかなり流れている。
釣る側も集中力を維持するのが難しい状況。
私は投げるのは好きなのでいろいろな種類のメタルジグをあれこれ変えて投げまくっていると、
ビッグバッカージグの赤金を遠投して底を取ってしゃくり始めた瞬間
ガツっと明確なバイト!
やっとキタ!
サバかな?と思って巻き始めると青物の引きではない。
重い! とにかく重い!
ヒラメかな?
ヒラメはサーフでソゲサイズしか釣ったことがないのでどんな引き方か分からない…。
名人から「ポンピングすると外れることがあるからただ巻きのほうがいいよ」とアドバイスをいただいたのでリールの力だけでひたすら巻く!
Stradic C3000なので決して力があるわけではない。
魚の正体が分からないので引きを楽しみながらゆっくり巻いてるように見えているようだが、本人は結構一生懸命!
PE0.6号でほぼギリギリの設定にしているドラグが時々出される。
無理をするとラインブレイクしそうなので慎重に巻いていると、もう少しという所で急に底に向って走り出した!
いい感じでドラグが出る!
Stradicなかなかいい仕事してくれます。
青物みたいに走り続ける感じではなく時々突っ込む感じ。
突っ込みを慎重にかわしながら寄せてくるとなんとハタ!
たいていの魚は抜きあげてしまうが、とても抜けるような代物ではないので大佐にタモ入れしてもらい無事にキャッチ!
正体はアオハタでした!
血抜き後、大佐のスケールをお借りして量ってみると1.43kg!
紛れもなく今年最大の大物!
ヒラメじゃなくて残念とか言ったら怒られるか?
アカハタ、オオモンハタは食べたことあるけどアオハタはそれらと比べるとどうなんだろう?
食べるのが楽しみです。
吉澤さん曰く、「近くにまだいるから同じところに投げてみろ!」
えっ?! そう言われても…。
メタルジグをフルキャストして90mくらい飛ばしてさらに50カウントくらい沈めたところだから、同じ場所に投げるのはほぼ不可能なんですけど…。
まあ、無理だとは思うけど、師匠のお言葉なので一生懸命投げてみます!
繰り返し投げているうちの何回かはかなりいいところに飛んでいるはずだけど、その後はまた無の世界に。
しばらくすると、一瞬活性が上がったタイミングがあり、大佐にアタリが!
掛けられなかったようだが、その隣のKさんとルアーを見ているとKさんにヒット!
上がってきたのは中サバ!
ここが時合いか?と色めきだったが続かずにまた沈黙。
まわりでほかの人が投げているものはなるべく使わずに正解を探してみる事にする。
普段、ショアジギは40gを基準にしていたので40gはかなりバリエーションがあったが20g以下はRunwayを使い始めてから揃えだしたのであまり揃っていない。
少ない選択肢からあまり飛ばないので普段あまり使わないSlowBlattCastOvalの10gを使ってみる。
平べったいし軽いので全然飛ばない!
渾身の力を込めて投げてもせいぜい50m。
まあ、飛距離はしょうがないのでフォールで食わせることを意識してゆっくり誘う。
メタルジグは飛ばしてなんぼと思っているので、ちょっと飽きてきてそろそろ変えようかと思っていると残り20mくらいのところでいきなりヒット!
ヒットするとすぐに横に走る。明らかにサバ。
それほど大きくはないのでゆっくり引きを楽しみながら抜きあげると先ほどのKさんと同じくらいの中サバ。
これで3目達成!
すぐに同じように投げるがやはりアタラナイ。
ほんとうに今回は活性が低い。というか個体数が少ない。
その後もいくつか違うメタルジグを投げてみるが反応ないのでちょい投げを試してみる。
市販のキス用仕掛けにパワーイソメを付けて投げるがこちらも反応なし。
フグすらアタラナイ!
あらゆる方向に投げたがアタリすらなく終了。
今回の釣果:
アオハタ 1匹
サバ 1匹
カマス 1匹(リリース)
今回の反省:
カマスに関しては判断ミス。いい場所をキープしていたので、移動することを躊躇したことが敗因。
素人の感覚より魚探を信じるべきだった。
漁師さんが上げているところは見たのでいることはいる。
サバは1匹でも釣れてラッキーだった。
沖にはいるという事だが釣れたのは型も小さく、本格的回遊はもう少し先か?
アオハタは完全にマグレ!
下手な鉄砲数打ちゃアタルってことかな?
(今回使ったルアー)
一つ言えることは特等席を取ったことが全ての釣果につながったという事。
やはり「早起きは三目の徳!」という事で!
今回の支出:
ロスト:なし
釣果カウンター:
アカカマス 172匹
サバ 3匹
アオハタ 1匹
リリースサイズ
ミズカマス 1匹
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