イカ狙い第3戦 ~悲喜交交~
大潮1日目(旧暦 2/14)
満潮: 04:43
干潮: 10:11
日の出: 05:53
今週はどこも目立った釣果報告がなく、どこに行くか、どの時間帯にするのか迷う。
しかし、Windyでは夕方以降風が強くなりそうなので、時間帯的には朝で決定。
場所はどうするか?
最終的に大佐も朝、ホームに行くという事なので合わせて行くことにした。
イカ狙いには時期的にそろそろ最終局面なので朝狙うには早めに行く必要がある。
あいにく、前日の仕事が遅くまでかかることが分かっていたので前日の準備はあえてゼロで現地到着後にすることにした。
3時前には駐車場に着いたが車が多く、空きスペースはあと2~3台。
今回はしっかり自転車のカギも持って来たので自転車で移動。
浮釣りの準備もしてきたが人が多そうなので今回はエギングのみ。
一度車に戻ってくる時間は無いだろうからカマス用にBlueccurentとメバルロッドも持って行く。
先端まで行くと、内側に間隔は広いがズラリと人が並んでいる。
えっ? 内側で釣れてる情報でもあるの?
外側は先端から何人かいて、場所取りもされているけど手前なら入れる。
今回はイカ確保が最重要ミッションなので外側に入って準備開始。
風はフォローの微風。波もほとんどない。
邪道餌木V2にササミを付けて投げてみる。
ほぼ風がないのでかなりやりやすい。
とはいえ、V2だと底が取れるギリギリの重さ。
かま~すっさんは「底を取ってからゆっくり巻いて来て…」と言っていたので、釣れている人のアドバイスは素直に聞く。
時々チョンチョンとアクションを入れながら巻いてくるがアタラナイ。
なん度か同じように投げてみるがアタラナイ。
自分の中の傾向としてはスルメは中層!なので今度は上から。
まずは5カウントから。
隣のエギンガーはアオリ狙いなのでものすごい勢いでシャクっている。
時々、「えっ?その音がする時、餌木はどういうアクションしてるの?」
と思うこともあり、ちょっと笑える。
シャクる音を聞いていると釣れそうな気もするが「疲れるだろうなー」と思いつつ横目で見ながらこちらは省エネ釣法!
フルキャストはするがその後はゆっくり巻くだけ。
少しずつレンジを下げて3回くらいずつ投げる。
10カウント沈めて2回目。
60mくらいからゆっくり巻いて来て、そろそろブレイクという辺りでジワッと重くなった!
「えっ?根掛かり?」
でも合わせる!
…
巻ける!
根掛かりじゃなかった!
あまり引かない。
ヤリイカ?
スルメはけっこう引くんだけど…。
はやる気持ちを抑えてゆっくり巻いてくると水面で水を吐いている。
イカだー!
思いっきり抜きあげると型はそれほど大きくないがスルメでした!
やっとキターーー!!
写真撮って、締めて、すぐ再開。
しかし、その後はアタリすらなし。
はぐれイカ?
そこに居たというよりは追尾してきてブレイクまで追いつめてアタックしてきたのかな?
到着した時に内側にいた人たちはいなくなっていた。
全くアタリがないので違うカラーの餌木にキビナゴを付けて投げてみるが、それでもアタリは無し。
一応フラッシュブーストも投げてみたがこれも空振り。
しばらく同じ場所で餌木を投げていたが、そろそろカマスでも狙ってみるか考えていると少しずつ人が増えてきた。
大佐はまだ来てない様子。場所キープしておいたほうがいいのかな?
