ショアジギ8 ~珍魚ハンター~

釣行記

小潮1日目(旧暦 7/22)
干潮: 03:34
満潮: 10:13
日の出: 05:05

2週間ぶりのホームへ。

まだ8月だけど少し肌寒い。風が吹くと半袖より長袖のほうがいい感じ。

いつもの時間に駐車場に着くとすでに車が4台。だんだんみんなの出足が早くなってきている。

堤防に行くと上段にはかま~すっさんともう一人だけ。

内側にも何人か入っている。もう内側でも釣れてるって事?

かま~すっさんに挨拶して様子を聞くとまだアタリは無いとの事。

いつも準備不足感は否めないが、今回は特にひどい。

前日に仕事上のトラブルがあり準備時間はゼロ!

荷物はその辺に転がっているものを全部バッグに詰め込んできた。

リールのリーダーもチェックしていない。

とりあえずRUNWAYとBlueccurentだけ持って来たがBlueccurentのほうはリーダーがボロボロなので交換する。

まず、朝はカマスメインなのでジグヘッドとワームをセットする。

弓角は前回の使いまわしで大丈夫なはず…。

準備をしているとFさん、Mさんなどいつものメンバーが続々登場。

準備をしながらかま~すっさんが情報収集している内容を聞き耳を立てて聞いていると…

「カマスはかなり安定して釣れている。時合いも1時間くらいある。内側でも釣れている。」「青物は日による。日の出前からショゴが釣れる。」といった感じ。

なるほど、それで内側にも人が入っているということらしい。

自分は青物狙いがメインなので外側で頑張る。

準備が完ぺきではないがカマスが釣れ始めたので参戦。

ダイソーVJを使う人が多いが、まずはBlueccurentでボトムドライブ10g+グラスミノーM夜光。

表層から探り始めるが、なかなかアタラナイ。

おおざっぱに中層まで刻むがアタラナイので今度は底から上げてくる。

ポツリポツリとまわりでは釣れているが自分にはアタリすらないのでちょっと焦る。

ダイソーVJに変えようかな?

自分としてはダイソーVJは釣れて当たり前なのであまり使いたくない。

かと言って、今回はあまりいろいろ揃えていないのでグラスミノーで頑張っていると、4:30を過ぎたころやっとアタリ始める。

探し出したというよりは単に活性が高くなってきただけのような気はするが…。

そして待望の1匹目をゲット。

(ぴんぼけですいません)
あまり大きくないミズカマス。

2匹目も同じ辺りを通すとしっかりヒット!

今度はまあまあの型。アカカマスかと思ったらミズカマス。

グラスミノーで何匹か釣ったのでダイソーVJに変えてみる。

!!

アタリ方が違う!

ほぼ入れ食い状態。やっぱりダイソーVJスゴイ!

難点はワーム自体が大きいので尻尾に食いつかれることがあり、アタッタ時のフッキング率はグラスミノーのほうが上かも?

ワームの強度も低い。

特にジグヘッドに差し込んでいる脇腹(?)のあたりが4~5匹釣ると薄くなって来てまっすぐに刺さらなくなってくる。

同じような形の他メーカーの物のほうが耐久性を考えたらコスパいいのかも?

次回からその辺の検証してみようかな。

あちこちでボイルが見られるほど活性が高いのでミノーでも釣れるだろうと思いジャークソニックを入れてみる。

シンキングミノーだが足場が高いのですぐに浮いてきてうまくコントロールできない。

何度か投げ直したが反応しないのであきらめる。

もしかしたらもう魚がいないかも…と思いダイソーVJを投げてみるとちゃんと釣れる(笑)。

まだカマスは釣れているが、ライトがいらなくなるくらいの明るさになったところで古川さんはメタルジグ、前田さんは弓角でショゴ狙いを始める。

カマス釣りを続けながら二人の様子を見ていると、Mさんの弓角にショゴがヒット!

型も30cm以上ありそう。

自分も弓角を投げようと思い、前回の仕掛けを探すが見つからない。

(家に帰ってからわかったが、前回使った弓角の袋はリビングに転がっていた)

仕方ないのでメタルジグを投げてみる。

弓角で釣れるという事は表層に居るはず。

スキッピングで引いてみても反応が無い。

シイラとかはスキッピングから沈めた瞬間にヒットすることがよくある。という事を聞いたこともあるので試してみるがこれも不発。

仕方ないのでメタルジグはあきらめて予備の弓角を取り出しリーダーを結んで投げる。

Monstersurf用に作った15号の改造天秤はまあまあスプラッシュが出たが、RUNWAY用の8号は小さいフックカバーで作ったせいかあまりスプラッシュしない。

まあ、スプラッシュの大きさは直接は釣果につながらないのでそのまま続ける。

他の人が複数釣っているのに比べて自分には青物のアタリがない。

かま~すっさんもアジングロッドでカマスを狙っていたがその竿にショゴがヒット。

勢いよくドラグを出されるがさすがに慣れた手つきで寄せてきてしっかりゲット。

さすが、普段から細い糸でやっているのでやり取りがうまい。

結局、自分はショゴは釣れずに時合い終了。

仕方ないからジグでも遠投すれば何か釣れるかな?と思ってビッグバッカージグのアカキン20gを投げる。

表層、中層と探っていくが何も反応しないので底まで沈めてみる。

着底後ワンピッチで3回シャクってストップ。3回シャクってストップ。

一度底を取り直して、また3回シャクってストップした瞬間にドンッ!

