カマス第14戦

釣行記
カマス第14戦(2022年初戦)
大潮後の中潮2日目(旧暦 12/3)
干潮: 00:18
満潮: 07:37
干潮: 12:37
日の出: 06:51
釣納めはあまりぱっとしない内容だったので心機一転、気合を入れて臨みます。
カマスは相変わらず釣れているという情報が入っているのでそれほど心配していないが、別件として冬と言えば(ヤリ)イカのシーズン!
去年の正月はなかなか水温が下がらなかったが、今年は順調に水温が下がって、すでにスルメが釣れ始めているとの事。
ただ、イカをメインにするほどの情報はまだないのでイカとカマスのミニダブルヘッダーとします。
?!
言い方変えてるだけでいつもと同じです!
ちょっと早めに家を出て2時半ころ現地着。
まずは赤に。
無人だったので右角に道具を置いて準備だけしておく。
そのまま白に移動して外側でエギング開始。
2人ほど釣りをしているが2人ともカマス狙い。
風は弱いフォロー。波は多少うねりがある程度。
邪道餌木のフルグローとグリーンにそれぞれキビナゴとササミを付け、準備完了。
場所移動の関係上、今回はSephiaは使用せずRunwayを使用。
しっかり蓄光してフルキャスト。
ヤリイカはセオリー的には底中心だが、経験上スルメは中層でのヒットが多いので中層を中心に攻める。
アオリイカと違って大きなアクションは必要ないので楽でいいけど、ただ巻きだけだとアピールが少ない気がしてくるので時々チョンチョンくらいのアクションをいれる。
1時間くらい、上から下まで丹念に探ったが全くアタリなしで終了。
ちなみに並びでやっていたカマス釣りの人々はボチボチ釣っていました。
特に隣で餌釣りをしていたお姉さまはお上手で連発する場面もありました。
4時半過ぎに赤へ移動。
まだ無人!
今回は夜中に来る地元の餌釣り師はお休みだったようです。
今回の課題
①前回、貧果だったのでそれなりの数を釣る
②糸がらみ対策の検証
Windyだと東風の予報だったが、後ろから吹いているので西風。1~2m程度で気にならない。
まずはかま~すっさんお勧めのグロー系からスタート。
みなさまは上から始めるようですが、私は経験的に入れ食いタイム以外は上でアタラナイと思っているので真ん中から下でスタート。
(普段は周りの人が上を探ってくれているので、という事もあるが…)
方向を変えながら探すが反応なし。
この時点で初めて隣に1人入って来た。
こんな時間でこのベストポジションに入れるなんてなんてラッキーな人なんだろう!とか思いつつ…
次はガブリシャッドのイエロー。
初めは反応なかったが、すこし経ってから正面中層でアタリあり。
投げ直すとやはり同じ辺りでアタルが乗らない。
乗らない時は短いワームに変更。
DeltaMagic7g+ダックフィンビームのイエロー。
竿もRunwayからメバルロッドに変更。
あれ? アタラナイ!
距離が足りない?
フルキャスト!
カウント8くらいで引き始めるとアタッた!
何度か目のアタリでようやくヒット。
やはり距離が足りなかった。7gだとギリギリの距離。
しっかり合わせたつもりだったが、引いてくる途中でバレてしまった!
まあ、いいでしょう!この時間からアタリがあると分かれば一安心!
毎投アタルわけではないが投げ直すうちに1匹目ゲット!
型は小さいがアカカマスでした。
ちょいちょいアタルがやはり渋い。
ダックフィンビームでも簡単には掛からない。
3投で1匹くらいのペースで釣れるがだんだんペースが落ちてきてアタリが止まった。
気分を変えてカーリーテールを使ってみる(月下美人波動ビームのギンギラグローレモン)。
おっ!アタル!
居なくなったのではなくスレた?
ワーム自体も小さめなのでヒット率もいい。
色がいいのか、アクションがいいのか?
これでしばらく釣れたがまた活性が下がる。
ワームで釣れるときはワームのほうが効率がいいが、アクションが合わないと釣れない所が欠点。(面白いところでもあるが)
釣れているうちに検証を始める。
まずはフロントフックにシリコンチューブを付けて動きを制限したもの。
キス釣り用の大きめのL字天秤にリーダーはフロロの5号50cm。竿はBlueccurentに変更。
完璧ではないが、フロントフックへのからみはかなり少なくなっている。
時々リアフックが絡んだり、メインラインに絡んだりはする。
やはり、どんな対策をしても風向きや投げ方による飛行姿勢は気を付けるべき最重要課題!
