ショアジギ 3 ~弓角一択~

釣行記

大潮2日目(旧暦 6/15)
満潮: 3:00
干潮: 10:29
日の出: 04:38

先週は釣りに行く時間が無く、2週間ぶりの釣行。

天気予報がコロコロ変わり、全くあてにならない。

当初は雨予報で釣行自体が無理かと思われたが、段々といいほうに変わって来てどうやら降られないで行けそう。

ただ、前日、当日の行くまでの時間までは降りそうなので磯やゴロタはやめたほうが良さそう。

という事で一カ月ぶりのホームへ。

「あまり早く行っても雨が降っていて釣りが出来そうもないし、そもそも雨予報で釣りに来る人そんなにいないだろう」

という予想の元、すこしゆっくり目に出発し到着は3時半。

すると、予想外にすでに2台車が停まっている!

1カ月前はガラガラだったから少し舐めてた。

完全に出遅れた。しかも堤防に行くとMさんのバイクも停まっていたので4番目。

外側でテトラを気にせず投げられるポジションに入れただけましと考えたほうが良さそう。

今回は雨対策もあり、荷物は少なめに考えて竿はRUNWAYとMonstersurfの2本だけ。

風は気にならない程度なのでほぼRUNWAYだけでいけそう。

準備を済ませ投げる前に隣にMさんがいたので近況を聞いてみると

「最近はあまりよくないね~。明け方にカマスがちょっと釣れて、明るくなってからショゴとかワカシがチョロチョロぐらいかな?」

一週間前とは大違い。ベイトは居るみたいなので回遊待ちという状況の様子。

まずはカマス、サバあたりを探してみる。

スタートは最近お決まりのビッグバッカージグのグローストライプ20g。

風はわずかにフォローで吹いているようでよく飛ぶ。

上のほうから少しずつレンジを刻みながら探っていく。

波もほぼ無いので探りやすいが、逆に何も感じない。

いつもと違って広角に投げられないので、ひたすら正面に向って投げる。

何の反応もないのでカラーチェンジ。

ビッグバッカージグの赤金。

次はドラッグメタルキャストのグリーンゴールド。

どれも反応なし。

4時を過ぎるとMさんとFさんの会話が聞こえてきた。

「4時になったね。あと15分」

最近のトレンドは4:15ころ釣れ始めるらしい。

すると本当に4:15を過ぎたころに隣でダイソーVJを投げていた人がカマスを上げた!

結構良さそうな型。

上ではなく真ん中くらいとの事。

そう言えばその少し前からMさんが中層で何かアタルけど乗らないと言っていた。

私は何もアタラなかったが…。

その直後、北向きに投げていたFさんもカマスを上げた。

それを見たMさんはすばやく北側へポジションチェンジしてカマスを上げる。

北側に群れがいるらしい。

幸い下段には誰もいないので下段の北側へ行って投げる。

相手がカマスだと分かっていればメタルジグよりもワームのほうがやりやすいと思い、デルタマジックヘビー10g+イシグロワームのグロー。

レンジが分からないのでとりあえず3カウントで表層を引いてくるが反応なし。

それほど下ではないだろうから6カウントで引いてくるとかすかな反応が!

食って来ているというよりじゃれついてくるようなアタリが何度かあったが乗らない。

誘う時間を確保するために今度はフルキャストして同じレンジを引いてくると同じような反応。

いくつかの誘い方を混ぜて、最後にスピードの変化を付けたらやっとバイト!

竿が堅めなのでバラさないように慎重に巻いて来て抜きあげると、引きの割にはいい型のカマス。

時合いが短いことは分かっているのでバケツに突っ込んですぐに投げ直す。

すると同じ辺りでもう一匹追加。

今度はちょっと小さい。

しかもミズカマス。

立て続けに釣れたのでもっと行けるかと思ったがここまで!

アタリが止まってしまった。

上の人たちも「内側に入っちゃったかもね~」とか言っているので内向きに投げてみるがやはり反応なし。

隣の人が初めの1匹を釣ってからわずか10分足らず…。

時合い短過ぎです。

まあ、時季外れに釣れてくれるだけありがたいと思ったほうがいいのかな?

血抜きするためにカマスを持ってみるとなんと大きいほうもミズカマスだった!

