太刀狩りその3 ~ダブルヘッダー~

釣行記

大潮後の中潮2日目(旧暦 5/19)
満潮: 05:35
干潮: 13:02
日の出: 04:25

ホームの調子が思わしくないので、かねてから狙っていた東京湾側のポイントを狙ってみる。

人気場所で混雑が予想されるので早めに行きたかったが、無理はしないで3時頃到着。

意外と混んでない!

駐車場から少し左のほうに行ったところで入れる場所があった。

通常なら両隣になる人に声を掛けるが、多分自分の左側にももう一人入るだろうと思ったので手前側の人にだけ声を掛けて入れてもらった。

浮釣りをメインで何本か竿を出している様子。

準備をしながら周りを見渡していても魚が上がっている様子は無し。

日の出がだいたい4時半なので4時には明るくなるので、そろそろ釣れ始めてもいい時間なのだが…。

装備としては色々持って来ているが、駐車場が近いので必要になったら持ち出す作戦。

まずはメインのRUNWAYと大サバ用にMonstersurfだけ使う。

北向きの釣り場で南風5mくらいの予報だが、そこまで吹いてなさそう。

波は静か。

すぐ近くに東向きの釣り公園もあるが、南風だとやりにくいし、5時にならないと入れないので時合いが短くなる懸念もありこちらを選択した。

まずは様子見でRUNWAYでグロー系のメタルジグをいくつか投げてみる。

30mくらいのところに根掛かりポイントがあるので基本的には表層から中層までしかやらない予定。

全く反応がないのでMonstersurfでも大きめのグロー系メタルジグを投げてみる。

これも全く反応なし。

最近はRUNWAYをメインとして使っているのでシーバスロッド程度でもすごい重装備のように感じてしまう。

そうこうしているうちに隣でタチウオを狙っていた浮釣りの人がタチウオを上げた。

F3~F4くらい。

数分後に50mくらい離れたところでやっている人もタチウオを上げた。

いよいよ回遊が始まった様子。

それぞれ投げている距離が違うが隣の人はあまり遠投はせずブレイクのあたり。

メタルジグでもそれほど早巻きしていないので同じくらいのレンジを引けているはずだがヒットしない。

隣の人がもう一匹上げた。

キビナゴを使っているので自分もキビナゴでハイブリッドを使おうとしたが、テンヤは持って来たがポウワームを忘れた!

あれが無いとキビナゴがすぐ取れてしまうので厳しいと思いルアーだけで勝負する。

メタルジグは色々なタイプを試したがアタラナイのでダイソーVJをを投げてみる。

基本はただ引きかストップアンドゴーで表層からだんだんレンジを落としていくと

8カウントくらいで巻いているときに急に動きが止まった。

えっ?根掛かり?

いや、そんなに沈めてないはず…。

思いきり合わせるといきなり引き始めた!

すこしドラグを出されたが巻き始めると急に軽くなる。

典型的なタチウオの引き方。

おそらく合わせた直後は下から咥えてバックするように潜ろうとするが横に引かれると引かれる方向に泳ぐので軽くなる。

そして岸が近くなると最後の抵抗を見せる。

ここでもドラグと出す引きを見せるがそれをいなして抜きあげるとまあまあの型。

F4あるかないかくらい。

やっと釣れた!

ここは個人的にはあまり成績の良くない場所なので1匹でも釣れて一安心。

水も汲んでいなかったので急いで水を汲んでとりあえず血抜き。

処理をすませて再度、ダイソーVJを投げるが反応は無し。

周りでもバタバタ釣れているという感じではないので「回遊はあるが群れが小さい」というところか?

明るくなってから足元でイワシらしきベイト(5~6cmくらい)が泳いでいるのが見えたが、追われている感じはない。

左隣の人はルアーメインでぶっこみサビキもやっているがサビキにはなにも掛かって来ない。

アジ、サバなどがいれば掛かってくるはずだが…。

タチウオはこれ以上はあまり期待できないので、いつサバが回ってくるか回遊待ちの様相。

到着したころに吹いていた風もだんだん弱くなってほとんど吹いていないくらい弱くなった。

ここで回遊を待つか、東向きの公園に移動するかまよいどころ…。

普段からよくランガンする人なら迷わず見切りをつけて移動していたと思うが、自分は普段から粘るタイプなのであれこれ考えはするが結局動かないことが多い。

いつもは場所が空いていなくて奥のほうでやっているが、今回はかなりいい場所に入れたのも動きにくい理由の一つ。

時々シーバスらしき魚がベイトを追い回すところを見かけたが青物のボイルは起こらない。

7時を過ぎたころ、嫁から緊急帰還命令が発令!

