中潮4日目(旧暦 11/20)
満潮: 09:26
干潮: 01:59
日の出: 06:42
雨は降らないみたいだけどWindyの予報では爆風!!
まあ、場所(釣り座)を選べば釣り自体は成立することは去年経験済み。
車で市内に入ると街路樹が揺れてない!
えっ? Windy時々嘘つくからな~。
淡い期待を胸に釣り場の近くに車を停めると…
やっぱり爆風でした(笑)。
よく浮釣りの人が夜中から居るポイントだけど、さすがの爆風で誰もいない。
クーラーと竿を置いていったん車に戻り仕掛け作り。
30分以上あれこれやっていると、段々風が強くなってくる。
「まさか、クーラー風で飛ばされてないよな?」
心配になって堤防に戻るとクーラーは無事でした。
風の影響を受けにくい向きに変えてもう一度車へ。
今回の検証は「キャロでワームをうまく動かせるか?」
検証というより訓練と言ったほうがいいかもしれないけど…
ラインはナイロン4号とフロロ4号、針はOWNERのかます針の中とオフセットフック(キロフックワーム17の6番)を用意してみた。
それぞれの組み合わせを2セットずつ作っておく。
ワームはグラスミノーとアジング用のストレート系のもの。
前回、隣でキャロをやっていた人はキビナゴっぽいワームを使っていたが、店でキビナゴっぽいのは見つからなかったので手持ちの物でやってみる。
準備をしている間に右側にも一人入ったので4時過ぎから始めてみる。
爆風の時に一番大変なのは荷物の管理。
風下が壁とか陸になっていればいいけど、ここは堤防の根元から先端に向って吹いているので風で飛ばされたら即アウト!
今回は自分としてはかなり絞って、クーラー2つ(1個は道具箱の代用)とバケツ2つ。
去年の爆風の時は常に10m以上吹いていたけど、今回は間歇的なのでまだ楽に感じる。
まずはいつものようにダイソーVJピンクから。
隣の方も同じものを投げている。
「まだちょっと早いですかね~?」とか話しながら探っていく。
開始直後は大体の人は上から攻めていくので自分は真ん中から下をやることが多い。
今回は斜め後ろからの強風なのでかなり糸ふけが出て棚取りが難しい。
後から考えるとこの時点で判断ミスをまねく要素はあったように思う。
5時を過ぎて隣の人が1匹目を上げた。ルアーはダイソーVJピンク。
この時はまだ「あっ、回り始めたんだな」ぐらいに思っていた。
自分にはアタラナイのでレンジを上げて表層狙いに変える。
隣の人は連発する感じではないがポツリポツリとは釣れている。
相変わらず自分にはアタラナイ。
少し焦って来る。
もともとダイソーVJはあまり好きではないので違うものを試してみる。
まずはXestaのSHADSTAR(黄)。
これもアタラナイ。
次はMajorCraftの浜王(赤)。
これもダメ。
まだ早いけどボトムドライブ+グラスミノーMも投げてみる。
やっぱりアタラナイ。
それぞれのルアーで上も下も試しているのでかなりの時間が掛かっている。
その間、隣の人はずっとダイソーVJピンクで釣り続けている。
「やっぱりそれが正解だよな?」という事で戻すがやっぱりアタラナイ。
もちろん隣の人の釣り方はずっと観察しているのでレンジも飛距離(ヒットした距離)も数えている。
強いて言えば投げ方の違いや風の影響で誤差が大きくなってはいるだろう。
けっこう遠い。リール60回転ぐらい。
そのぐらいは自分も飛ばしているはず。
でも、飛距離ぐらいしか考えられない。
その時、ふと気が付いた! あれはシーバスロッド?
「あっ!Blueccurent使ってた!RUNWAYならもっと飛ぶ。」
すぐにRUNWAYに付け替えてフルキャスト!
表層をただ巻きしてくるとやっぱりアタル!
2投目でやっと1匹目をキャッチ!
