ショアジギ7 ~遠征~

釣行記

大潮前の中潮2日目(旧暦 7/13)
満潮: 03:01
干潮: 10:11
日の出: 05:02

今回は諸事情によりホームは行けないので遠征です。

どこにするか迷う。沼津か三保か石津浜か?

久しぶりにサーフでやろうと思うがどこもあまりいい情報は無い。

ホームより遠いので早めに出て、いつもと同じくらいの時間に到着。

駐車場にはすでに14~15台の車が停まっている!

流石、ショアジギの聖地。みんな気合が入っている。

これだけの車が停まっているという事は釣り座の確保が難しいか?…とおもいきや、定置網のすぐ近くにちょうどいい隙間があったので両サイドの人に声を掛けて入れてもらう。

Windyだと風が強そうだったが、フォローという事もありほとんど吹いていないような感覚。

竿はRUNWAYメインで弓角用にMonstersurfの2本立て。

小さいジグへの反応がいいという情報もあったので、20g、30gのジグをメインに投げてみる。

まずはいつものビッグバッカージグのグローストライプ20g。

タチウオ、サバあたりがいないか意識しつつ上から順に探っていく。

中層まで探るが反応なし。

水深があり、途中のブレイクに捕まりやすいのであまり底まで落としたくはないが一度沈めてみる。

右から左に結構流れているが20gで底が取れるという事はそれほどでもないのか?

ゆっくり巻くと捕まるので高速回収。

ジグをいくつか変えて上からやり直し。

やはり反応なし。

まだ何も回遊が無いと判断してちょっと違う事をやってみる。

地元のフォロワーさんが時々やっているのを真似てショアレッドを狙う。

ジグヘッド12g+デスアダー5インチ

思いっきり投げてもせいぜい30m。ブレイクには届いていると思うが…

底付近を泳がせたり、ボトムパンピングしたりといろいろやってみるが何の反応もない。

時々根掛かりしそうになる。

本来は足で探るようだが、混んでいて動き回れないので10分ほどで止めておいた。

少し明るくなってきたので青物狙い開始。

左隣の人が弓角を投げているので弓角で釣れるようなら自分も投げることにする。

無駄に体力を減らさないためにもまずは軽めのジグから。

小さめのジグの反応が良かったという報告もあったので20~30gの小さめのシルエットのジグを使っていく。

表層から中層までいろいろなアクションで探るが全く反応なし。

ちょうど日の出の時間ぐらいに右隣のジグを投げていた人の竿が曲がった。

結構いい引きをしている。

上がってきたのはいい型のショゴ!30cm以上ありそう。

そろそろ時合いなのかと思い周りを見回すと、魚の姿は見ていないが、バケツで水を汲む人がチラホラ。

釣った人のアクションを確認すると、メタルジグをフルキャストして表層よりやや下をワンピッチで引いているだけ。

特に変わったことはしていないが、真似してもアタラナイ。

隣の人も結局その1匹だけで早々と帰って行った。

隣の人が釣った後はいくつかジグを投げてみたが、反応がないので我慢できず弓角を投げてみる。

前回はダイソーのジェット天秤にパーツを付けたものしか試せなかったが、今回は富士工業のジェット天秤の15号、8号、海藻天秤のようなL形の安い天秤12号、8号を試してみる。

パーツのありなしで飛距離は少しは落ちるがそれほど影響はなさそう。

リーダーはナイロン4号2m、弓角はシルバー。

まずはRUNWAYで8号から試してみる。

スプラッシュの出具合はジェット天秤とそれほど変わらない印象。

何度投げても全くアタリなし。

隣の人が投げていてもアタっていないようなのであまり期待はしていなかったが…。

弓角がシルバーだとサーフでもやはり目視しやすい。

L型天秤だと弓角側の天秤の先端が上向き(水面上に出る)の時と下向き(水面下)の時がある。

パーツの付ける向きで変わるのかその辺はまだ謎。

上向きの時は早く引くと弓角が水面から飛び出してしまう。

試しにリーダーを3mにしてみると、飛び出すことが少なくなる。

そういった意味でリーダーは3m取っていると引き方や波の状態に影響されずに安定して引ける気がする。

Monstersurfで12号の天秤も投げてみる。

やはりジェット天秤より絡みにくい気もするが、そこまで大きな違いはなさそう。

弓角で反応が得られないのでジグに戻す。

ソウダ、シイラなどの表層系の魚がいそうもないのでショゴに狙いを絞り、底を攻めてみる。

フルキャストして一旦底を取り、ワンピッチで5~6回巻いて止める、また5~6回巻いてフリーフォールで底を取る。

これを3回くらい繰り返して、あとは回収。

あまり攻めすぎるとブレイクに捕まるので無理はしない。

いくつかジグの種類を変えて試してみても反応がないのであきらめた。

ワインド系なら反応するかと思いラパラのジギングラップを投げていたらブレイクを過ぎたあたりで何かがヒット。

海藻かと思うくらい軽いがわずかに生命反応がある。

上がってきたのは小さなエソでした。

日が昇ると正面から日が照り付けるので暑さもスゴイが弓角の軌道も見にくいので9時過ぎに移動することにした。

MM港にするかMHまで行くか迷ったがその後の事も考えてMM港に行ってみる。

駐車場に着くと堤防上にはあまり人がいない。

手前のほうに家族連れが2組浮釣りをしているのと先端のほうでやはり浮釣りをしている人が2組。

私とほぼ同じくらいに着いた人がすぐに準備をして堤防の先端に入った。

しばらく車の中から様子を見ているとジグで青物らしき魚を釣った。

たまたま?

