ショアジギ9 ~本当のヒーローは…~

釣行記

大潮前の中潮1日目(旧暦 7/27)
満潮: 01:47
干潮: 09:16
日の出: 05:09

前回は反省すべきところが多く残念な結果だったので(イトヨリはただの偶然だから論外)、今回は「とにかくやるべきことをしっかりやる」というのがテーマ。

まずはしっかりポールポジションを取るところから。

いつもより早く家を出て早めに着いたが車が一台!

駐車場で準備をしていると一人の釣り人が戻って来て車に道具を入れて出て行った。

どうやらランガンで立ち寄ったか、様子見だけで帰った様子。

どっちにしても釣れない時間にやっても仕方ないんだけど…。

という事で、めでたくポールポジションをゲット!

自分のスタイルだとやるべきことをやるという事はそれだけ必要なものが増えるという事で、竿は4本体制。

長距離用にMonstersurf、近距離の青物用にRUNWAY、カマスオールマイティーにBlueccurent、フィネス用にメバルロッド。

道具類はいつもはクーラーのほかにバケツと防水のバッグにいろいろ詰めて持って行っている。それらを整理するためにMEIHOのバケットマウスを買おうかと思っていたが、古いクーラーで代用できるよね!と気が付き、今回からクーラー2個体制。

前日の準備も今回はしっかり時間を確保できたと思っていたのに帰る間際に「接触者になったから検査受けろ!」と電話が掛かってきて、結局準備する時間が無くなってしまった。

そんなわけで、せっかく早く堤防に行っても準備に大わらわ。

ワームの準備をしているといつもより早く大佐登場。3週間ぶりという事でかなり気合が入ってます。

日の出が5時過ぎなので釣れ始めるまで大分時間的余裕が出来てきた感じ。

今回の作戦としてはカマスはまずボトムドライブ10g+グラスミノーM、反応が悪かったらダイソーVJ。

大きさではなくバイブレーションの動きに反応しているかどうかを確認するために焼津市のふるさと納税の返礼品でもらった「ぶるぶる50」を使ってみる。

前回かま~すっさんがカマス狙いでショゴをヒットさせていたので早めにワインド系のワームとメタルジグを投入する予定。

青物は周りの釣れ具合を見ながら弓角、メタルジグ、ダイソーVJなどを使い分ける。

こんなところでしょうか?

まずはいつものようにBlueccurentでボトムドライブ10g+グラスミノーM夜光を投げる。

せっかくのポールポジションなので広角に投げてみる。

漁船はどちらかというと先端沖のほうにいるが、距離が届いていないのか先端方向に投げてもアタラナイ。

外側に投げるとたまにかすかなアタリはあるが、ほんとうにおさわり程度。

4時を過ぎるとまわりではパラパラとカマスが上がり始めるが、どれも単発で群れに当たっている感じではない。

グラスミノーではアピールが弱いのかと思ってダイソーVJに変えてみるが、それほど変わらないのでまたグラスミノーに戻す。

日によって状況が変わるという事は分かっているが、週一アングラーはどうしても先週のイメージが先行してしまう。先週と比べてあきらかに活性が低い。

まわりでそれなりに釣れるようになってやっとしっかりアタルようになり、グラスミノーで一匹目をゲット。

やっと活性が上がって来た。

開始から5ヒット、2キャチ、3バラシ。そのうち2回は抜き上げ直前でバラシた。

いつ使い始めたか分からないシロモノなのでおそらく針先が鈍っているのでしょう。

交換するのはもったいないから次回までに研いでおこう!

グラスミノーで少し釣ったのでダイソーVJに変える。

安定の釣れっぷり!流石としか言いようがない。

(ぴんぼけですいません!)

ここで課題その1

バイブレーションに変えてみる。

おやっ?釣れない!

ただ巻きで手元に振動はかなり伝わってくるので、いい泳ぎをしていると思われるがアタリはない。

活性が上がってきているとはいえ、入れ食いまでは行かないのでルアーはまだセレクティブな状況。

やはり、ダイソーVJの強さはバイブの振動だけではなく、ワームの見た目や波動も合わせたアピール力なのだろうか。

ちょうどそのころ、沖のほうでナブラが発生。

バイブレーションをフルキャストするとギリギリ届いていないが、巻き始めたらヒットした!

カマスのナブラかと思ったがカマスよりは引きが強い!

上がってきたのは中くらいのゴマサバでした!

いままでサバにはあまり縁がなかったが、久しぶりにサバが釣れた。

しかも、ゴマサバは初めて!

もう少し距離を出したいので竿を変えようか、ルアーを変えようか迷ったが、ナブラが出てるうちに投げたほうがいいと思い、そのまま投げる。

結果、3投で2ヒット。(もっと釣れると思っていたので写真とってませんでした)

すぐにいなくなってしまった。

その後はカマスのナブラは単発的に起きる。

上を引けはおそらくミズカマスが釣れるだろうけど、ミズカマスよりアカカマスが釣りたい。

前回は時合い後の時間はブレイク付近にアカカマスが付いていたので、この時間でもブレイク付近にいるのでは?

