ショアジギ&カマス2022その5 ~自作マウス2~

釣行記

小潮3日目(旧暦 10/9)
満潮: 13:24
干潮: 04:55
日の出: 06:04

前回は大荒れの天候だったが、今回はいい陽気になりそう。

いつもと同じくらいの時間に駐車場に着くとすでにかなりの数の車が停まっている。

急いで用意をして堤防に向うと丁度Fさんと一緒になる。

最近お見掛けしていなかったが、西日本方面に旅行をされていたそうで、一昨日復帰戦後の2回目との事。

その時はカマスはまだ渋い状況だったけど、メタルジグで何匹かショゴが上がっていたらしい。

パワー系二人で「今日は2㎏級のショゴを2枚ずつ上げましょう!」と気合を入れる。

堤防に着くと内側先端に一人だけ!

みんなカマス狙いで車で待機しているらしい。

という事でめでたくポールポジションをゲット!

若干うねりはあるが、風も弱く絶好の釣り日和。

まずはカマス調査でダイソーVJを投げてみる。

全方位を探ってみるがまだ回っていない様子。

あまり時間は無いが前回できなかったのでテトラでエギングをしてみる。

使う餌木はもちろんフラッシュブースト!

ケイムラブルーを正面、左右と投げてみる。

風も波もないからやりやすいけどイカは居ない?

キンアジにカラーチェンジしてもう一度やり直し。

やっぱり反応なし。

少し根元側に移動する。

同じように探る。

また元のカラーに戻す。

30分くらいやってみたがイカちゃんは釣れませんでした。

途中で1回だけコンッ!という手応えあったが、「あれがイカパンチ?」「それとも魚がぶつかった?」

イカパンチがどういう感覚なのか分からないのでいつも悩む。

Fさんが前回は「5時くらいから回って来た」と言っていたので少し前に戻る。

Fさんに様子を聞くと「まだ3匹だけ」とサラリと言われた!

「えっ!もう回って来たの!出遅れた!」

内心動揺しつつも、平静を装ってダイソーVJを投げ始める。

「上のほう」という事なので着水後すぐに巻き始めて表層を狙う。

アタラナイ。

3カウントから5カウントぐらいの層を何度も繰り返し引いてくる。

スピードに変化を付けたり、トウィッチを入れたり、いろいろやるがアタラナイ。

まだ群れが小さいのか?

気分を変えてワームを変えてみる。

今度はdream upの イエロー

カマスが好きそうな色だからアクションが同じならこちらのほうが良く釣れそうな気がするが…。

時々沈めて下のほうも探ってみるがなかなかアタラナイ。

ボトムドライブ+グラスミノーMの夜光に変えてみる。個人的には最も信用しているアイテム。

上から探っても反応がないので一気に沈めてみる。

テンションフォールだと30カウントぐらいかかるが、20カウントぐらいのところでわずかに反応が!

そこから引き始めたが、それ以上はアタラナイ。

もう一度同じ深さまで沈めて巻いてくるとやっと初ヒット!

重さといい、引き方といい、間違いなくアカカマス。

慎重に巻いて来て、どちら側に抜きあげるか迷ったが、左側のほうが余裕がありそうだったので左にしたが、隣が知らない人だったので少し遠慮気味に抜いてしまった。

すると堤防の角まで来たのに抜けてしまった!

やっと掛かったのに~!

