カマス第6戦
大潮後の中潮4日目(旧暦 10/6)
干潮: 02:06
満潮: 10:08
日の出: 06:12
爆風予報!
普通ならお休みするところだけど、ほぼ釣れるであろう季節なので出来るだけお休みは避けたい。
大雨なら行かないけど…。
まあ、厳しい状況でもどれだけ出来るか試してみたいという思いもあって行ってみる。
準備が十分できていないこともあって、時間設定は少し遅めの1時起床。
駐車場に着いたのは3時半くらいだったが、さすがに車は少なく2台のみ。
車の中でワームの準備をしていると風で車が揺れる!
家が近くなら帰りたいぐらいだけど、ここまで来て帰るわけにはいかない。
一度堤防に行って内側に投げてみてから場所決めしようと思っていたが、行くまでもない。
堤防上にいろいろ置いてもこの強風だとすぐに海に直行になるだろうから、荷物は最小限、クーラーとバケツに入る分だけに絞る。
これが自分にとってはかなりしんどい作業。
いつもは使いそうなものを手当たり次第に持って行っているのでセレクトが大変。
なんとか荷物をまとめて自転車に積み込み、皆様のアドバイス通り、赤灯のほうへ移動。
流石に誰もいない。
追い風だから投げられるだろうが、あまりの強風で堤防際まで行くのが怖い!
「イカが食べたい!」という嫁のリクエストに応えるべく、まずはエギング。
普段、風が無くてもなんとなくやってるレベルなので、この強風だと風でラインが煽られてレンジが全く分からない!
餌木を2つくらい変えて各方向に投げてみたが反応がないので早々に終了。
いつものように10gのジグヘッドにワームを付けてスタート。
思いっきり投げたら白提まで届いてしまいそうなくらいの風なのでちょっと控えめに投げる。
エギングタックルと使っているラインは同じ0.6号。
ジグヘッドのほうが軽いが、浮力がない分、餌木よりは早く沈むと思うがやはり着底が分からない!
時合いまではどの層にいるか分からないから上から下までまんべんなく探ろうと思うが、どこにあるのか分かりにくい。
距離を変えたり、ワームの色を変えたり、いろいろ試すが全くアタラナイ。
「まだ回ってきてないだけだよ!」と自分を慰めて強風に耐えながら投げ続ける。
しばらくするとやっと他の釣り人が現れる。
私以外にも物好きな人がいて一安心。
隣に入って投げ始める。
地元の人らしいがここでは珍しくミノーを投げている。
一般的にカマス釣りにミノーを使うのは普通だけど、ここでは圧倒的にワームが強いのでよっぽどのこだわりがないと初めからミノーを投げる人は珍しい気がする。
静かな夜なら聞いてみるかもだけど、相当大きな声を出さないと聞こえそうもないので静観。
いつもは上着の上から巻ける時計のバンドを付けていつでも時計が見えるようにしているが、今日は忘れたのであまり時計を見ずにいたらあっという間に5時を過ぎている!
普段なら時合いに入っている時間!
隣の人は何の苦もなく水を汲んでいたので自分も勇気を出して、落ちないように気を付けながらバケツに水を汲む。
すると、それが呼び水になったかのように初めてヒット!
途中で「あれ?抜けたか?」と思うくらいの頼りない引きだが中型のカマスゲット!
ボウズは逃れたとホッと一息。
カマスでこんな思いをするとは思ってもみなかった。
その後しばらくはまたアタリが遠のくが、すこし明るくなってきたところで表層でアタリ始める。
一匹目は中層のかなり近くでヒットしたので近めに投げていたが、本格的にアタリ始めたのは40~50mくらい。
追い風だから投げようと思えばいくらでも遠くまで投げられるけど、効率が悪くなるのでしっかり狙って投げる。
2匹目、3匹目も同じようなところ。
相変わらず食いは浅い。
飛距離を稼がなくていいので、7gのマジックマジックヘビーにダックフィンビーム(黄色)に変えてみる。
フックから後ろが短いので効果的なはず。
前回はベイトサイズの問題か、アタってこなかったが、今回は正解!
2inchのワームより明らかにヒット率が高かった。
私が4、5匹釣る間に隣の人は全然釣れてなかったようだが、ワームに変えたら釣れ始めた様子。
やはりここはワームのほうが強い!
時々「おっ!これはまあまあいい型か?」という引きをする奴もいたが、上がってくるのはみなほぼ同じ型。
30分ほど釣れていたが、その後はパタリとアタリがなくなる。
時々あちこちで小規模なナブラが起きる。
以前、吉澤さんが「カマスが急に釣れなくなるのはカマスが嫌がる奴がウロウロしてるからだよ」と言っていた事を思い出す。
多分そういう状況なのだろうけど、今日は荷物をかなり厳選したのでカマスとイカにしか対応できない!
(後から考えたら、どうせ釣れないんだから車に戻って道具取って来てもよかったかな?)
隣の方はアタリが遠のいた時点で早々に引き上げていった。
数は私のほうが倍くらい釣っていたけど、隣の方はいい型のアカカマスを1匹釣っていたので満足したのでしょう。
しばらくして別の人が隣に入る。
この人はサビキ専門(?)
初めはシラスっぽい針のもの。次はフラッシャー。
ベイトが小さいのでアタリそうな気もするが、そもそもカマスが全然いなくなってしまったのか釣れたところは見ていない。
私はワームでアタラナイのでミノー、スピンテール、メタルジグなどいろいろ試すが全くアタラナイ。
一通り試してダメなのでワームに戻す。
するとしっぽだけ無くなっている。
カマスなら手ごたえあるはずだからフグだろう。
ワームを変えて投げていると数投でまたしっぽがない!
いつの間にかフグ地獄になってしまったのでいったん終了。
自転車で車に戻り、駐車場横で投げてみる。
完全な向かい風だが10gのジグヘッドでもフルキャストするとブイの向こう側には届く。
「意外と飛ぶな~!」と思ったが、やはりラインが風で押されるのでコントロールは難しい。
数投して見込みがないので諦める。
最後にテトラでエギングを試してみる。
来た時よりは風が弱くなっていることと明るいので気を付ければ大丈夫と判断。
堤防の曲がり角あたりでテトラに乗りエギングの準備をしていると足元で盛大なナブラが!
まだ準備が出来ていないし、そもそも青物なんて想定していなかったのでエギングロッドに小さいジグを付けて投げてみるが、もう静かになった後。
何の反応も得られないので仕方なく(?)エギング開始。
風はほぼ横から吹いているのでラインが流されて沈んでいかない。
一応、餌木を交換して試してみたがやはりアタリもないので終了にしました。
今回試したかった事がもう一つ。
たまに堤防で鱗を取っている人がいるが、そのほうが楽?
という事で駐車場で魚を並べて写真を撮ってから鱗を取ろうとしたら
いつの間にか猫が近づいてきて魚を狙っていた!
初めに猫がいないことを確認してから始めたが本当に素早い。
危うく取られるところだったが、すぐに追い払って事なきを得た。
鱗取りはやってみると家でやるよりはるかに楽に取れる!
新鮮だから?
今度から帰る前にやろう!(数にもよるが…)
本当はハトヤ裏も試したかったけど疲れたので止めました。
あそこも西風は追い風でホテルが盾になるからそれほど風の影響はないのでいれば釣れるはず…。
今回の反省:
悪条件でもポイントさえ押さえていれば釣りは成立することが分かった。
前回も外側でやけに鳥が飛んでるな!と思ったが、今回と同じような状況だったのか?
次回は青物も狙える装備を忘れずに!
今回の支出:
0円
ロストなし
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