という予想の元、あえて下を攻める。

ルアーはボトムドライブ10g+グラスミノーMに変更。

すると3投目でヒット。

ずっしりと重たい引き。

狙い通りいい型のアカカマスをゲット!

しかし、連発させるところまでは行かず、単発のみ。

深追いすると時間の無駄になるので表層狙いに戻る。

表層だとやっぱりミズカマスが釣れて来る。

少し明るくなってきたところでFさんは早々にメタルジグにチェンジしてショゴ狙い開始。

少し様子を見ようかと思ったが、前回の事もあるので自分も早めに切り替える。

Monstersurfでビッグバッカージグの40gを投げる。

やや追い風なので優に100mは飛ぶ。

気持ちよすぎるくらい飛ぶが反応は無い。

弓角にチェンジ。

前回は8号の天秤を多用したが、8号だとスプラッシュが小さいので12号を使う。

ダイソーのジェット天秤をベースに作ったものだが、とにかくよく絡む。

絡む理由がだんだんわかってきた。オプションで付けているフックカバーが何の加工もせずグルーガンで付けただけなので角を丸めていないとリーダーが触った時に引っかかってしまう。

普通の天秤やマウスはリーダーが触ってもスルッと滑るが角があると滑らずに絡まる。

そして引いてくるうちに回転してグルグルになる。

問題点は分かってきたが改善するのは難しい。素直にマウスを買うのが一番早い(笑)

弓角を投げて巻く時間より、絡まった糸をほどく時間のほうが長かったような有様。

まあ、今回は泳がせではいい型のショゴが出ていたが、ジグや弓角では全く出なかったので結果はおなじか?

Mさん曰く「大きくなると頭良くなるからジグには騙されないよね~」との事。

自分は泳がせはやる気がないので以前からハイブリッドを頭の中で模索していたが、次回はやってみようと思う。

今回はカマスの時合いも短く、そもそも魚の数が少なかった。

Yさんが「カマスいないな~!」と言っているくらいだから本当に少なかったのでしょう。

ショゴ、カマス両方に通用するように小さめのワームでワインドを試してみる。

Never Late Japanのパチ専ダートヘッドとspark55

フルキャストして底まで沈めて、そこからワインドで誘ってくる。

全く反応なし。

上からも誘ってみるがやはり反応なし。

ブレイク付近にいるかもと思ってかなり近くまで底付近を攻めていたら足元のテトラにつかまってしまった!

引っかかっているところがほぼ見えるくらいの距離なので、秘密兵器投入。

DAIWAのルアーキャッチャー。

バス釣りだとよく使われているようだが、海だとほとんどの場合届かないが、今回のような足元なら届くはず。

使いこなすのにちょっとコツがいるが無事に回収できた。

ワインドはあきらめて弓角に変更。

ソウダも1匹くらいは釣りたかったが、カゴ釣りでも極たまに釣れる程度でジグや弓角には全く反応が無し。

もう今日は終わりかな?と思ったころに内側にカマスが回って来た。ということでみんなで移動。

かなり遠くの底付近でパタパタと釣れたがそれもすぐにいなくなってしまった。

例年の秋のパターンだと先端で釣れた後は港内の深場に移動するから、そこならいるかと思って手前のステージからえんぴつに向って投げてみたが全く反応なし。

やはり今年は例年のパターンが全く通用しない。

仕方ないのでキスでも狙ってみようかと思って、パワーイソメを投げてみたが、これも不発。

最後にもう一度外側で弓角を投げてみたが、やっぱり反応がないので今回はあきらめて終了としました。

そろそろ帰ろうかなと思ったところで外側で投げていたここさんのダイソーVJが足元のカメの手に引っかかってしまった!

ここで再度ルアーキャッチャー登場。

くさりがカメの手に引っかかって水中のルアーを回収するより難しかったが無事にレスキュー成功!

今回、一番活躍したのはルアーキャッチャーだったかも(笑)

今回の釣果:
ゴマサバ 2匹
アカカマス 2匹
ミズカマス 8匹

今回の反省:
カマスは日によってムラがある。今回は潮が悪かった様子。

狙い通りにアカカマスが出せたところはよかった。狙って釣れたのは1匹だけなので偶然かもしれないけど。

ショゴは今回はワインド系のジグ・ワームに反応がなかったが、次回もう一度試してみる。それとハイブリッドも試してみる予定。

今回の支出:
ロスト: 350円くらい(弓角1セット)(高切れというかダイソージェット天秤の破損)

釣果カウンター
カマス 223匹
スルメイカ 1匹
サバ 14匹
アオハタ  1匹
シロギス  9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 4匹
マルソウダ 21匹
シイラ 13匹
イトヨリ 1匹

リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 1匹

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