かなりの重量感。

初めのうちはかなり抵抗してたので「またハタか?」と思ったが20mくらい巻いたら大人しくなった。

重たいのは変わりないが激しく引くことは無いので慎重に巻き上げてくると赤い魚影が見えてきた。

まさかのショアレッド!と思ったが、さらに巻いてくるともっとキレイな魚体がみえた。

しっかりフッキングしているので思いっきり抜きあげるとかなりいい型のイトヨリでした!

ショアからイトヨリが釣れる事はたまにあるけど、この大きさは規格外!(家で測ったら40cmありました)

Yさんから「珍魚ハンター」と命名していただきました(笑)

それにしてもビッグバッカージグいい仕事する!5月にアオハタを釣ったのもこのジグでした!

魚を抜きあげた時にフックアウトして堤防に叩きつけられたので曲がってしまった。

買いなおしておかないと(笑)

奇跡の一匹を釣った後はカマスはポツリポツリとは釣れるけど、青物が回って来てくれない。

たまに他の人がソウダを上げるが単発。

友達にソウダ釣ってくるヨ!と言ってきたので1匹は釣りたい。

やはり弓角が一番効果的かと思うので弓角を投げる。

引いてくる弓角をよく見るとちゃんと回転していない?

前回使った弓角に交換してみるとちゃんと回っている!

明け方の時合いに釣れなかったのは弓角が回っていなかった可能性が高い。

1個数百円の物だから仕方ないけど、個体差があるらしい。

次回からは新しいものを使う時はテストしてから使うことにしよう!

セットアッパー、モンスターショットなど、色々投げても反応が無い。

疲れて休んでいると単発的にナブラが起きたりする。

今日は魚との相性も良くないのかも。

かま~すっさんはブレイク付近にいるアカカマスを狙い撃ちしてしっかり結果を出している。

真似したいが今日の道具立てではちょっと無理。

カマスはあきらめて弓角に専念する。

すると魚のほうが根負けしたのか、ついに私の弓角にもアタックしてきた!

2回目のアタックでようやくヒット!

思わず「やっとキター!」と叫んでしまった(笑)

本日1匹目のマルソウダをキャッチ。

これで安心して帰れる。

その後、風向きが変わりやや向かい風になりRUNWAYだと距離が出なくなってきた。

ソウダくらいならRUNWAYで釣るのが面白いけど、風対策、距離対策を考えるとMonstersurfは常備しておいたほうが良さそう。

カゴ釣りの方でもソウダはたまにしか釣れていないので今回は回遊自体が少なかったのでしょう。

終わりにしようかと思ったけど次回に向けて試しておきたいことが一つ。

去年の秋から冬にかけてのカマスに対して最強ウェポンだったシャローミノーを試してみる。

弓角の仕掛けの弓角を外してシャローミノーを取り付ける。

ブレイクの所にアカカマスは居るはずなのでキャスト後一度底を取りゆっくりボトムぎりぎりを通すイメージで引いてみたが、アタラナイ。

何度か同じコースを引いてみたが全く反応なし。

ちょっとショック。カマスは例年のパターンは通用しない可能性あり。

今回の釣果:
イトヨリ 1匹
ミズカマス 22匹
マルソウダ 1匹

今回の反省:
カマスは大分良くなってきたが、日によってアカカマスとミズカマスの割合が違う様子。

ミズカマスはダイソーVJを使えばいくらでも釣れる感じだけど、だからこそ違うもので釣りたい。

ショゴに対してはせっかくFさんが情報提供してくれていたのに生かせなかった。次回同じパターンにはまるかどうかは分からないがしっかり準備していこうと思う。

弓角は事前にテストすることと天秤の改良をすこし考えてみる。(時間がないけど…)

ソウダは日によるのでその時に出来ることをしっかりやるだけかな?

今回の支出:
ロスト: なし

釣果カウンター
カマス 213匹
スルメイカ 1匹
サバ 12匹
アオハタ  1匹
シロギス  9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 4匹
マルソウダ 21匹
シイラ 13匹
イトヨリ 1匹

リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 1匹

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