カマス第15戦

釣行記

カマス第15戦

大潮2日目~3日目(旧暦 12/15~12/16)
干潮: 23:01
満潮: 06:16
干潮: 11:15
日の入り: 16:57
日の出:  06:49

先週は釣りに行けなかったので、今週は平日連休を使って思いきりやる予定。

とはいっても、いつものように準備不足から出発時間が遅れる…。

なんだかんだで着いたのは、ほぼ17時。

なので、ほぼ日没時間。

間に合った!…と思ったが、ヤリイカ用の浮きセットを持参するのを忘れたので釣具屋にダッシュ!!

後から考えると「とりあえず夕マヅメはカマスを試してみて、ダメなら閉店間際に駆け込む」が正解だった。

どんなことでもそうだけど、焦っているとなかなか正解にたどり着けない。

結局、釣具屋から戻って来ると真っ暗になっていて、駐車場も空!堤防に向う時、最後の人とすれ違った。

無人の爆風堤防でイカ釣り開始。

追い風とはいえ爆風だと軽い仕掛けは使えないので邪道餌木V3をDialunaで投げる。

左斜め後ろから風が吹いているので距離はそれほどでないし、糸ふけが出るので餌木のコントロールも難しい。

キビナゴ、ササミ、それぞれ使ってみても反応なし。

仕方ないので買ってきたヤリイカ用の浮きセットを取り出して準備する。

昨シーズン、浮釣りをやってみようかと思い古い磯竿を持ち出して来て試したがガイドが小さいためかうまく飛ばせずに断念。

今回、再度調べてみた結果、シーバスロッドでも十分やれるという記事を見て試してみる事に。

買ってきた仕掛けのセットを付けようとすると、幹糸がやたら長い!

メインラインと接続して安易に引き出したら、あっという間に爆風にあおられて絡んでしまった!

復旧にかなり時間が掛かったが、これをやるために時間を掛けてきたので諦めるわけにはいかない。

結局、30分近く掛かってやっと完成!

浮釣りなんてやったことないので「ウキ止めの糸ってこんなゆるゆるで大丈夫?」というのが一番の疑問点。

ガイド通る時にずれそう…。

おっかなびっくり投げると30mくらい飛んだ。

ギリギリブレイクまで届いている距離。

メインラインの継ぎ目とウキ止め糸がガイドを通過するときにバチバチっと音が出て怖い。

磯竿だともっとガイドが小さいだろうから本当にちゃんと投げられるの?という疑問が…。

さらにラインを巻いてくるときにウキ止め糸がトップガイドに当たってずれる。

まあ、今回はお試しなので、シビアな棚とりをしないからいいかな?でも次回までに解決しておかないと…。

磯竿買うか検討中。

最低限の検証というか体験は出来たので、実釣は1時間ほどでちょっと南に移動。

流石に山を背に出来る場所なので風はそれほど強くない。

が、予想に反して混んでない!先行者が一人しかいない!

先端付近に入っている人の隣に入り挨拶をする。

話を聞くと、

「7時半ころスルメとヤリが一杯ずつ釣れてそれっきり。釣れないからみんな帰っちゃった」とのこと。

混んでて入れるかな?という心配をしていたが、入れるのはラッキーだけど、状況はアンラッキー。

ここでは風が弱いのでDialunaで浮釣り、Sephiaで邪道餌木の二刀流。

ここでも30m投げればブレイクには届くが、潮の流れが速くあっと言う間に浮きが移動してしまうので忙しい。

隣のおじさんは60m以上投げているのでリズムが全然違う。

1時間くらいして「釣れたよ~」と声を掛けてもらい、見てみると多分アカイカ。

少ない私の経験ではアカイカが釣れるときは他のイカはあまり釣れない。

ここでもアタリがひとつもないまま、0時でイカチャレは終了。

始めの港にもどり、まずは赤提で場所取り。

まだ誰もいないので堤防右側にクーラーと竿1本だけ置いて白提へ。

車を停めて仮眠。

どうせ寝れないだろうなと思いつつ3:30に目覚ましをかけ、寝る。

案の定寝れない。

「あっ、寝られるかな…」と思った瞬間にタイマーが鳴る!

まあ、そんなもんかな?

準備を整えてチャリで赤提へ。

風が強いので竿はBlueccurent、Sephia、Dialunaの3本体制。

軽いリグは使えないのでメバルロッドはお休み。バラシ軽減の検証のためBlueccurentをメインとするためRunwayもお休み。

風のせいで多くは検証できないと思うがメインは

①焼津で買った本家焼津式装備の使い心地

②シャローミノーの代替候補選び

③バラシ軽減対策の検証

など

まずはお決まりのグロー系ワームからスタート。

風予報だと昨日の夕方は弱めで0時過ぎてから強くなる感じだったが、実際は逆。

昨日の到着時から0時くらいまではMaxでだんだん弱くなってきている。

とは言っても7~8mは吹いているが…。

赤でやる時はいつも恐怖を覚えるくらい吹いているが今回はそこまでの感じはない。

ワームを2、3個替えてみたが反応なし。

早々とシャローミノー投入。

リーダーはナイロン5号を矢引き。

焼津で買ってきた天秤を使用。

おもりも一緒に買った3号と5号があるが追い風なので軽めの3号を使用。

追い風強風のためか、天秤の作りがいいのかあまり絡まない。

何度か投げるがアタラナイ。

まだ回ってきていない。(キッパリ!)

