ショアジギ&カマス2022その6 ~帰って来た!~

釣行記

大潮3日目(旧暦 10/16)
満潮: 05:33
干潮: 10:52
日の出: 06:11 158km

サーフのショアジギならともかく、ホームでここ3回でカマス1匹という危機的状況から今回こそはしっかりリベンジしたいところ。

満月の大潮なのでアオリイカのほうも期待できるか?

最近の不調情報も流れているのか、駐車場に車は少なめ。

堤防に行ってみるとカゴ釣りの人の場所取りが真ん中あたりにあったが、先端は空いていたので無事にポールポジションをゲット!


(月明りでかなり明るい夜が明けたわけではありません。ナイトモード使用)

いつものように軽くダイソーVJを投げてみるが、まだカマスは居ないようなのでテトラにアオリ狙いに行ってみる。

前回は先端寄りで全く反応が無かったので、今回は少し堤防の根元側で試してみる。

堤防上に墨跡があるところでテトラに乗り、フラッシュブーストケイムラブルーを投げる。

今回も追い風微風なのでやりやすい。

他に投げている人がいないので広角に探るが反応なし。

キンアジにカラーチェンジしてみるがやはりダメ。

さらに根元側に移動。

同じように探るも全く反応なし。

1時間弱頑張ったけど今回もアオリ狙いは不発でした。

先週の失敗があるので、餌木を投げていても時間が気になってしまい身が入らないのでカマス狙いに戻る。

先端に戻るとここさんとYさんも来られてました。

カマスはまだ釣れていない様子。

ダイソーVJはシングルフックチューンしたものでパイプを付けていないと逆にエビりやすいのでDream upを付けたほうに交換。

色的にはこちらのほうがカマス好みだと思う。

まずは上から探るが反応なし。

すこしずつレンジを落としていって中層まで探るが反応がないので一気に底まで落としてみる。

テンションフォールで22カウントくらい。

出来るだけ底を這うようにゆっくり巻いてくる。

アタラナイ。

もう一度やってみる。

5回巻いてフォール、5回巻いてフォールで引いてくるとフォール中にヒット!

小さい? あれっ? バレた? と思ったが途中からやっと引き始めた。

寝ぼけてたのか?

上げてみるとけっこういい型!

群れでいるかと思って同じ辺りに投げるが後が続かない。

少しずつレンジを上げてみるが反応なし。

表層もやってみるがやはり反応なし。

まわりではまだ釣れていない。

たまたま1匹居ただけみたい。

一応ボトムドライブ+グラスミノーMに変えてみる。

これでもアタラナイ。

Yさんも「全然触らないぞ!今日はヤバいんじゃないのか?」と少々焦り気味(?)

まだ時間的に早いので他の釣りの準備もしておく。

自作マウス3号機はボディは一応完成したがワイヤーの加工が間に合わず現場対応しようとしたがニッパーを忘れたらしい。

青物がいなければ出番はないかもしれない。

カマス釣りに戻るがしばらくは無の時間が続く。

本当にヤバいかも…。

そろそろ満潮になるな~と思うくらいでようやくアタリが出始める。

周りでも釣れ始めている。

Dream upで一匹追加したところでボトムドライブ+グラスミノーMに戻す。

グラスミノーでもしっかりとアタル!

しかし、食い方がが浅いのでなかなか掛からない。

追い食いはしてくるので、去年マスターした(とは言い切れないけど)アタル瞬間を予想して掛けに行く方法も試すと、百発百中とまでは行かないけど、掛けられたときはかなり気持ちいい!

どんどん活性が上がって来てかなり近い距離でも食ってくる。

一度かけた魚がバレた後、そのままあきらめずに引いていると近場の表層でまた掛かる。

バイブレーションも試してみる。

アイマのkoumeマットチャート。

色といい、動きといい、カマスにはかなり有効なルアーなはずだけど、あまり実績がないのであえての投入。

アタリはあるけど掛からない。

バイブレーションに掛からないってどういう噛みつき方してるんだよ!

と思うけど、辛抱強く巻いてくるとようやくヒット。

使い方の問題だとは思うけど、ワームに比べるとアタリが少ないので、1匹釣ったところで交代。

ボトムドライブ+グラスミノーMに替える。

やっぱりこれが一番しっくりくる。

さらに追加した魚がバケツの横で外れてしまい落ちそうになったので慌てて手を出したら足も一緒に前に出てしまい、竿を蹴飛ばしてしまった!

えっ? 一瞬時間が止まった! というか凍り付いた!

宙に浮いた竿が視界から消えた!

やっちまった!

