カマス第19戦
中潮4日目(旧暦 3/6)
満潮: 06:33
干潮: 13:36
日の出: 05:23
本来ならタチウオ狙いに行く時期なのだが、釣れてるという情報がないし、逆にカマスはそこそこ釣れているようなので今回もカマス狙いに行く。
連日、仕事が忙しく恒例の準備不足。
前回の釣行から2週間も経っているというのに予定していたメインラインの巻き替えもしておらず、前日の準備が遅くまでかかったため、出発時間を遅らせ、到着は4時前。
今までで一番遅いかも?
時期的にあまり釣れていないせいか、駐車場には車が1台だけ!
いつもなら「釣れてるのか?」と不安になるところだが、期待していないので逆に「遅めの時間でも混んでなくてよかった!」と一安心。
準備を整えて自転車で出発するところで、車が何台か入って来た。
声でYさんと分かったが相手は分からない。
とりあえず、場所取りしようと思い急いで先端へ。
先に停まっていた車の持ち主は駐車場で釣りをしていたので、先端は無人。
hiroさんから「先端の遠目」という情報をもらっていたので上の段の先端に入る。
荷物を降ろして準備をしていると、Yさんたちは内側の先端へ。
先端と言ったら外側と一方的に思っていたが内側という選択肢もあったか!
まあ、Yさんとかち合わなくてよかった。
今回は遠投が必要かもしれないのでRunwayをメイン。あとはサブでBlueccurent、ルアーで釣れなかったら浮釣りもやろうと思い磯竿も合わせて3本体制。
いつもは竿にラインを通して持って行くが、ライン交換をしたので全部ラインを通しておらず、Runwayだけラインを通し、まずはいつもの10gのジグヘッドにグラスミノーMの夜光を付けて先端方向にキャスト。
表層をアクション付けながら引いてくると40mくらいのところでまさかのヒット!
えっ!もう回ってるの!
いつもより到着が遅かったしなー。
慌てて準備したのでバケツを忘れた!
すぐに車に戻ってバケツとその他の道具を持って再び堤防へ。
内側はすでに数人入っており、内側でも釣れている様子。
バケツに水を汲んで再開。
2投目でもヒット!
今度は30mくらい?
意外と近い?
追いかけてきた?
まだ群れは小さいらしく、その後は連発はせずパラパラと釣れる程度。
初めに近めで釣れた以外は50m以上と遠い。
遠くにいるなら重たいほうが有利なので、今流行りのダイソーVJを使ってみる(ワームは売ってなかったのでDream up)。
今までの常識だとカマス釣りには大きすぎる気もするが、大佐曰く「小さいワームよりしっかり食ってくる」との事で私も試してみる。
ジグヘッドが16gと重たいがワームの空気抵抗が大きいせいか10gのジグヘッドと飛距離はさほど変わらない。
大佐はフックをカスタマイズしていたが、私は時間が無く買ってきたまま。というか釣り場でパッケージを開ける!
フックも大きいがしっかり食ってくる!
流石です!
釣り始めてから30分くらいした頃、私の隣に地元の兄弟(1人は中学生?)が入って来て、外側に投げていたがそちらでもかなり釣れていた、というか外側のほうが活性が高そう。
風も西風なので外に投げたほうが楽。
軽く投げてほぼ入れ食い状態。
しかし、やはりピーク時期と違ってすぐに食いが浅くなり、乗らない!
乗らないがしつこいくらいアタックはしてくるのでミノーにチェンジ。
ジャークソニック55に変更したら、これが正解!
ショートバイトもテールフックでしっかり捉えられる。
活性が高い時にいろいろ試したいが前回があまりにもひどい結果だったので、時合いのうちに数を稼ごうと思いスレるまでジャークソニックで釣り続ける。
周りが明るくなり、今日はずいぶん長い時間釣れるな!と思っていると突然アタリが止まる。
ピーク時期はアタリが止まったらレンジを変えたり、距離を変えたりすればどこかで見つかるが、最近は本当にパタリと釣れなくなる!
どこにもいない!
時合いが終わったところでバケツに突っ込んでいたカマスの血抜き。
慌てて準備したのでポンプも持って来てなかったし、釣ってすぐ血抜きをする余裕がなかったのでみんな瀕死の状態。すでに何匹かは硬直してた。
Yさんが「お兄ちゃん、どうだった?」と声を掛けてくれたので
「18匹です!」と答えると、一瞬固まって、
「そうか、まあまあだったな!」と。
多分、Yさんの頭の中では「30~40」と思っていたのでしょう。
いつも周りの釣れ具合も見ているので、「あの釣れ具合で18かよ」と思ったけど、やさしさで「まあまあ」という言葉のチョイスになったのだと思います。
先端付近での時合いが終わってから、大佐は少しずつ移動して探っているようなので下に降りて様子を聞くと、「真ん中あたりで釣れてたけど今はアタリが止まってる」との事。
自分も下で投げてみる。
漁船はかなり遠くのほうで操業しているので距離を稼ぐためにメタルジグをフルキャスト。
80m以上は飛んでいるが上から下まで探っても全くアタラナイ。
やはりメタルジグでは反応してくれないらしい。
仕方ないのでシャローミノーにチェンジ。
重りは焼津で買ったSlim Sinkerを天秤を付けずにスナップに直付け。
前回の考察でこのほうが絡まりが防げる感じだったので実証。
やはりこれが正解!