さらに観察を続けていると3~4投に1回くらいの頻度で釣っている。

どうやら群れが入っている様子。

魚の大きさはそれほど大きくない感じなのでRUNWAYだけ持って堤防へ。

駐車場から見ると入るすきがないかと思ったが、行ってみると結構広いので安心して投げられるだけのスペースがある。

車の中にいるときは分からなかったが、風がかなり強い。しかも向かい風。

向かい風なのでまずはよく飛ぶロングキャスト20gから。

フルキャストしても60mくらいしか飛ばない。

5カウントくらいからワンピッチで引いてくるとラインが風で煽られて途中でジグが飛び出してしまう。

もう一度沈め直して引いてくると魚が5~6匹付いてきた!

ワカシ?

飛び出さないようにゆっくり巻くと見切られる。

ジグより弓角のほうが釣りやすそうなので交代。

フルキャストして巻いてくるとガツガツアタル!

そのまま巻いてくるとしっかりヒット!

元気よくピョンピョンはねる!

上がってきたのは小さいペンペン。

30cmくらいか。

サーフでしっかり釣っていたらリリースするサイズだけど、食材確保のためにキープ。

まあ、小さくてもフライにするならちょうどいいサイズか?

弓角でしっかり反応してくる。

かなり活性が高く奪い合うように食ってくる。

シルバーからピンクにチェンジ。

これでも釣れる。

10匹釣ったら終わりにしようと思っていたが、突然アタラなくなった。

スレたのかと思ったらなんとサメが出現!

2mくらいのハンマーヘッドが悠々と泳いでいる。

何かを追い回すわけではなく悠々と泳いでいたが、写真を撮ろうとしたらどこかへ行ってしまった。

さすがにサメがいたらペンペンもどこかへ行ってしまったか?

すこし離れたところでフカセ釣をしている人にペンペンが掛かった!

まだ逃げていなかったらしい。

しかし弓角には反応しないのでダイソーVJを投げてみる。

すると中層でヒット!

ダイソーVJさすがです!

いくらでも釣れるかと思ったら2匹釣ったところで尻尾を嚙み切られてしまった。

しかたないのでセットアッパーを投げてみる。

やはりこれでも釣れる。

こう書いてくると何投げても釣れるんでしょ!と思うかもしれないが、そこまで簡単ではない。

その証拠に、あとからやってきた中学生くらいの二人組がいたが、ほとんど釣れていなかった。

初めはジグを投げていたが、途中から一人はマウスと弓角で釣っていた。

そんなに注意深く見ていたわけではないけど、ゆっくり巻いているのだけは分かったので、初めはアジングでもしているのかと思ったらまさかの弓角を投げていた!

Yさんならきっと「そんなやり方じゃダメだ!」と指導が入っただろうけど、私はそんなに親切ではないので傍観。

それでも最後のほうはしっかりペンペンを釣っていたので角が回るくらいまでスピードアップ出来ていた様子。

自分もサメが出てきた後は魚が散ってしまったせいか表層を引いたり、沈めてみたりいろいろ試さないと釣れない状況だったのでそれなりに面白い一日でした。

お昼を過ぎていよいよ風が強くなり10mを超えるようになったので釣りは終了。

今回、遠征をした目的の一つ、イシグロ焼津店へ。

ここで秋からの本格的なカマスシーズンに向けてシャローミノーを補充。

買い占めたわけではなく、これだけ買ってもビクともしないくらいの在庫量!

メーカーで生産したものはほぼこの店に卸しているんじゃないかと思うくらいほかの店では売っていない。

これで一年間は安心してカマス釣りが出来そう!

今回の釣果:
シイラ 12匹
エソ 1匹

今回の反省:
前半のサーフは風、波のコンディションはよかったが、ベイトがいなかった(?)。

隣の人はショゴを1匹釣っていたのと、周りで何人かがバケツで水を汲んでいたので何匹かは釣れていたようだが詳細は不明。

ハズレの日だったという事で仕方なし。やはりサーフは当たり外れが大きい。

いつもながらランガンするタイミングが難しい。今回はまあまあいい判断だったが、もう少し早めに切り上げてもよかったか。

三保とMM港と迷ったが、MM港を選んで正解だった。

風が強く、タフコンディションだったが活性が高いペンペンに助けられた。

投げれば釣れる状況ではなかったので、いろいろ試せてそれなりに面白かった。

今回の支出:

ロスト:500円くらい(ジグパラブレード)

釣果カウンター
カマス 191匹
スルメイカ 1匹
サバ 12匹
アオハタ  1匹
シロギス  9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 4匹
マルソウダ 20匹
シイラ 13匹

リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 1匹

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