大潮後の中潮4日目(旧暦 8/21)
干潮: 01:56
満潮: 08:36
日の出: 05:26
勤務の都合で前回の釣行から10日間あいているので感覚的には大分行っていなかったような感じ。
その間に泳がせでイナダが釣れたという噂も聞いたので今回は頭の中が完全にイナダモード(笑)。
道具立てもイナダ用にWorldShaula、カマス用にBlueccurent、RUNWAYの2本。
今回のテーマ
①魔改造Part2 弓角の自作トレーラーの検証
②泳がせで青物が出るようならハイブリッドの検証
いつものように準備は出来ていないので出発が遅れて、いつもより到着も遅くなってしまった。
しかし、意外と車の数は少なく、堤防でもカゴ釣りの場所をキープしている人はいたが、先端は空いていたので無事にポールポジションをゲット!
前回は平日なのに劇混みだったので、今回も覚悟していたが意外と人は少ない。
明るくなってから気が付いたけど、内側で釣っている人が多い。
漁師も内側で操業しておりカマスが内側に入って来たらしい。
とは言っても、まだミズカマス中心なので自分は青物メインで外側で頑張ります。
カマスはいつものようにボトムドライブ10g+グラスミノーM夜光からスタート。
広角に上から下まで探るがアタリなし。
去年までならグラスミノーでアタラなければ多分いないだろうと思えたけど、最近は自信が持てない。
本当にいないかどうか確信をもつにはダイソーVJを投げてみる。
やはりアタラナイ。
なぜかほっと一息。
隣で投げていたYさんは逆に「昨日まではこの時間でも釣れてたぞ!やばいな~」と少々焦り気味。
自分はカマスには過度の期待はしていないので明け方の時合いで釣れたら十分と思い気楽に投げる。
4時半を過ぎたころようやく周りではアタリが出始める。
「アタッタ!」「アタッタけど乗らない!」「乗ったけどすぐバレる!」という具合で渋めの傾向は変わらない様子。
ずっとグラスミノーを投げていたが全くアタラなので仕方なくダイソーVJを投げてみる。
活性もそれほど高くなく、群れも薄いようでダイソーVJといえど、毎回アタルわけではない。
5時前にようやく1匹目をゲット。
しばらくして2匹目をゲット。
やっと安心して投げられる。
ここでボトムドライブ+グラスミノーMにもどす。
活性が上がってくるとグラスミノーでも問題なく釣れる。
むしろグラスミノーのほうがテールだけをかじられることは少なく乗せられる確率は高いように思う。
やはり、ダイソーVJよりはアタリが少ないが釣れる事は釣れる。
となりの吉澤さんはほぼ入れ食い状態だが、バレやすいのは相変わらずの様子。
今回はカマスのナブラが出ることもなく、時合いも30分もたずに終了。
泳がせのほうも開始早々、一番先端でやっていた人にクエらしきアタリがあったが潜られてラインブレイク。
その後、Yさんがまあまあの型のショゴを1匹釣っただけで終了。
カマスの時合い終了直前に、ギリギリ届くか届かないかぐらいの距離に明らかにカマスより大きい魚のナブラが発生!
急いでRUNWAYにセットアッパーを付けて投げるが届かない。
WorldShaulaなら届くかと思って準備をして戻ると漁船が集まって来て投げられない!
漁船でも釣れている感じはなかったのですぐに魚が散ってしまったようだ。
活性の高い日は何度もナブラが出るが、今回はこの1回だけ。
少ないチャンスを生かせなかった。
ポールポジションをとってもプラスαの運も持っていないと、いい釣果は得られないという事ですね。
いつもなら時合い後もカマスはポツポツは釣れたが今回は全くいない。
仕方ないので青物狙い開始。
まずはWorldShaulaで遠投マウスを投げる。
自作品の検証を始める前に魚が回ってきていることを確認する必要がある。
前々回から虫ゴムTuningしたマウスを使っているが、これはかなり調子よく絡む確率はかなり低くなっている。
前回はフロロ5号のリーダーを使ったが、今回はフロロ4号を忘れずに持って来たのでこちらでstart。
フロロ4号3m。ある程度釣れたら2mに落としてみる予定。
弓角のあつかいに慣れてきたせいか、風向きのおかげか、開始当初はほとんど絡まない。
絡まないのはいいが、アタリが無い。
ソウダを狙うには少し早い時間だから仕方ないか?
弓角だけだと疲れるから時々メタルジグを投げてみる。
ショゴ狙いで底をチョンチョンしたり、ソウダを意識して表層をただ巻きしたりといろいろ試してみても反応なし。
弓角に戻す。
シルバーを投げていたが、リーダーが絡んでしまった。
すぐにほどけそうもなかったので、一度リーダーを切りカラーチェンジ。
ケイムラを使ってみる。
シルバーほどではないが、人間の目でも若干光るように見える。
何度か投げ直していると、本日初のヒット!