フックがリーダーを拾ってしまう(いわゆるエビる)またはフックがメインラインに絡むといった場合は流石に無理だけど、そのほかの場合はそれなりに泳いでくれる。
しかし、シャローミノーも全くアタラナイ。
やはりベイトサイズに依存しているのか?
時合いで活躍したジャークソニックを付けて投げてみる。
大佐と近況を話しながら引いていると不意にラインが止まった。
思わず合わせてしまった!
根掛かり!
この場所は根掛かりするから気を付けていたが、話しながら気を抜いていたらやってしまった!
かるくスタックしたくらいなら外れることもあるが思いきり合わせてしまったので絶望的。
ゆっくり引いてみたらしっかり切れた!
相談の結果、この場所は見切りをつけて移動。
水色は悪くないが、潮が動いている感じはあまりせず、ベイトっ気もない。
前情報だと釣れるはずだが…。
とりあえず、10gのジグヘッド+ワームを投げてみる。
何度か投げていると、中層でかすかな反応はある。
大佐はダイソーVJでもかけけられないような激渋パターンのようなので一気に3gまでおとして狙ってみる。
かま~すっさんスタイル!
はっきり言って苦手なスタイルだがやらないと身に付かないので練習!
風もほとんどないので、そういう意味では練習には絶好の日和。
すると何投目かでやっとヒット!
アタリを拾ったというより食ってた!
イカ狙いでシャクってる時と同じかな?
まあ、釣れたから結果オーライという事で!
その後はアタラナイというか釣れない。
大佐はVJでアタリは出るようなので自分もVJを使ってみる。
…が、アタラナイ!
ほぼ同じ辺りに投げてただ巻きでもこんなに差が出るものなのか?
釣れないもので粘っても仕方ないので自分のスタイルで行く。
小さいワームはなかなかアタラナイというところでは意見が一致していたので、やはりVJの大きさが今の時期にはマッチしているらしい。
ローリングスティックを投げてみてもアタラナイ。
一回り小さいローリングベイトを投げてみたらかすかな反応があったので投げ直すとフリーフォール中に中層でラインが持っていかれた!
慌ててベールを戻すと結構重たい。
カマスっぽくない引きで少し重量感があるので「シーバス来ちゃったかな?」とか思っていたら、スレのカマスしかもラインが胴体に巻き付いて真横に引いてくる形で重くなってただけでした!
ローリングベイトも結局この一匹しか釣れず、シャローミノー、スピンテールなども試してみたがアタラナイので終了にしました。
前評判通り、VJはこの時期のカマスにかなり有効だがダイソーでヘッドは売ってるけど、ワームはなかなか売っていないので他のメーカーの似たようなワームで代用したが、帰り道でダイソーを梯子して3店舗目でついにワームを発見!しっかり買い占め(じゃなくて)買いだめしておきました。
今回の反省:
かなり日ムラがある中で朝の時合いで入れ食い状態に遭遇出来たのはかなりラッキーだった。
VJにかなりしつこくアタックしてくるが、フックより後ろが長いのでなかなか乗せられなかった。
自分は初VJだったので興味半分で使っていたがもっと早めにミノーにシフトしていたらもっと数は稼げたはず。
今回の時合いの状況だとVJでなくても何でも釣れたはず。
その後の渋い時間帯に小さいワームだと反応しないけど、VJだと食ってくるのはベイトの大きさに関係するのではないかと思っているが、同じくらいのミノーだとアタラナイのは大きさだけではなく素材感やアクションの違いによるものなのだろうか?
まだまだ検証する余地はある。
焼津式の重りの付け方に関しては、ほぼ正解にたどり着いたので次のシーズンは始めから糸絡みを避けて楽しめそう。
今回の釣果:
アカカマス 21匹
コメント
お疲れ様でした。時期的に18尾はまあまあの釣果ですかね。
確かに明るくなって来るとピッタリアタリが無くなり、どの棚でも食わなくなります。
地元民の話では、桟橋付近で底に溜まっているらしいです。
こんな感じでダラダラと釣れるのがいつまで続くか❓
でも、もうちょっとやりたいですね。
処で焼津式ってどんなものですかね❓
hiroさんコメントありがとうございます。
このブログで初コメントです(笑)
焼津式は私が勝手にそう呼んでいるだけですが焼津では定番のようです。
キス用天秤+リーダー+小さいミノー
特に私が愛用しているJacksonのシャローミノーのクラウンというカラーが定番です。