先端のほうで餌木を投げていたグループの一人がダイソーVJを投げて「なにかがアタル!」と言っていると…
しばらくしてカマスが上がった。
まだ本格的に回ってきている感じではないが時間を置いてポツリポツリと上がっている。
イカは一匹釣れた以降はアタリすらないので自分も5時過ぎにワームに変更。
まずはグラスミノーMの夜光を投げてみるがアタラナイ。
まだ時合いには入っていないことを確認してBlueccurentの準備にかかる。
やはり、現場で竿に糸を通すのは性に合わない。
時間がなかったから仕方ないけど、この時間がすごく時間の無駄遣いと感じる。
Blueccurentの準備が出来たらこちらはシャローミノーを投げる。
ジェット天秤にフロロ5号を60cmくらい。
フォローの時はこれでフワッと投げればそれほど絡まない。
表層を引いてくるがアタラナイ。
何回か投げ直してもアタラナイ。
まだ単発的にしか釣れていない様子。
ピーク時にはシャローミノーが最強と思っていたが最近の渋い状況だとそうでもないことが分かって来た。
ジグヘッドの重さや形状、ワームのタイプのバリエーションで応用範囲が広いので全体で考えるとジグ単が最強という事が出来るでしょう。
そうこうしてるうちに内側にも人が増えてきて、大佐も登場。
一段目の一番端で投げているので、声を掛けると「アタルけど乗らない」との事。
内側にも回ってきているようなので隣に入れてもらって投げる。
先ほどとは逆向きなので弱い向かい風。
同じ仕掛けで同じように投げてもことごとく絡まる。
ワームに変えようか迷っているときに外側で地元エキスパートのIさんがカマスを上げているところを発見!
外側のほうが活性が高そうなので竿を置いて元の場所に戻り、さっき投げていたワームを投げてみるとコツコツアタルが乗らない!
やっぱりこのパターンか!
でも、いることは分かったので投げ直すとすぐにヒット!
まあまあの型。
写真を撮ってすぐに投げ直すとまたヒット!
かなり高活性!
内側はまだ活性上がっていないようなので大佐も上に呼んで隣で投げ始める。
するとあっという間に釣り上げる。
流石です!
私のほうは始めの2匹以外はアタルけど乗らない。
しばらくすると、もう活性が落ちてしまいアタらなくなった。
時合い短か過ぎ!
ジグヘッドを軽いものに変えてもアタラナイ。
今度は内側で回ってきたようなのでまた移動。
大佐はそれなりに釣っているが自分にはアタラナイ。
ジグ単で釣れないならシャローミノーで何とかしようと思ったが、やはり向かい風は分が悪い。
なかなかうまく投げられないまま内側の時合いも終了。
もう一度上に上がって投げているとやっとシャローミノーでヒット!
30upのいい型!
ここで連発させたいところだが、アタルけど乗らない!
そしてすぐにアタらなくなる!
今回はとにかく渋いし、すぐ居なくなる!
7時くらいで帰る人が多くなり、場所が空いてきたのであちこち移動しながら探すがどこにもいない!
8時くらいで完全にアタラなくなった。
大佐もカマスはあきらめたようでテトラでカサゴ探し。
自分はどうせ釣れないし時間があるのでキャスト練習。
前から使ってみようと思っていたアルカジックのシャローフリークエクスパンダを使ってみる。
これが意外と絡まない!
ただ、シンキングタイプとはいえ、あくまでもフロートなので底まで沈めてもかなり早く浮いてきてしまう。
アジング、メバリングなどでかなりゆっくり引けば一定のレンジを引けるのだろうがミノーのスピードだと浮いてしまう。
ここで一つひらめいた!
このメインライン、フロート、ミノーの位置関係からジェット天秤を二つ折りにしてメインラインとリーダーを同じ場所で接続すればフロートを使った時と同じ位置関係になる!
早速、輪ゴムでジェット天秤を固定して仕掛けを組み投げてみると…
絡んだとしてもリーダーを長めにとれば、ほぼ問題なく引ける!
それを見ていた大佐が
「地元の人はそこにナス重りを付けて投げてるけどあまり絡まないみたいだよ」と。
それも試してみる。
なるほど!
やっと原理が分かった!
もともとは菊間式のサビキを投げるときに天秤ではなくメタルジグを中間に入れて投げると高頻度で絡んでいた。
その経験からミノーを投げるときも天秤を使ったほうがいいと思い込んでいたが、サビキとミノーは違う!