気を取り直して投げ直す。

活性は上がってきた気はするが、アタックしてきても食い切らない。

しばらくするとまたアタラなくなってしまったのでダイソーVJに戻す。

すると、やはりアタルが乗らない。

だんだんアタリも少なくなってとうとうアタラなくなってしまった。

外側ではもう居なくなったようなのでFさんは早々とメタルジグを投げてショゴを狙い始める。

カマスは内側に入っているようなので移動してカマスを追いかけるか、ショアジギに切り替えるか迷う。

とりあえずメタルジグを投げてみる。

最近、ちゃんと道具の管理が出来ていないので大好きなビッグバッカージグのグローストライプが一つもなくなっていたので前日に30gを購入。

久しぶりに投げてみる。

ビッグバッカージグはよく飛ぶ。追い風という事もあって100m以上飛んでいる。

黒豹ジャーク(知らない人はJaksonの井熊さんの動画見てください)で誘って落として誘って落として、を繰り返してしつこく底を攻めるが反応は無い。

XestaのRUNWAYターボチューンを使ってみる。

これもよく飛ぶので好きなジグの一つ。

同様に底を中心に攻めるがアタリなし。

Fさんも一生懸命ジグやミノーを投げているがやはりアタラナイ様子。

ショゴも不在なようなのでカマスを追いかけに行く。

内側のステージの所ではIさんが投げている。

その少し手前で投げてみる。

付近で漁師さんが操業しているのでカマスがいるのは間違いない。

周りの人の釣り方を見ていると中層くらいを引いている。

外側は水深があるのでレンジを合わせるのが大変だけど、内側はダイソーVJならフルキャストしてもせいぜい10カウントなので攻める幅が狭くてやりやすい。

カウント5、6アタリを引いてくるとかすかなアタリが。

投げ直しても明確なアタリが出ない。

あまり時間もないのですぐにボトムドライブに替える。

同じように中層を引いてくると、やっとアタッタ!

フッキングしたようだったが、すぐに外れてしまった。

回収すると顎だけ上がって来た!

 

 

 

 

どうも今日はカマスと相性が悪いらしい。

しばらく色々投げてみたが、群れがいなくなったようなのでカマスはあきらめて終了にした。

外側に戻るとやはり平和な状況が続いている。

前回はナブラが頻繁に出てベイトが多くそれなりに雰囲気はよかったが、今回はベイトはいるけどナブラもほとんど起きずとにかく静か。

いくつかメタルジグを投げてみたが全く反応がないのでWorldShaulaで弓角を投げてみる。

広角に探るが反応なし。

ジェット天秤に替えて沈めてみる。

中層、底と攻めても全く反応なし。

今日は青物不在と判断したFさんは早々に引き上げて行かれた。

自分もほぼあきらめて検証作業に入る。

自作マウス2号の検証。


ポイント1.バランス

・ジェット天秤は使わず木粉粘土の本体上部にプラスチックのパイプを通し、中通し重りの4号を      本体下部後方に埋め込む

・本体の形状は1号とほぼ同じ

・上下のバランスがしっかりとれた。

ポイント2.耐久性

・今回もあまり時間が無かったので本体部分はほぼ出来上がったがワイヤーの加工が間に合わずジェット天秤からシンカー部分を外したもので代用しようとしたが長さが合わず断念。ワイヤーではなくフロロラインをパイプに通して投げてみた。

・予定ではパイプの両端をワッシャーかリングを接着剤で固定するはずだったが何もしていなので、何回か投げたらパイプが抜けてしまった。まあ、当然でしょう。

当初の予定通りの作り方をすれば耐水性は保てるはず。

ポイント3.スプラッシュ

・バランスをしっかりとったことでマウスの手(?)の部分で水を押せるようになったので今までの自作品の中で一番いい感じになった!

一通り検証を終えたころカゴ釣りの人たちが増えてきたので、コマセが効いてくればソウダが寄ってくるか?と思い弓角を再開。

表層では何も反応が無かったが、ジェット天秤で底を攻めると、

巻き始めた直後にゴンッ!とヒット!

「よ~し!」と思わず声が出てしまったが、わずか2秒でバレてしまった!

これはいけるか?と思ったが、その後は全く反応なし。

カゴ釣りでも全く反応が無くタイムアップで終了としました。

今回の釣果: なし

今回の反省:
やっとアカカマスの回遊が始まったのに自分だけボウズという大惨事!

原因は色々あるけど、一番大きいのは周りの情報に頼りすぎてた。

いつもは周りの状況を考慮しつつ自分なりの攻め方をしてたけど、隣でFさんがダイソーVJで「表層!」と言って、実際に釣っていたのでそれにこだわり過ぎた。しかも外側は水深があるので小さい群れの動きをとらえるのが難しかった。

外でも中でもヒットさせたのはボトムドライブ+グラスミノーだったので、周りの情報に惑わされず自分のやり方をもう少し信じてやったほうがよかったか?

自作マウスの検証は少しずつだが進歩している。3号機で当初の目標には達する見込み。

今回の支出:

交通費: 370円(西湘バイパス)

ロスト: なし

釣果カウンター

ボウズなので省略

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