大きさからアカカマスだと思っていたのでちょっとガッカリ。

元の場所に戻って外側でもワームを投げてみるがやはり外側にもカマスはいないのでメタルジグに変えて青物狙い開始。

晴れていればかなり明るくなっている時間だが、曇りなのでまだ薄暗い感じ。

グロー系をいくつか試すが反応なし。

ゴールド系でもダメ。

ここで寝坊で遅くなったというカマス大佐登場。

もう数か月カマスを釣っていないという事ですが残念ながらカマスの時合いは終わってしまいました。

みんな思い思いの仕掛けで青物を狙います

メタルジグを投げる人、ダイソーVJを投げる人、弓角を投げる人。

しばらくは音沙汰なかったが、まずはI名人が弓角でヒラソウダを上げる。

続いて大佐。こちらも弓角。

ソウダ相手なら弓角が有利ということでみんな弓角にチェンジ。

活性が高いわけではないので連発しない。というか釣れたらラッキーぐらいの空気感。

みんな白い弓角を投げているので私はあえてピンクを投げる。

…が、アタラナイ。

じゃあ、次はブルー。

これもアタラナイ。

もうひとつ変わった色のも試す。

残念ながらこれも空振り。

やっぱり白なのかな?

でもみんながすごく釣っているというわけではないので…。

マイクロベイトパターンなら小さいミノーでもいいかなと思って、メバルハンターを使てみる。

するとピックアップ寸前に何かが飛びついてきた!

なんとえんぴつサイズのカマスがスレで上がって来た。

とても食べられるようなサイズではないので写真だけ取ってすぐにリリース。

カマス以外の魚も釣れるかと思って投げ直すがそれ以上は何も反応しない。

魚が全く釣れないかというとそういうわけではなく、みなポツリポツリとは釣っている。

一緒に「釣れないね~」と言っていたMさんまでショゴを釣って、朝から青物を1匹も釣っていないのは私だけ。

Fさん、Iさんが帰って先端が空いたので移動。

みんな結局白い弓角で釣っているので自分も白い弓角を集中的に投げることにする。

ここまで偏ると確率論になってくる。

白い弓角をどれだけ投げたかで釣果に差が出てるような気がして…。

もうひとつ違いがあるとするとリーダーの長さ。

みんな2~3mくらい付けてるけど自分のリーダーは1.5mくらい。

マウスでスプラッシュさせて寄せた魚を釣る。という原理を考えると距離は近くてもいいのではないか?と思うのだが…。

でも、考えられる可能性はすべてつぶしておく。

新しいリーダー2.5mに付け替えて投げる。

無茶苦茶投げにくい!

弓角だけだと体力の消耗が激しいので時々違うルアーも試してみる。

今回新しく用意してみたのはWaterlandのアンダートウィッチャー。

これは操作が難しい。

足場が高いという事もあるかもしれないが、すぐに水面から飛び出してしまう。

次回、下段で試してみてそれでもダメなら不採用にする可能性あり。

ジャッカルのライザーベイト012も再挑戦してみたがやはりこれもあまりうまく扱えない。

本格的な青物シーズンを迎える前になんとか表層系のアイテムをものにしたいと思っているがなかなか手ごわい。

今のところミノー系に頼る感じが強いかな?

ふと気が付くとここさん登場。

こちらも寝坊したらしい。

釣りあるあるなのかな?ちなみに私は今までで寝過ごしたのは1回だけです。

普段は釣りに行けるわくわく感でアドレナリンが出てるのかな?

それから白い弓角を中心に投げまくるが結局何も掛けられず、いつもより粘って11時過ぎに終了としました。

今回の釣果: ミズカマス 2匹(+1匹 リリース)

今回の反省:

今回はポールポジションを取れなかったことが敗因か?

大佐は真ん中あたりでも釣っていたが、やはり広角に投げられたほうが有利。

カマスに関しては状況判断で、移動して一番掛けられる確率の高いワームを選択したのが正解だった。短時間だったが結果を出せてよかった。

青物に関しては、ほぼすべて白い弓角で釣れていたが、他の可能性を追求したかったので仕方ない。次回に期待。

今回の支出:

交通費: 370円(西湘バイパス)

ロスト: なし

釣果カウンター

カマス 179匹

スルメイカ 1匹

サバ 12匹

アオハタ  1匹

シロギス  9匹

メゴチ 3匹

タチウオ 1匹

ワカシ 1匹

子サバ 3匹

チャリコ 2匹

リリースサイズ

メゴチ 1匹

ハゼ(?) 1匹

カマス 2匹

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