準備がしっかりできていないので使いそうなワームをジグヘッドにセットしておく。

5時過ぎに初めて隣にちょっと若めの2人組みが入って来た。この二人はちゃんと声を掛けてきてマナーもわきまえている。

普段はトラウト系の釣りをしているらしく、いろいろなリグを使っているが特にミノーを使って釣ることに意義を感じているらしい。

隣の二人組とは別にもう一人、いつの間にか私の後ろに一人入って来た。こちらは何も声も掛けずかなり近くでいきなり投げ始めた。

こちらが投げるときに仕掛けが引っかかりそうで危なくてしょうがない。

常識がある人なら引っかかっても自分が悪いと思えるだろうけど、とても常識があるとは思えない。

トラブルにならないためにはこちらが気を付けないくてはいけないのでとにかく邪魔!

6時を過ぎてもアタリがない。

漁船もいない。

風が強いから? 魚がいないから?

色々試していたが、6時半を過ぎてやっとアタリが出始める。

相変わらずショートバイトが多く、グラスミノーMの尻尾を切られてしまった。

いつもならダックフィンビームを使うところだが、前回好調だった波動ビームのギンギラチャートレモンを使ってみる。

すると答えはすぐ出た。

すごいアタル!

3回目のアタリでしっかりヒット!

まあまあの型。

今回は手返しを良くするため、エラを切らないでどんどん釣る。

カマスは波動ビーム大好きらしく、ほぼ入れ食い。

月下美人シリーズは素材が丈夫なのでカマスの歯でもなかなか切れないので効率はいい。

同じワームだとスレるかと思ったが朝マヅメ中ずっと波動ビームで釣れ続けた。

手返しを良くしようとしたが、普段からフィッシュグリップとプライヤーを使っているので、このやり方だとエラを切る・切らないは関係ない気がしてきた。

14匹釣れたが、バケツの中で酸欠になってしまったらしく半分くらいは死んでしまった。

血抜きはしっかりしたいのでポンプ使うか、エラを切りながらやるのかは今後の課題。

アタリが止まったので、また魚探しからやり直し。

右の深場に移動したのかな?と思ってミノーを遠投してもアタラナイ。

朝マヅメに釣れた魚を処理しながら隣の二人組を見ていると、またカマスが釣れ始める。

右ではなく正面方向。

シャローミノーを投げるとあっさり釣れた。

何匹か釣った後に違うミノーも試してみる。

Daiwaのメバルハンター。足元で泳がせてみるといい感じ。色もカマス好みな感じ。

値段も手ごろなので、これで釣れたらシャローミノーの代替候補となる。

何度か投げるがアタリは出るがヒットしない。

すぐにシャローミノーに換えて投げてみる。

するとすぐにヒット!やはりシャローミノーだと釣れる。

メバルハンターでシャローミノーの代替は難しそう。

比較的近くでも釣れるのでダックフィンビームを使ってみる。

ダックフィンビームでも釣れる。

しばらく釣れるがまたいなくなる。

群れが入れ代わっている様子。

しばらくするとまた隣の二人組が釣り始める。

こちらも真似して釣り始めるがアタラナイ。

隣では何投に一回は釣っているがこちらはアタラナイ。

隣の様子をよく観察。

ミノーを投げている。

しっかり沈めているように思っていたが、風が強いのでそこまで沈んでいないのでは?

表層か?

それまではほとんど8カウント付近で釣れていたが、3カウントで引いてくると、やっとアタッた!

やっぱり表層だった。

表層なら軽めのほうがいいかと思い5gのジグヘッドに換えてみたが5gだと飛距離が足りない!

仕方ないので7g+ガブリシャッドイエロー。

色は関係ないのか、いる場所に投げれば釣れる。

隣の二人組は十分釣って満足したのか11時過ぎに帰って行った。

その後入って来たのは地元ではない気さくなルアーマン(同年配くらい)。

時々話をしながら釣っていると、突然ジモティーのルアーマンが乱入。

あいだで投げていいですか?と声を掛けてきたが、自分のほうは竿を何本も置いていて入る隙間もないので無視していたが、お隣さんはあからさまに

「いや、無理でしょ!」という表情をしていたが、さすが無神経なジモティー、気にも留めず投げ始める。

さらに数分後にそのジモティーの知り合いが私の右側に入って来る。

こちらは声すらかけない。

私もそろそろ帰ろうかなと思って道具の一部を片付けていたが、頭に来たのでそのまま続行!

活性は大分落ちていたがポツリポツリとは釣れるので帰れないモードに入ってしまいそう…。

あまり釣りすぎても帰ってから地獄が待っているので12時で終わりにしました。

今回の釣果:

アカカマス 41匹

今回の反省:

イカ釣りに関しては天候が悪すぎたので仕方ない。

磯竿を買って飛距離が伸びるなら買おうかな?

カマスに関しては、今回は「隣の二人組」にかなり助けられた。

アタリが止まって自分でサーチしなくても、見つけてくれたので楽だった。

効率アップをするには①ポンプ使用 ②プライヤーではなく針外しを使う で、ある程度釣って後からエラ切り しかないかな?

シャローミノーの代替選びは継続。一番の問題はシャローミノーシリーズがなかなか売ってない!

(ちなみに焼津ではポケットマネーでは買い占められないほど置いてありました…)

クラウンが良く釣れる事に疑いはないが、同じ型の色違いでも釣れるのかを検証したい!

天秤については今回焼津で買ってきたYAMASHITAの天秤がいい感じ。追い風じゃない場面でも絡まなければ合格。

マナー問題は何処の釣り場でも深刻になってきているが、個人的な考えとしては、Yさんみたいに清掃活動を積極的にやったり、漁師さんと対話してる人は別として

「地元」というだけで優先権は無いと思う。

ちゃんとにマナーを守って挨拶できない人はどこででも釣りをする資格はないと思う。

日本も外国のようにライセンス制にしたほうがいいと思う。

多少お金が掛かっても気持ちよく釣りが出来ればみんなそのほうがいいのでは?

今回の支出:

ロスト: 1,000円くらい(焼津式 1式)

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