覗き込むとゆらゆらと沈んでいく…。

起きてしまった悲劇はショックだけど、時合いの真っただ中なので感傷に浸っているわけにはいかない。

素早く切り替える。

サブのエギングロッドにルアーを付けて投げる。

グラスミノーMでジグヘッドにセットしてあるものは、もう品切れなので、ボトムドライブ7g+グラスミノーSのホワイトを投げてみる。

前回までは小さいワームに反応させることが出来なかったが、今回は小さいワームでもしっかり反応している。

特にフォールに反応がいい。

例年のパターンが通用するようになってきた感じがする。

小さいワームで反応すれば尻尾だけかじられるリスクは小さくなるので効率よく掛けられる。

何匹か追加したところで突然アタラなくなる。

周りの人たちも同じ反応をしている。

わりと活性が高めだったのでしばらく釣れ続けるかと思ったがいなくなってしまったらしい。

内側を見ると漁船も操業しているので、どうやら内側に入って行ったようだ。

正確な数は数えていないが10匹以上は釣っていたし、今回は必要以上にカマスを追いかけられない事情もあるし…。

Yさんが「竿はもう取ったのか?」と心配して声を掛けてくれた。

「いや、まだです。明るくなったら見えると思うので…」と答えたが、自分でも半信半疑。

今日は潮が澄んでいるので明るくなれば底まで見えるだろうという算段でいるが。

とりあえずショゴ狙いでメタルジグを投げてみる。

ビッグバッカージググローストライプをフルキャストして底を攻める。

全く反応なし。

いくつかジグを変えてみるがやはり反応なし。

今度はソウダ狙いで表層も引いてみるがこちらも反応なし。

弓角にチェンジ。

遠投マウスはやはり凄いなと思う。スプラッシュがハンパない。

飛距離がもう少し出ると言う事ないのだけど…。

これも反応ないのでジェット天秤に替えて沈めてみる。

やっぱり反応なし。

明るくなってきたら予定通り底が見えるようになってきた。

ただ、当初思っていたほどはクリアに見えない。

もう少し太陽が高い位置に来れば見やすくなるのだが、夜中は西風だったが、夜が明けてからは風向きが変わってナライになってしまった。

向かい風なので堤防にあたる波で堤防際が見にくくなってしまった。

魚に持っていかれたわけではないのでほぼまっすぐに落ちたはず。

事前にあれがリールかな?とめぼしは付けていたので救出作戦開始。

Yさんから「出来るだけ重たい重りで、弱い針を使うように。根掛かりした時に回収しやすいから」とアドバイスをもらった。

弱い針というとTwinpaikが思い浮かんだ。以前は何でも持って来てる感じだったけど、最近は持ち物を少し整理したので今回は持っていない。

持っている物の中で考えるとやはりダイソーVJの針が一番弱そう。

という事でこんな感じで仕掛けを作ってみた。

これでリールらしきアタリを小突くようにすれば引っかかるだろう!という作戦。

すると開始1分足らずでなにやら竿先に重みが掛かる!

ゆっくり慎重に巻いてくるとフックがラインに掛かって上がって来た!

無事に帰って来た!

RUNWAYとSTRADIC、買い直したら総額5万円。今までで一番高価な釣果かもしれない。

オーバーホールは大変だろうけど買ってからあまりまともにメンテナンスしていなかったのでちょうどいい機会か?

竿も無事に帰って来たし、風も強いのでそろそろ終わりにしようかと思ったけど、ここさんが意外と粘って頑張っているので、それに釣られて頑張っていろいろ投げ倒す。

時間とともにカゴ釣りの人たちが増えてくるが釣果はさっぱり。

ひとりが大きく竿を曲げたので、みんなが「やっと来たか!」と思って見守っていると上がって来たのはアイゴ!

餌を使っても全然釣れないのでルアーでは無理だろうと判断して外側は撤収。

波が静かな内側で最近恒例のアイテムチェック!

自作マウス3号機のテスト。

ワイヤーの加工は未完成だけどほぼ完成形で投げることは出来る。

・本体上部にプラスチックのパイプを通して両端をワッシャーで補強

・4号の中通し重りを本体後方下部に埋め込んでいる

結果はバランスがちゃんと取れて上下が入れ代わることがない。

予定通り手(?)でしっかりスプラッシュしている。

今回はニッパーを忘れたのでワイヤーの加工が途中となったが、余分な部分を切り落としてその先をどうするか?

遠投マウスやジェット天秤のようにもう一本ワイヤーを足す必要があるのか?

このままでいいような気もする。

もう一体作って追加のワイヤーあるバージョンと無しバージョンのふたつで比べてみるか?

前回の釣行時に丸い浮きをジェット天秤の上に付けて投げている人がいた。

それでもかなりいいスプラッシュしていたように見えたのでそういう視点で別バージョンも考えてみたい。

今回の釣果:
アカカマス 12匹
ミズカマス 1匹

今回の反省:
久しぶりにカマスがまともに釣れた。

しかも例年に比べて型が大きい。たくさん釣れる中に何匹か混ざればうれしいという大きさが普通に釣れるのはありがたい。

ダイソーVJに頼らず、グラスミノーで釣れたのもいい兆候。次回は月下美人シリーズも試してみようと思う。

届かない距離でなければこちらのほうが掛けられる確率は高いはず。

青物は相変わらず「泳がせ限定」の様相が強い。ジグでもたまに釣れるがマグレに近い。

運よく射程距離内にナブラが出ることを祈るしかないか…?

なにはともあれ、カマスも竿も無事に帰って来てめでたしめでたし!!

今回の支出:
交通費:370円
ロスト:なし

釣果カウンター
カマス 266匹
スルメイカ 1匹
サバ 16匹
アオハタ  1匹
シロギス  9匹
メゴチ 3匹
タチウオ 1匹
ワカシ 2匹
子サバ 3匹
チャリコ 2匹
ヒラソウダ 11匹
マルソウダ 25匹
シイラ 13匹
イトヨリ 1匹
ショゴ 2匹

リリースサイズ
メゴチ 1匹
ハゼ(?) 1匹
カマス 2匹
エソ 2匹

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