ミノーはダイワのナイトミノーを使っていたがシャローミノーに変えてみる。
アタリの数が違う! やはり神だ!
何匹か釣ったところで突然高切れ!
エギング用のリールを使っていたが、だいぶ長期間使っていたものなのでラインに傷が入っていたのでしょう。
それにしても痛すぎる!
仕方ないのでRunwayにジェット天秤+ナイロン5号1mに変更。
ミノーはメバル用のstorm フラッタースティック
カマス用のミノーは割とブリブリ泳ぐアピール強めのものが多いが、焼津式の場合は逆におとなしめのアクションがいいように思う。
狙い通りこれでもしっかり釣れる。
日が昇ってすっかり活性が下がったところで一休み。
スピンテールを試してみるがかすかにアタル程度。
どこにいるか分からなくなったので再度シャローミノー投入。
右側の深場にいるかと思ったが、意外と正面のほうがアタル。
サーチのために白に向って遠投していたら強烈な引きが…。
またエイか?と思ったら、なんと白から投げていたサビキと絡まっていた!
向こう側の人がすぐに気が付いて緩めてくれたので、私は仕掛けを手繰り寄せミノーを外して相手の仕掛けをリリース。
ミノーでサーチ出来たので、ワームに変更。
色々試すがやはり今日はカーリーテールがお気に入りの様子。
食い方は渋いがそこそこ釣れる。
初めに隣に入ったルアーマンはラインを頻回に切られたらしく、戦闘不能になって割と早めに帰って行った。
その後、隣に来たのは年配の地元の餌釣り師。
そこそこ上げていた。しかも平均的にはルアーより大きめの魚が多かった印象。
その餌釣り師も昼頃には「もうアタラナイね。いつもこんな感じだよ」と言って帰って行った。
ちょうどそのころ、私はミノーが海中の仕掛けに引っかかり四苦八苦しているところ。
途中で釣り上げたゴツイ仕掛けを再利用してルアー回収器を作って試してみたが、うまく外せず、結局ロストしてしまった!
餌釣りの人が「もういない」と言っていたので私も帰ろうかと思ったが、途中から私の後ろでサビキを投げていた少年が時々カマスを釣っていたので
「サビキも試してみよう」と思い、Dialunaで菊間式サビキを投げる。
するとまさかの1投目でカマスがヒット!
なんだ!いるじゃん!
バケツの水を捨てて乾かしていたが、慌てて水を汲み血抜き。
その後、サビキでは釣れなかったが、ミノーで3匹追加したところでもうキリがないので終了にしました。
釣りはこれで終了だが、そこから家に帰るまでが一苦労。
いつもより遅くまでやっていたので早く帰りたいと思って真鶴道路に入ったら橋の上でピタリと止まって動かない!
しびれを切らしてUターンしていく車もチラホラ。
私は…。
最終的に箱根を超えて帰りました。
そのままはまってたほうが早かったかもしれないけど、寝不足で渋滞は居眠り運転の危険があるので遠回りでも走り続けることを選択しました。
今回の釣果:
カマス 30匹
今回の反省:
検証結果
①絡まり防止策:フロントフックのチューブ固定は有効。しかし、泳いでいるときに揺れないせいか、アタックしてきた魚に掛かる確率は落ちている様子。
②大きいL字天秤が有効な感じだが、早々にロストしたため検証は継続。
③リーダーの素材、長さに関しては太くて固い素材のほうが絡まりは少なそうだが、これもサンプル不足で検証は継続。
④シャローミノーのクラウンが最高!それは分かっているけど同じ条件で他のカラーを試してみないと、色がいいのか泳ぎがいいのか判断できない。
 しかし、ほぼ売ってないので次回からどうする?
 代用できそうな安めのミノーをいくつか買って試しているが「これだ!」というものは無い。
 メバル用のミノーでもアタルものと全くアタラナイものもある。これも色違いの物をくらべないと…。
いろいろ試しつつtotal30匹だったので釣果的には初釣りは成功ということでいいでしょう!
イカが釣れ始めたのでどちらを優先するかが今後の最大の課題。
イカがメインなら夕マヅメからの半夜釣りとなるがカマスの夕マヅメの情報が欲しいところ…。
今回の支出:
ロスト: 2,000円くらい (焼津式2セット)

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