すでに6時を回っていた。
隣の人が釣り始めてから30分以上迷走していた。
やっと答えにたどり着いた。
居る場所さえ分かればなんとかなる。
ダイソーVJピンクで何匹か釣ったが、やはりヒット率が低いのでボトムドライブ+グラスミノーMにチェンジ。
やはりボトムドライブ+グラスミノーのほうがヒット率は高い。
ダイソーVJだとアタリがあっても、あれ?あれ?乗らない!って感じだけどボトムドライブ+グラスミノーだと2回アタレばほぼヒットする。
時合になるとほぼ入れ食い。
ボトムドライブ+グラスミノーで何匹か釣ったらデルタマジックヘビー+ダックフィンビームにチェンジ。
ダックフィンビームは蛍光レモンを使いたかったけどセットしてなかったからケイムラ透けイワシで。
ケイムラ透けイワシはいつも日中に使うけど時合いでは色は関係ないから釣れるでしょう。
予想通りこれでも釣れる。
ただ、ど表層に魚が居る時はいいけど、少し沈めたいときに風が強すぎて7gだとラインが風にあおられて沈んでいかないので時間が掛かってしまい逆に効率が悪くなる。
デルタマジックヘビーは2匹釣ったところで交代。
再びボトムドライブ+グラスミノーに。
この強風では10gが限界。これ以上軽いとやり辛い。
ボトムドライブ+グラスミノーで何匹か追加したが、だいぶアタリが少なくなった。
そして6時半を回るとほとんどアタラなくなってしまった。
ダイソーVJで広範囲にサーチするが全くアタラナイ。
反応は無くなったけどまだ魚は居る可能性があるのでキャロで狙ってみる。
ナス重り8号にリーダーはフロロ4号2m。カマス針1号にグラスミノーM夜光を付けてみる。
空気抵抗は少なめなのでダイソーVJよりもよく飛ぶ。
無風だと底を取ると明確に伝わってくるけど爆風だとよくわからない。
ロングジャークで誘うイメージで引いてくる。
沈めると抵抗が大きくなるので結構大変。
足元まで来て泳ぎ方をチェックすると、いい感じで泳いでいる。
上から下まで探るがアタラナイ。
方向を変えて港内の深場も狙ってみる。
中層でかすかな反応はあるが、ヒットはしない。
シャローミノーも使ってみる。
こちらはアタラナイ。
最近、シャローミノーは魚が居ない場面でばかり投げているのでちょっと可哀そう。
次回はしっかり居る時に投げてあげよう!
雰囲気自体は悪くないが、風も強く魚の反応がないので少し移動。
鳥が飛んでいる。潮目も出来ている。
しかし、相変わらず風が強く、障害物も多い場所なのでキャストするたびにヒヤヒヤ!
結局、移動先でも魚の反応は得られなかったので終了としました。
今回の釣果:
アカカマス 13匹
今回の反省:
陸上の天候はともかく、海の中の状況はここ最近では一番良かったように思われる。
隣で投げていた人はひたすらダイソーVJを使って、たぶん20匹以上釣っていた。
結果を左右したのは「状況判断」。
隣の人は「魚が居る→ダイソーVJで釣れる」という極めてシンプルな考え。カマス釣りを終えたら泳がせに行っていたのでカマス釣りは単なる釣り餌確保の手段だったのかもしれない。
それに比べて私はカマス釣りそのものが目的で「いろいろな釣り方を楽しみたい→いろいろなリグで釣りたい→道具も色々ある」という複雑な構図。
複雑な分、考えることも色々出てくるし、間違えるポイントも増える。
職業柄、「観察→考察」という行為は慣れているつもりでも釣りにおいてはまだ経験値が低すぎた様子。
爆風というめったに遭遇しないシチュエーションでルアーがどう動いているのか想像しきれなかったのが一番の原因。
青物と両方狙うために外側でやる時はまず、RUNWAYでメタルジグを遠投するところから始めていたが、カマスメインだと柔らかいBlueccurentのほうがおもしろい。
だからというわけではないが、今回はたまたま先にRUNWAYを用意して堤防上に置き、次に用意したBlueccurentにルアーを付けて投げ始めた。
追い風だったこと、港内なので飛ばし過ぎると対岸の人とお祭りするので飛ばし過ぎないほうがいい。などBlueccurentで始めることに不自然さは無かった。
後は斜めに吹いている風で自分が思っている以上に糸ふけが出て自分が思っているほど実は飛距離が出ていなかった事に気づけなかった。釣れない原因を「飛距離」と判断するまで時間が掛かり過ぎたのが敗因!
いまさらシンプルにやろうとは思わないけど、経験値を上げて判断ミスを極力少なくすることに精進していきたいと思います!
今回の支出:
交通費:370円
ロスト:なし
釣果カウンター
カマス 308匹
スルメイカ 1匹
サバ 16匹
アオハタ 1匹
シロギス 9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 11匹
マルソウダ 25匹
シイラ 13匹
イトヨリ 1匹
ショゴ 2匹
リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 2匹
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