(本人はお願い!と言っているが受ける側からすると命令じゃん(笑))

と言いうことで志半ばで中止。

まあ、一匹釣れたし、釣れそうな雰囲気もなかったので良しとしましょう。

帰宅後、野暮用はすぐに片付いたので昼食を済ませてその後の行動を考える…。

今回、西湘でも青物の釣果が上がっていて迷ったが近場なら午後からでも行けるかと思い準備開始。

装備は本当の最小限。

クーラーも持って行かない。

基本はRUNWAYだけでもいいけど、予報だと向かい風がちょっと強そうなので飛ばせない時のためにMonstersurfも持って行く。

あとはバケツに入るものだけ。

車で以前よくヒラメ狙いで通った西湘の無料駐車場があるポイントに行ってみる。

ちょうど、夕マヅメをやろうとする人たちが集まってくる時間らしく空きスペースはあと一台。

ラッキー!

車を停めて準備をしている間にも何台もの車が入って来てはあきらめて帰って行った。

ガチでやるならウェーダーを履くところだがそこまでガチではないので長靴でいく。

ヒラメ狙いだと川を渡って西に行くが、渡れないので東に。

東側は投げ釣りの人が二人だけ。

二人目の人を通り越そうとした時に波打ち際を見ると、何かに追われているのか打ち上げられるギリギリのラインをイワシらしきベイトが泳いでいる。

おっ!ヒラメでもいるのか?

急いで準備をしてまずはイワシカラーのジグを軽く投げる。

波はちょっと高いが風はほぼ吹いていない。

着水するとすぐに重みが加わり

「あれっ?けっこう波に巻かれちゃう感じかな~?」と思いつつ巻いてくると…

なんと魚が付いてた!

手のひらサイズのワカシがスレで掛かっていた。

久しぶりのサーフだったので魚の引きと波に巻かれる時の引きの区別がつかなかった(笑)

さっきベイトを追いかけていたのはこいつだったのでしょう。

バケツに水を汲んでキープ。

すぐに投げ直すが何の反応もない。

群れが小さいのかすぐにいなくなってしまった様子。

いろいろなジグを試してみてもやはり反応が無い。

去年かなり活躍した弓角を試してみる。

今回はあまり時間が無いのでピンク、白、ブルーの三色のみ。

それぞれにフロロ5号を1ヒロとスナップスイベルがセットしてある。

普通のルアーと違って弓角本体だけを簡単に交換できないのでこの方法が多分ベスト。

荷物を絞りすぎてジェット天秤を忘れた!

仕方ないのでナス重り直結。

距離を出すためMonstersurfのほうで投げる。

飛距離はやはりジェット天秤ほど出ない。

メリットとしては中層から下を引きたいときにジェット天秤はすぐに浮いてしまうが、ナス重り単体だと浮き上がりにくい事。

しかし、絡まることは多い。

今回はジェット天秤がないので比較は出来なかったが確率的には同じくらいなのかな?

海のほうは全く平和な様子だが、気が付くと鳥がたくさん集まって来た。

旋回しながら魚を探しているのかどんどん移動して行く。

時合いが来るのかと思いきや、気が付くと鳥はどこかに行ってしまった!

日没直前にそれまで投げ釣りをしていたオジサンが弓角を投げ始めたのでチャンスタイムかと思って一生懸命投げたが、結局初めの一匹以外はアタリすらなく終了。


(今回使ったルアー)

今回の釣果:
タチウオ 1匹
ワカシ  1匹

今回の反省:
前半はあまり相性の良くない場所だが、1匹釣れたので良しとしましょう。

ポウワームを忘れてなければもっと釣れてたかも?

後半は到着時が丁度時合いだったようだが、ラッキーなのか

今回の支出:
ロスト: 600円くらい(C Swimmer)

釣果カウンター
カマス   177匹
スルメイカ   1匹
サバ    12匹
アオハタ      1匹
シロギス      9匹
メゴチ      3匹
タチウオ     1匹
ワカシ      1匹

リリースサイズ
メゴチ    1匹
ハゼ(?)   1匹

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