横に走るのでソウダであることは間違えないが結構引く。
慎重に抜きあげるといい型のヒラソウダでした。
ケイムラでも釣れて一安心。
まだ活性が上がっていないので連発はしない。
一匹は釣れたけど、そこまで信頼しているわけではないので、糸絡みのタイミングでシルバーに戻す。
また疲れたのでカマスを探ってみるが、ダイソーVJでも反応なし。
ここ最近のなかでは一番活性低い感じ。
弓角→メタルジグ→カマスのローテを繰り返していくと、やっと2匹目のソウダがヒット。
これはすぐバレてしまったが、同じコースを通すとすぐにヒット!
バレないように慎重に巻いて来てまあまあの型のマルソウダをゲット!
まわりではほとんど何も釣れていないので、やはりポールポジションの恩恵と思われる。
2匹目が釣れたタイミングで新しいアイテムを試してみる。
今回試すのはTwitterでたまたま見かけた画像を元に自作したもの。
写真ではジェット天秤の重りの下に円錐状のプラスチックかゴムのようなものを付けていた。
①円錐の底面に当たる部分で水を押してスプラッシュさせる②円錐の頂点側を下にすると飛行中の空気抵抗が少なくなるだろう。
という思惑で試作開始。
自由に形を作れるものはいろいろあるが、レジン等の固める系だと作るのに時間が掛かるので今回は粘土を使ってみる。
まずは形の評価だけしたいのであまり重たくならないように木粉粘土を円錐形を作り、乾いたところでダイソーで買ったネイルカラーで防水。
柔らかい素材なのでカッターで切れ込みを入れてジェット天秤に装着して切った断面を瞬間接着剤で接着。
時間が無かったので大小1こずつしか作れなかったが、まずは大きいほうから投げてみる。
今回の自作の目的のひとつはMonstersurfで弓角を投げ続けると疲れるのでRUNWAYでやりたい。というのが一番の理由。
なのでジェット天秤は8号を使用。
結果は以前の自作1号機(ジェット天秤+フックカバー)のそれと同じくらいのスプラッシュが出る。
問題点は上手く円錐の底面と水面の高さを合わせるのが難しい。
引く速さが遅いと水面下になってスプラッシュしない。早すぎると水面上に出てしまう。
そう考えると遠投マウスはやっぱり良く出来ている!
自作2号機は軽さ優先の素材だったので強度は低く、10回ほど投げたらジェット天秤を通した穴が広がり続投不可能になってしまった。
しかし、いい感じでスプラッシュしてたし、何より釣果も出せたのでまずは及第点はとれた。
満潮を過ぎて下げ潮が効いてくれば釣れ始めるだろうと思って投げ続けるがとにかくアタラナイ。
9時を過ぎてカゴ釣りではポツポツとソウダが釣れ始めたが弓角を表層で引いても全くアタラナイ。
隣で弓角を投げていた人が「沈めたらアタッタ」と言っていたので自分も普通のジェット天秤に変えて沈めてみる。
外側に投げてもアタラナイので北向きに投げて沈めるとやっと一回アタリが出た。
カゴ釣りでは順調に活性が上がってきているようだが弓角で頑張るには確率が悪すぎるのでおしまいにすることにした。
最後に弓角の個体差があるので、良く見える時間に手持ちの弓角のテストをしておこうと思い、一つの弓角に対して5投ずつ投げてみる。
今回持っていたものは全部合格。
ついでにラインの通し方の検証。
写真のような通し方で輪にした部分にリーダーを結んで投げてみたがしっかり回っていた。
正しいつなぎ方と若干回り方が違うかもしれないが回っていれば釣れるはず。
実際に1回アタリはあったので問題ないと思われる。
本来は弓角のカラーローテーションを簡単にするために試していた結び方だが、今はシルバー一択で問題ないと思っているので、アタリが少ない時にアクションのバリエーションとして使う事があるかもしれないが、積極的に使うことは無いかな?
今回の釣果:
ヒラソウダ 2匹
マルソウダ 1匹
ミズカマス 8匹
今回の反省:
カマスは渋いなかでダイソーVJをあまり使わないで8匹ならまあまあの釣果と言っていいのかな?
まだミズカマスばかりだからあまりまじめにやってないけど、次回はちょっとまじめに数狙いで行ってみようかな?
今回も泳がせが不調だったのでハイブリッドを発動する機会はなかった。
ソウダも、干満のタイミングというのもあるとおもうけど、もう少し早い時間から回遊してくれると助かる。
自作トレーラーの検証はまずまずの結果。
次回は今回の形で強度を持たせたものでどこまで釣果が出せるかやってみる。
プラス、よりマウスに近い形状の物を自作してみる。
今回の支出:
交通費:370円(西湘バイパス)
ロスト:250円(ダイソーVJ 1セット)
釣果カウンター
カマス 252匹
スルメイカ 1匹
サバ 16匹
アオハタ 1匹
シロギス 9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 10匹
マルソウダ 24匹
シイラ 13匹
イトヨリ 1匹
ショゴ 2匹
リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 1匹
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