サビキは中間にいくつも針が付いているのでメインラインと距離が取れる天秤を使ったほうが絡まないが、ミノーの場合はフックがメインラインに絡まなければ途中のリーダーはメインラインに近づいても関係ない。
ミノーの場合は天秤を使うとリーダーがメインラインと干渉すると環状になりメインラインに巻き付いてしまう。
しかし、ナス重りだけだとリーダーがメインラインと接触しても激しく巻き付かなければ引き初めに重りに多少巻き付く程度で影響は少ない。
たぶん、これが正解と思われる。
(今回はお絵かきする時間がないので文字だけで。時間が出来たら図解します)
次回、検証できるようにいろいろ揃えて試してみる!
実験が終わって私もカサゴ釣りに参戦したが全くアタラナイので、イカ釣りで餌に使っていたササミを外してカットしたものをジグヘッドに付けて投げるとカサゴはいないがネンブツさんが突きに来る。
これもアタルけどなかなか乗らない。
大佐にもおすそ分けするとあっさりと釣り上げる!
腕の差?
ジグヘッドの差?
あとで考えると餌の付け方かな?
大佐は釣ったネンブツさんを泳がせてさらなる獲物を狙っていたがイーターはいないようで空振りに終わった様子。
自分はもう一度カサゴを狙ってみようとテトラの際を探っていると悲劇が…。
しゃがんだ瞬間、胸元から何かがテトラの隙に落ちて行った…。
えっ?
スマホ落とした!!
しばらく時間が止まった…。
どうしよう…。
途中で引っかかってないかと下に降りてみたが見つからない。
車の中にサブのスマホがあるので持って来てかけてみたが音は聞こえない…。
終わった!
大佐も今シーズン、スマホを落としたと聞いた時、みんなからあれこれ対策があがっていたが、人はのど元過ぎるとすぐに忘れてしまう生き物らしい。
ライジャケの内側でレインスーツのポケットに入れていたのでまさか落ちるとは思ってなかった。
完全に油断してた!
ハイエンド機種だから10万するぞ…!
中古の端末買おうか…?
頭の中でいろいろな思考がぐるぐる回転している…。
とりあえずサポートに連絡しなきゃ…。
サブのスマホでいろいろ検索していると…
水没は補償対象外と思っていたが保証が効くらしい!
保険入っててよかった!
数千円で何とかなりそう!
帰りの車の中からサポートに電話して代替機の発注をしたら、その日の夜には代替機が届いた!
流石au!
スマホがないと何もできない時代だからなのか、すぐに対応する体制が整っている。
唯一不満があったのは、Web Siteで届が出来ます。と案内があるにもかかわらず、ログインすると2段階認証でSMSでパスワードを送りますとか言ってくる!
落としたスマホでSMSが見られるわけないだろう!
いろいろ再設定は大変だけど、あまりお金が掛からないでスマホが復活してよかった!
というわけで悲喜交交な一日でした!!
今回の釣果:
アカカマス 3匹
スルメイカ 1杯
今回の反省:
最近、良く釣れていたので今までやっていたルーティーンが疎かになってきている。
到着後いきなり時合突入!という事態でもない限りやるべきことはちゃんとやろう!
エギングはあまり得意ではないので、以前はまずジグを投げて水深とカウントを確認してからやっていたが最近はかなり適当!
それが直接釣果に影響しているわけではないが今後の事を考えて、スキルアップのためにやるべきことはしっかりやろうと思う。
カマスのほうもいろいろ検証をすすめてきて正解にたどり着きつつある。今月もう一回行けるか微妙だが…。
今回の支出:
交通費: 370円(西湘バイパス)
ロスト: ルアー関係は無し!
スマホ (ポイント使ったので実質? 2,200円)
ポイントはお金と思ってないので…
走行距離: 144km
釣果カウンター
カマス: 109匹
スルメイカ 1杯
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